[レポート]AAAゲーム広告の市場インサイト
PR TIMES / 2024年7月10日 10時45分
レポート全文は無料でダウンロードできます
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100064/69/100064-69-e1a6d6408f5db3ac5b896466299ff4e6-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ベストセラーとなったAAAゲームの成功は、他のどの要因にも劣らず、効果的なマーケティング戦略によるところが大きいと言えます。『Hogwarts Legacy(ホグワーツ・レガシー)』『Diablo IV(ディアブロ IV)』『Starfield』などのゲームは多段階のリリースキャンペーンを実施して、一躍2023年のベストセラーとなりました。Sensor Towerの『AAAゲーム広告の市場インサイト』レポートでは、2023年におけるPC/コンソールゲームの大型リリースと、その成功の原動力となったマーケティング戦略について分析しています。
本レポートでは、2023年の各四半期における大型リリースのマーケティング戦略を掘り下げ、アメリカのPC/コンソール向けデジタル広告の状況を詳しく分析し、ライブサービス、トランスメディアIP、ブランドパートナーシップなど、最大かつ最新のゲームトレンドに関するインサイトを提供します。
レポート全文を無料ダウンロード
『Hogwarts Legacy』の大々的なリリースキャンペーンが寄与し、PC/コンソールゲームとして2023年のベストセラーに
画期的なタイトルが相次いでリリースされたこの年、『Hogwarts Legacy』は年末までに2,200万本を販売し、PC/コンソールゲームとして2023年のベストセラーになりました。世界的なトップIPのファンタジーを実現したことはさておき、どのようにしてこれほどの成功を収めることができたのでしょうか? チャネル別の広告費推移を見てみましょう。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100064/69/100064-69-46f7ed70474f4c83e7c0a5b85cc0bdc7-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
『Hogwarts Legacy』をSensor TowerのPathmaticsデータで分析すると、事前予約、リリース、セカンダリープラットフォーム版のリリースという3つの段階があることがわかります。事前予約の段階では、2022年8月、10月、12月に、主にYouTubeでクリエイティブを展開しました。予約開始は8月で、10月と12月のキャンペーンはハロウィンとクリスマスに合わせたようです。YouTubeはゲームオーディエンスにとって主要な拠点となるプラットフォームであり、そのアルゴリズムは持続的なエンゲージメントをサポートしているため、このように連続したキャンペーンが可能となっています。
興味深いことに、『Hogwarts Legacy』はPS4版とNintendo Switch版をリリースしたときもキャンペーンを実施しました。これら2つのプラットフォーム版は、当初のリリースには含まれていませんでした。2023年第1四半期にリリースされたのは、PS5版、Xbox Series X版、PC版で、この期間に他のAAAタイトルのリリースはほぼありませんでした。
『Hogwarts Legacy』のメディアミックスに関するインサイトも得られます。Warner Bros. Gamesはリリース時、事前予約キャンペーンのときより多様なチャネルを利用し、主力のYouTubeとFacebookに加えて、ソーシャル、OTT、Twitchなどのチャネルを活用しました。
『Diablo IV』は、ソーシャルチャネルごとに異なるオーディエンスに合わせてクリエイティブを調整
2023年第1四半期の大型リリースだった『Hogwarts Legacy』に続く、同年第2四半期の大型リリースは『Diablo IV』です。ライブサービスを考慮すると、2023年のPC/コンソールゲームの中で最大の収益を上げた可能性があります。Pathmaticsでは、『Diablo IV』のクリエイティブ戦略をチャネル別およびリリースの段階別に詳しく確認することができます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100064/69/100064-69-28ac8206b59ef11c2264a16d32343088-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リリースに至るまでの『Diablo IV』のトップクリエイティブを見ると、ネットワークごとに異なる戦略が取られていることがわかります。TikTokのトップクリエイティブでは、TikTokの若いオーディエンスをターゲットに、Billie Eilishの曲『You Should See Me in a Crown』とともにゲームプレイ映像に焦点を当てていました。これに対し、YouTubeなどのソーシャルチャネルでは、視覚的に目を引く実写クリエイティブにより重点を置いて、オーディエンスの注目を集めようとしていました。使われたすべてのクリエイティブを分析することで、『Diablo IV』の大まかな位置付けがわかります。たとえば、全体的にダークで時に不穏なテーマは、『Diablo IV』がよりダークな雰囲気に回帰したことを示唆しており、『Diablo III』のややメインストリーム寄りのファンタジーとは対照的です。この位置付けを裏付けるのが、「Return to Darkness(闇への回帰)」というキャッチフレーズです。
『Call of Duty』の連続リリースから見える戦略の進化
『Call of Duty: Modern Warfare III(2023)』も、前年にリリースされたばかりの『Modern Warfare II』に続く、2023年の大型リリースの1つでした。これら2つのリリースには、どのような違いがあったのでしょうか?
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100064/69/100064-69-2c4e9f43fd6044539c927634d0b850c4-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
毎年リリースされる続編を比較することで、こうした動きの速いチームが得ている教訓を把握できます。たとえば、『Modern Warfare III(2023)』と『Modern Warfare II(2022)』のチャネルごとにフォーマット別広告費を比較すると、興味深い傾向が見て取れます。それは、『Modern Warfare III(2023)』の広告フォーマットが『Modern Warfare II(2022)』より多様化されたということです。これは特にYouTubeで顕著で、『Modern Warfare III(2023)』では15秒以外の長さの広告フォーマットが大幅に増加しました。『Call of Duty』チームは、広告フォーマットを多様化することに価値があると考えているようです。
詳細情報は弊社ウェブサイトに記載しています:
https://sensortower.com/ja/blog/state-of-aaa-games-advertising-2024-report-JP
レポート全文を無料ダウンロード
Sensor Towerの紹介
2013年にサンフランシスコで設立されたSensor Towerは、モバイルアプリ/ゲームのデータや分析環境を提供する企業です。X(旧:Twitter)、Unity、Tencent、HBOなどのグローバルデジタル企業からも信頼されており、モバイル市場のトレンド把握に役立つストアインテリジェンス、広告戦略の最適化に活用いただける広告インテリジェンスなど、デジタル分析プラットフォームとしてモバイルのあらゆる場面で質の高いインサイトと先進のカスタマーサポートを提供しています。
Sensor Towerは、Pocket Gamer Mobile Games Awards 2022において、Best Analytics / Data Tool賞を受賞しました。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100064/69/100064-69-b4a105dae737e6780bee699e42be21ea-1450x850.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本オフィスは2023年夏より東京・日暮里に移転、日本でのビジネスを強化しており、パートナー企業様も急増中です。弊社スタッフも増員しながらお客様のサポートもより強化していく所存です。
Sensor Tower日本オフィス代表
谷内 照吾(Shogo Yachi)
Sensor Towerについての詳細情報は弊社ウェブサイトに掲載されております:
https://sensortower.com/ja
ブログ・レポートの更新情報はSensor Tower Japan X(旧:Twitter)で:
https://twitter.com/SensorTower_JP
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
『スト6』が半額、『龍が如く8』が40%オフ! PSストアで「Summer Sale」開催中
マイナビニュース / 2024年7月17日 14時50分
-
[レポート]世界のモバイルゲーム広告動向インサイト
PR TIMES / 2024年7月17日 11時15分
-
シーズン4でガンダムとコラボした『CoD』がシーズン5ではプロレス団体WWEとコラボか―短い予告映像を投稿
Game*Spark / 2024年7月13日 18時30分
-
モンスターエナジー × RIDDLE × Call of Duty(R): Warzone(TM) Mobile 人気ストリーマー“ボドカ“とのミート&グリート体験など豪華特典が当たるトリプルコラボを実施!
PR TIMES / 2024年7月12日 14時15分
-
[レポート]APAC地域電子機器メーカーのアメリカにおけるデジタル広告に関するインサイト
PR TIMES / 2024年7月3日 10時45分
ランキング
-
1大谷翔平の新居「晒すメディア」なぜ叩かれるのか スターや芸能人の個人情報への向き合い方の変遷
東洋経済オンライン / 2024年7月16日 20時40分
-
2申請を忘れると年金200万円の損…荻原博子「もらえるものはとことんもらう」ための賢者の知恵
プレジデントオンライン / 2024年7月17日 8時15分
-
3工学系出身者が「先進国最低レベル」日本の"暗雲" エンジニアを育てられない国が抱える大問題
東洋経済オンライン / 2024年7月16日 17時0分
-
4「再配達は有料に」 ドライバーの本音は
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月17日 6時40分
-
5リーマンショックで〈全財産1,100万円〉をわずか1ヵ月で失った後、4年で復活を遂げた〈億トレーダー〉が徹底している「守りの資金管理」とは
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月17日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)