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ハーチ株式会社、アミタ株式会社と循環型ビジネスのデザイン手法「サーキュラーデザイン」の社会浸透とサーキュラー市場の活性化に向けて協働・連携を推進

PR TIMES / 2024年6月27日 17時15分

持続可能な社会の実現に向けて循環型の社会デザイン事業を展開するアミタ株式会社(以下、アミタ)と「Circular Economy Hub」といったサステナビリティやサーキュラーエコノミーを軸としたメディアを運営するハーチ株式会社(以下、ハーチ)は、「サーキュラーデザイン」の国内での社会浸透に向けて、協働・連携を進めています。

サーキュラーデザインは、サーキュラーエコノミーの推進のために、製品やサービス、ビジネスモデル、また地域運営の在り方等を循環型にしていくためのデザイン手法です。アミタとハーチは、サーキュラーデザインの日本国内での社会浸透に向けて、サーキュラーデザインの考え方を取り込んでビジネス変革を考えるワークショップの共同開発や、相互メディアでサーキュラーデザインに関するリレーコラム連載を行います。異業種の両社が連携することで、技術・ノウハウの融合によるイノベーションの加速やネットワークの拡大等のシナジーを創出し、サーキュラー市場の活性化を目指します。



[画像: https://prtimes.jp/i/22102/70/resize/d22102-70-96b8afde5fd5e8fecf43-0.png ]

1. 背景
気候変動や資源制約に直面する中、資源の循環利用を通じて付加価値の最大化を目指す、サーキュラーエコノミーへの移行の重要性が高まっています。このサーキュラーエコノミーの概念を具体的に実践するための手法が「サーキュラーデザイン」です。サーキュラーデザインは、製品やサービス、建築、都市開発などさまざまな領域において、ライフサイクル全体をより循環型のシステムに変えていくための設計・デザイン手法を指します。

欧州委員会が発表したレポートにおいても製品の環境負荷の最大80%は「設計」の段階で決定づけられるというデータが引用されており、材料、製造過程、使用方法、廃棄方法など、環境負荷の大部分は、実際に作り始める前のデザインの段階で決まると考えられています。そのため、設計段階でサーキュラーデザインの原則を用いることが極めて重要です。また、国としても、現在50兆円規模である循環経済関連ビジネスの市場を、2030年までに80兆円以上に拡大させる目標を掲げており、企業にとって自社の事業活動を循環型にシフトすることが必要不可欠になると考えています。

アミタは、創業以来45年以上にわたり企業や自治体のサステナビリティの推進やサーキュラー化の支援サービスを提供しています。ハーチは、デジタルメディア運営を通じて培った専門的知見やネットワークを活用して企業・自治体向けサステナビリティ・サーキュラーエコノミー移行支援事業を手がけており、様々な産官学民連携プロジェクトに参画しています。両社は、これまでもサーキュラーデザインおよびサーキュラーエコノミーに関わるリサーチプロジェクトやセミナーなどにおいて協働してきましたが、このたび、日本におけるサーキュラーデザインのさらなる社会浸透およびサーキュラー市場の活性化を目的に、より一層連携を強化・加速します。


2. 連携内容について
1)アミタ×ハーチ サーキュラーデザインワークショップ
アミタが提供する企業のサステナブル経営への移行支援サービス「Cyano Project(シアノプロジェクト)」において、循環型ビジネスの構想フェーズでの支援メニューとして、サーキュラーデザインの考え方を取り込んだワークショップを共同開発しています。本ワークショップでは、サーキュラーデザインのフレームワークに沿っていかにビジネスを循環型にするかを導き出しつつ、企業理念や提供価値の捉えなおしなどを同時に行うことで、サーキュラーでかつ自社らしいビジネスのデザインを目指します。 

従来、サーキュラーデザインの適応領域はプロダクトやサービスのデザインに留まりがちでしたが、これをビジネスデザインやコミュニケーションデザインの領域まで広げることを意図して設計されたプログラムです。


【セミナー案内】サーキュラーデザイン & 本ワークショップに関するオンラインセミナー
日時:2024年7月4日(木)10:30~11:40(オンライン開催)

詳細:https://www.amita-oshiete.jp/seminar/entry/016410.php


※メディアの方もセミナーにご参加いただけます。上記詳細のお申込みフォームより、Q3に「メディア取材」とご記載の上、お申し込みください。

2)相互メディアによるリレーコラム連載 
2024年6月より、アミタが運営するオウンドメディア「未来をおしえて!アミタさん」とハーチ運営の「Circular Economy Hub」において、サーキュラーデザインに関するリレーコラムを連載します。コラム初回は、両社の代表(アミタホールディングス:末次貴英、ハーチ:加藤佑)による対談となっており、この内容は6月14日にアミタグループサイトで公開された「しまうまトーク」からのスピンオフとなります。

リレーコラムでは、両社の「サーキュラー」や「サーキュラーデザイン」に対する捉え方や取り組み、またサーキュラーデザインの先駆事例を紹介・解説することで、日本におけるサーキュラーデザインの理解促進を目指します。また、両社のメディアを活用したリレー形式での連載により、読者が両社のメディアを行き来することで、従来の事業取り組みではリーチできなかった幅広い読者・顧客へのアプローチが可能となります。

第1回 アミタ×ハーチ リレーコラム連載
https://www.amita-oshiete.jp/column/entry/016422.php
※第2回は7月頃にCircular Economy Hubに掲載予定

しまうまトーク
「循環はみんなを幸せにする~「好きなこと」で「社会を『もっと』よくする」仕組みづくり~」
https://www.amita-hd.co.jp/vision/zebratalk/202406.html




3. 今後の展望
アミタは、本協働・連携を通じて、Cyano Projectの商品性強化および、啓蒙・広報と営業・販売の連動により共感を軸とした顧客との長期的なパートナーシップを構築する「バリューマーケティング」の強化に取り組みます。ハーチは、本協働・連携や欧州に拠点を持つ強みや国内外のネットワークを活用し、日本におけるサーキュラーデザインの研究、普及および社会実装、文化創造に取り組みます。

また、ハーチが東京都の多様な主体によるスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」の協定事業として展開する、サーキュラーエコノミー領域に特化したスタートアップ企業の創業支援プログラム「CIRCULAR STARTUP TOKYO(サーキュラー・スタートアップ東京)」のプログラムパートナーとして、アミタが参画しています。

CIRCULAR STARTUP TOKYO 公式サイト:https://circularstartup.tokyo/



今後も上記の取り組みのみならず、サーキュラーエコノミーの推進を目指し、サーキュラーデザインの社会浸透に向けた協働・連携を推進していきます。

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