京都芸術大学 映画学科に、ネット上のスタジオ「D STUDIO」がオープン!作品を世界に配信していきます。
PR TIMES / 2021年2月20日 12時15分
コロナ禍、ネット上に生まれた新たな架空スタジオから、作品を劇場へ、世界へ。
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/// 概要
京都芸術大学(京都市左京区/学長 尾池和夫)の映画学科では、京都市左京区の瓜生山キャンパス高原校舎に実在する A・B・C スタジオに次いで、学生たちの新たな実験と活動の場として、ネット上の新たなスタジオ「D STUDIO」を開設しました。装置としての「D STUDIO」は、これまでの作品とこれからの作品をここに記録していきます。
https://www.takahara-dst.com
/// 俳優 井浦新氏、映画監督 青山真治氏、李相日氏など応援メッセージが続々到着!
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「D STUDIO」の開設おめでとうございます。なにかとご縁のある京都芸術大学映画学科。以前、高原校舎のスタジオで映画の撮影をした時は、映画づくりの全てが整った環境に胸が躍りました。世界的に表現が制約されたこの時期に、生まれるべくして生まれた世界中と繋がれる「D STUDIO」には、無限の可能性と希望が詰まっていると思います。私たちはこのような、真新しい若き才能と出逢える場を待ち望んでいました。きっと同じ想いの映画人、そして映画を愛する人はたくさんいます。この場が映画と出逢いのきっかけになる人もいるはずです。
「D STUDIO」から発信される、ここでしか観れない表現と仕事、そして作品との出逢いを、これからも楽しみにしています。
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私は映画をインターネットで見ることに反対です。少なくとも私は見ません。
あらゆる意味で速度が映画に向いてない。
言葉は速度も場所も選ばない。時として勇気づけられることもある。
うまく行くことを祈っています。
ま、どうしても見たくなったら見ます、映画も。
私にそうさせたら大したもんだ。
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この道を選んだバカ者たちにつける薬はありません。
造る、という恐ろしい行為に喜んで手を染めるわけですから。
裸で心を晒せば、癒えない傷を負うこともあるでしょう。
僕にとって映画しかないように、あなた方にも”造る”しかないのです。
ガンバレ、とは言いませんが、信じろ、とだけ届けます。
/// 注目の2020年度卒業制作作品、好評につき配信期間延長!
2/6の開設から一週間ほどで合計1万件を超える全国からの「D STUDIO」へのアクセスや、多数の今年度卒業制作作品のオンライン鑑賞、作品へのコメントを受け、本来は「卒業展」開催期間中(2/6~2/14)のみの予定となっていた作品配信の延長が決定。2/28までとなります。
卒業生との対談、作品についてのトークイベントなどの準備も急ピッチで進められておりますので、随時詳細をサイトにて更新いたします。
輝かしい功績を残した先輩方の背中を追いかける在学生たち。
卒業制作作品だけでなく、1年生~3年生の作品はもちろん、卒業生や近隣の映画館との繋がりにもご期待ください。
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/// 東盛あいか監督『ばちらぬん』海を越え、沖縄へ
「D STUDIO」にて視聴可能である2020年度卒業制作作品のうちのひとつ。
映画学科 俳優コース11期生、東盛あいかが監督した『ばちらぬん』が、 「D STUDIO」を通じて彼女の故郷である沖縄に届き、八重山毎日新聞で大きく取り上げられるなど、注目を浴びています。
「ばちらぬん」は沖縄にある与那国島の方言で、「忘れない」を意味する言葉です。彼女の故郷に対する想いや、与那国の姿を、ドキュメンタリーとファンタジーを掛け合わせることにより、見事に描き切った作品となっています。
この先も「D STUDIO」から沢山の作品が世に羽ばたけるよう、
京都芸術大学映画学科は作品を生み出し、挑戦し、活動し続けます。
作品を劇場へ 世界へ。
ネット上の映画学科スタジオ「D STUDIO」
https://www.takahara-dst.com
「D STUDIO」運営委員会
代表者:鈴木歓(京都芸術大学 映画学科教授)
MAIL:takaharadst@gmail.com
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