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「DNP高視認性パターンライト」を路面のガイドラインの施工へ活用

PR TIMES / 2021年10月5日 12時30分

施工効率の大幅UPに貢献

大日本印刷株式会社(DNP)は、2021年8月・9月に北海道と東京都で開催されたマラソン競技大会と5月の予選会に向けて、「DNP高視認性パターンライト」を用いて競技コースの測定線に沿って路面上にガイドラインをマーキングする新施工方式の実証試験に協力しました。
DNPが独自開発した「DNP高視認性パターンライト」は、直線や矢印などのさまざまな形状パターンを着色光として投影できます。直線の「ラインパターン」を投影するタイプは、約100m先までシャープな線状の光をまっすぐ投影することが可能で、今回の実証試験では、施工を担当する北海道技建株式会社が、この製品を用いて新方式での施工と評価を行いました。その結果、路面へのガイドライン施工工程で作業負荷が高かったマーキング作業の効率を大幅に向上できることが実証されました。



【「DNP高視認性パターンライト」活用の背景】
近年の国際マラソン大会では、競技コースの測定線に沿って、ランナーを誘導するガイドラインを路面上に施工しています。ランナーにとって視認性の高いガイドラインを引く必要がありますが、車の反対車線側をランナーが走ることもあり、縁石や道路標示等を目安にしにくいといった制約があるほか、石灰等で作業線を引く「墨出し作業」の負荷が高いなど、施工の難易度が高いことが課題となっています。また、都市部での作業は、夜間に道路規制を行った上で素早く終了させる必要があります。
こうした課題に対して今回、「DNP高視認性パターンライト」で約100m先まで緑色の光の「ラインパターン」を投影し、それを目印として、「墨出し作業」を行うことなくガイドラインを直接施工することで、作業の負荷軽減と時間短縮を実現しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/69194/70/resize/d69194-70-baab95fb9e9e579d755c-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/69194/70/resize/d69194-70-a782121cf73c45518dc8-1.jpg ]

約100m先まで投射したラインパターン(緑の光の線)に沿って施工作業を実施
(施工:北海道技建株式会社(本社:北海道)

【「DNP高視認性パターンライト」の概要と特長】
○小型で低消費電力でありながら、数メートル先から遠方まで明るく明瞭なパターンを投影することが可能な製品です。直線や矢印など、用途や場所に適したパターンを投影することができます。
*詳細はこちらをご覧ください → https://www.dnp.co.jp/news/detail/1192724_1587.html
*屋外で利用する際は、夕方から明け方までの時間帯を想定しています。
○直線の光を投影する「DNP高視認性パターンライト」の「ラインパターン」は、シャープな緑色の光のラインを遠方まで届けることができます。製品の設置角度を調整することで、数mから約100m先まで光を投影することができます。
○三脚等に「DNP高視認性パターンライト」を固定して投影するほか、他の製品等の上に設置することも可能です。

【今後の展開】
DNPは今後、今回の施工実績を活かし、「DNP高視認性パターンライト」を各種作業支援や境界表示などに展開していきます。また、活用範囲を拡大していくよう、引き続き用途開発を進めます。
なお、10月6~7日に東京ビッグサイトで開催される「ハイウェイテクノフェア2021」の西尾レントオール株式会社(本社:大阪府 https://www.nishio-rent.co.jp/)のブースで本製品を紹介します。

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