ベーリンガーインゲルハイム、成長軌道に乗る

PR TIMES / 2012年4月25日 20時12分

この資料は、ドイツのベーリンガーインゲルハイム(Boehringer Ingelheim GmbH)が4月24日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。尚、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。この資料の内容および解釈についてはオリジナルが優先することをご了承ください。

2011年度堅調な業績を達成

2012年4月24日 ドイツ/インゲルハイム

製薬企業ベーリンガーインゲルハイムは、将来に対して盤石の体制を築いています。2011年度の売上高は、現地通貨ベースで6.2%増の132億ユーロ(1兆4,624億円)でした。営業利益は23億ユーロ(2,523億円)、営業利益率は17.3%となりました。昨年発表した業績予測通り、1桁台半ばの成長率など当社の事業計画を達成することができました。取締役会会長、医薬研究開発担当取締役Prof. アンドレアス・バーナーは、「2011年度の業績は、私たちの持続的な成長戦略が正しいことを証明しています」と、ドイツのインゲルハイムにあるグローバル本社で開催された業績発表記者会見で述べました。研究開発主導型企業として、ベーリンガーインゲルハイムは、株式を公開しない企業形態で、独立した企業のポジションを維持し、長期に持続的で着実な成長を目指しています。バーナー会長は、「自社の研究開発への継続的な投資により、私たちは新たな成長期へと進むことができました」と述べました。

医療用医薬品事業の売上高は全売上高の77%となりました。財務・アニマルヘルス事業担当取締役フベルトゥス・フォン・バウムバッハは、「『プラザキサ(R)』、『トラゼンタ(R)』などの新製品に加え、『スピリーバ(R)』、『ミカルディス(R)』、『COMBIVIENT(R)』などの既存製品でも堅調な業績の伸長が示されました」と述べました。特に経口抗凝固薬「プラザキサ(R)」の2011年度の売上高は、6億2900万ユーロ(698億円)と、2011年度のベーリンガーインゲルハイムの成長に大いに貢献しました。「『プラザキサ(R)』は、ここ数年の製薬業界において、最も成功を収めた新製品の発売の1つと言えます」とまとめました。

IMSデータによると、ベーリンガーインゲルハイムの2011年の医療用医薬品事業の成長率は8.2%と、世界の医薬品市場の成長率4.6%と比較しても、高い成長を達成しました。その成長を支える社員は、1,800人(前年比4%増)増加し、世界で44,000人を超えました。

持続的な成長を支える研究開発

自社の研究開発パイプラインが、当社の将来をさらに確実なものにしています。バーナー会長は「当社は呼吸器疾患、糖尿病、腫瘍、C型肝炎、特発性肺線維症などの治療領域で新薬の開発を進めています」と述べました。喘息患者へのチオトロピウム投与やC型慢性肝炎の新たな治療法、さらに特発性肺線維症治療のためのチロシンキナーゼ阻害薬BIBF1120の臨床試験が進められています。バーナー会長は、「これらの新たな臨床試験が、患者さんに必要な治療法の開発につながるのです」とまとめました。
「プラザキサ(R)」と「トラゼンタ(R)」などの革新的な医薬品を継続的に開発していくために、当社は自社の研究開発へ今後も積極的に投資をしていきます。ベーリンガーインゲルハイムの2011年の研究開発費は、前年比3%増の25億ユーロ(2,794億円)となり、医療用医薬品の売上高の23.5%を占め、業界水準を上回っています。

企業業績が大幅に改善

医療用医薬品事業、コンシューマーヘルスケア事業、アニマルヘルス事業、インダストリーカスタマー事業(主にバイオ医薬品事業)など、すべての事業領域が、2011年度のベーリンガーインゲルハイムの成長をけん引しました。売上高は約6億ユーロ(650億円)増加し、132億ユーロ(1兆4,624億円)に、営業利益率は15.1%から17.3%、自己資本比率は40%となり、ベーリンガーインゲルハイムの財務状況は更に強固なものとなりました。「強固な財務状況は、株式を公開しない企業形態で、独立した企業のポジションを維持するための必須条件です」と財務・アニマルヘルス事業担当取締役フォン・バウムバッハは述べました。健全な財務状況は、5億1,400万ユーロ(511億円)増加した、営業活動によるキャッシュフロー26億ユーロ(2,853億円)にも反映されています。

2011年度、コンシューマーヘルスケア事業(OTC医薬品)事業が伸長したことも、当社の業績に好影響をもたらしました。売上高は現地通貨ベースで7.1%増加しました。主な成長要因は、それぞれの市場で上位3位に位置する主力製品「BUSCOPAN(R)」、「DULCOLAX(R)」、「MUCOSOLVAN(R)」、「PHARMATON(R)」「BISOLVON(R)」によるものです。ベーリンガーインゲルハイムは、コンシューマーヘルスケア業界においていて、世界最大手10社の第6位に位置しています。

地域別売上高 - 最重要市場は米州

増収の主な要因は、米州、アジア・オーストララシア・アフリカ(AAA)の業績によるものでした。米州の売上高は、前年比6.3%増の61億ユーロ(6,758億円)でした。米州の売上高は、全売上高の46%を占めており、引き続きベーリンガーインゲルハイムの主要市場の1つです。欧州の売上高は、厳しい医療政策により、1.3%減の40億ユーロ(4,482億円)となりました。重要な地域であるAAAでは9.9%増と最も高い成長がみられ、売上高は、全売上高の約23%を占める30億ユーロ(3,383億円)となりました。AAAの中で、日本は18億ユーロ(2,033億円)と約6割を占めます。
当社はBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)に加え、中東、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなどの国々に大きな成長機会があると捉えており、事業活動を展開していく予定です。現在ベーリンガーインゲルハイムは、中国だけで2,700名の社員を擁しています。

市場を上回る成長を遂げるアニマルヘルス事業

2011年、アニマルヘルス事業が好調に業績をあげ、売上高は5,500万ユーロ(61億円)増加し、9億7,600万ユーロ(1,023億円)へと引き続き増加を見せました。ベーリンガーインゲルハイムのアニマルヘルス事業は、現地通貨ベースで市場を上回る約8%と最も高い成長率を達成しました。主な成長要因は、豚用ワクチン「インゲルバック(R)サーコフレックス」によるものでした。インゲルバック(R)サーコフレックスの売上高は、2億5,700万ユーロ(285億円)と、ベーリンガーインゲルハイムの動物用医薬品の中で1番の製品です。アニマルヘルス事業は、現在グループ全体の売上高の7%を占めています。欧州での動物用ワクチンの研究施設であるBIVRC(ベーリンガーインゲルハイム動物薬研究センター)をドイツのハノーバーに擁しています。

成長の鍵を握るバイオ医薬品事業

インダストリーカスタマー事業(バイオ医薬品、医薬品生産、医薬品の受託製造など)の売上高は、現地通貨ベースで9.2%増の6億9700ユーロ(774億円)を達成し、全売上高の約5%を占めます。主な成長要因は、この事業部門の74%を占めるバイオ医薬品事業が好調に推移したことによるものでした。

2012年の見通し

今後もベーリンガーインゲルハイムは、革新的な治療薬を生み出すために、自社の研究開発に戦略的に取り組んでいきます。バーナー会長は、「当社は、アンメットニーズのある疾患領域での新薬上市準備を進めており、そのために今後も積極的に自社の研究開発に投資をしていきます」と述べました。革新的な新薬である「プラザキサ(R)」と「トラゼンタ(R)」のマーケットポジションが確立され、バイオ医薬品やアニマルヘルス事業も更に成長することが期待されます。2012年度もベーリンガーインゲルハイムは持続的な成長を遂げ、1桁台後半の成長率を達成したいと考えています。更なる成長は、当社の利益率の更なる改善にもつながります。

ベーリンガーインゲルハイムについて

ベーリンガーインゲルハイムグループは、世界でトップ20の製薬企業のひとつです。ドイツのインゲルハイムを本拠とし、世界で145の関連会社と44,000人以上の社員が、事業を展開しています。1885年の設立以来、株式公開をしない企業形態の特色を生かしながら、臨床的価値の高いヒト用医薬品および動物薬の研究開発、製造、販売に注力してきました。

ベーリンガーインゲルハイムにとって、社会的責任を果たすことは、企業文化の最も重要な柱の一つです。事業を展開する世界の国々において、社会問題に取り組み、社員とその家族を思いやり、全社員に平等な機会を提供することが、 ベーリンガーインゲルハイムの基盤です。そして、尊重と誠実を重んじ、環境保護と持続可能な社会の実現に向けて貢献することが、ベーリンガーインゲルハイムの本質であり使命です。

2011年度は132億ユーロ(約1兆4,624億円)の売上を示しました。革新的な医薬品を世に送り出すべく、医療用医薬品事業の売上の23.5%相当額を研究開発に投資しました。

日本ではベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社が持ち株会社として、その傘下にある完全子会社の日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(医療用医薬品)、エスエス製薬株式会社(一般用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン株式会社(動物用医薬品)、ベーリンガーインゲルハイム製薬株式会社(医薬品製造)の4つの事業会社を統括しています。日本のグループ全体で約2,700人の社員が、革新的な医薬品の研究、開発、製造、販売に従事しています。
日本ベーリンガーインゲルハイムは、呼吸器、循環器、中枢神経などの疾患領域で革新的な医療用医薬品を提供しています。また、グローバルな研究・開発の一翼を担う医薬研究所を神戸に擁しています。

エスエス製薬は、ベーリンガーインゲルハイムの優れた経営資源を最大限活用し、スイッチOTC薬の開発・導入など、日本市場への新しい価値の提案を行っています。同グループにおけるコンシューマーヘルスケア分野の持続的な成長を支える役割を担っています。
ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパンは、日本の動物用医薬品市場で、豚、牛、家禽といった畜産分野、及び、コンパニオンアニマルの健康分野に注力し、製品の開発、マーケティング、販売を展開しています。
ベーリンガーインゲルハイム製薬は、日本における医薬品の製造拠点として、その卓越した生産および包装技術を発揮しています。
詳細は下記をご参照ください。

http://www.boehringer-ingelheim.co.jp


企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング