国際NGOプラン・インターナショナル ロヒンギャ難民への緊急支援活動の寄付を引き続き募集中~水と衛生、子どもの保護、教育に注力~
PR TIMES / 2017年11月17日 19時1分
国際NGOプラン・インターナショナル(以下、プラン)は、バングラデシュに逃れたロヒンギャの人々に対し、子どもの保護と教育、安全な水と衛生分野を最優先とした緊急支援を実施しています。これらの支援活動にともなう寄付を受け付けております。
【ロヒンギャ難民および避難所の状況】
2017年8月末からミャンマーのラカイン州で発生した暴動とその混乱が原因で、8月25日以来、61万人以上のロヒンギャの人々が、ミャンマーのラカイン州からバングラデシュの南東部コックスバザール県に流入しています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/12939/71/resize/d12939-71-761825-0.jpg ]
着の身着のままでコックスバザールにたどり着いた難民たちのキャンプでの生活は、とくに女の子や女性たちにとってプライバシーや安全の確保が難しく危険な状況です。
10月から11月はサイクロンの季節で、風雨が追い討ちをかけます。さらなる衛生状態の悪化により、コレラなどの水を媒介とする感染症の発生が懸念されています。
衛生用品の不足、約150人に1基しかないトイレ事情といった水と衛生問題は、女の子や女性たちにとっては深刻な問題となっています。
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【プラン・インターナショナルの活動状況】
コックスバザール県に事務所を置き、21人体制で支援活動を行っています。
■ これまでに行った支援
「水と衛生」
・ 1万世帯以上に衛生用品を配布
・ 394箇所の緊急トイレを設置し、2940世帯1万4700人以上の使用が可能に。
・ 503回の衛生に関する意識啓発セッションを実施。2万1000人以上が参加。
・屋外排泄の中止、安全な飲料水の使用と手洗い、生理時の衛生管理などについて説明会を実施。
「子どもの保護」
・ 行政と協力しながら、女の子をはじめとするもっともリスクの高い子どもたちの状況調査と再会にむけた家族探し。
「水と衛生」は、人が生活していくうえで最低限保障されるべき基本的人権にかかわるものです。難民キャンプにおいては、清潔で安全なトイレの設置は、女の子や女性たちの身の安全にもつながります。
今後はあわせて、難民キャンプでの教育支援も準備しています。
■ 引き続き行う具体的な支援
・ 仮設住宅の提供と必要な生活用品(4500世帯)
・ 衛生用品の支給(1万5000世帯)
・ 仮設トイレの設置(1500基)
・ 「子どもひろば」設置と心のケアの実施
・ プライバシーに配慮した女性用浴場の設置
*「子どもひろば」とは:災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。現地では、混乱のなか、子ども、とりわけ女の子は虐待や搾取の対象となる危険性が高まります。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守ることができるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です。
[画像4: https://prtimes.jp/i/12939/71/resize/d12939-71-172452-3.jpg ]
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[表1: https://prtimes.jp/data/corp/12939/table/71_1.jpg ]
詳しくは、こちらをご覧ください。(https://www.plan-international.jp/activity/report/20171117_2493/)
【第3報】急がれる衛生環境の改善と安全の確保~ロヒンギャ難民緊急支援~
引き続き、ロヒンギャ難民緊急支援のご寄付をよろしくお願いします。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/12939/table/71_2.jpg ]
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