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株式会社ヒューマノーム研究所は、株式会社フージャースケアデザインと共同で、高齢者の健康予測に向けた調査研究を開始します

PR TIMES / 2024年8月21日 15時15分

シニア向け分譲マンション「デュオセーヌ」の居住者・職員のみなさまに協力いただき、安心できる高齢者の日常生活を支援するAI開発に取り組みます



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42913/71/42913-71-618fa5ac539d25853fa340294d029726-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


株式会社ヒューマノーム研究所(本社:東京都中央区、以下「ヒューマノーム研究所」)は、シニア向け分譲マンションの企画・運営を行う株式会社フージャースケアデザイン(本社:東京都中央区、以下「フージャースケアデザイン」)と共同で、高齢者が自らの健康と向き合うためのAI開発に向けた、生活データの計測および解析を開始しました。
変化し続ける社会情勢に向き合いながら、高齢者が健康を案じる気持ちに寄り添い、人の目が行き届きにくい心理面も含めた見守りサービスをつくりたい、という思いが両社ともに一致し、今回の連携にいたりました。
ヒューマノーム研究所が培ってきた体調予測AIを、高齢者向けに特化し精度をあげることで、本人の主観だけでは気づきにくい体調変化の兆しを拾い上げ、疾病予防・早期治療につなげる機会の増加を目指します。

本取組に関して問い合わせる

本件の背景
高齢者が抱える代表的な不安には「自分が病気になる」「介護が必要となる」「認知症を患う」などの健康に関するものがあげられています。未婚率の増加や核家族化の影響を受け、2040年には単独世帯の割合が40%に達すると見込まれています。健康状態を継続的に観察すること、変化に注意を払うことを家族のみで維持することは困難になると予想されます。

現在、政府も医療DXへの取り組みを積極的に進めており、介護現場では要介護者の見守り業務の省力化を目的とし、生体データの収集・分析が行われています。デジタル技術の活用による良質なケアを受けやすい環境は、今後ますます重要視されていくものと考えられます。

本件では、当社と「住むことで健康になるマンション」をテーマに新しい暮らし方の提案に取り組むフージャースケアデザインと連携し、高齢者のさまざまな日常生活データから高齢者の体調変化を予測するAI開発を進めます。日常生活のささいな変化から体調変動の予兆を見出す仕組みをつくることで、高齢者が適切なタイミングで受診・検査できる環境の提供を目指します。

本件の取り組み
体調変動予測を行うAI開発の実施にあたっては、高齢者の日常生活データの取得が不可欠です。
本開発の起点となる「日常生活を普通に送ることができる高齢者」の実データを取得するため、フージャースケアデザインが運営するシニア向け分譲マンションのご入居様にご協力いただき、以下の身体計測会を実施しました。

[表1: https://prtimes.jp/data/corp/42913/table/71_1_1b98cbe139f1e00a76818242b56813e0.jpg ]


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42913/71/42913-71-8d6a2ef06bbbbb604ffd6fe53bf5db8a-800x533.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
測定会の様子(1)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42913/71/42913-71-f4a031f268ec676f94419727f988bc4c-800x533.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
測定会の様子(2)


本計測会と並行して、日常生活に支障のない高齢者を対象とする継続的な生体データの計測活動を予定しており、継続的に試験的な計測を進めています。試験計測はデュオセーヌ豊田の職員のみなさまにご協力いただき、高齢者がデジタルデバイスを利用する際に生じる諸問題(デジタル・ディバイド問題、利便性の周知方法、サポート体制など)の洗い出しや、導入に向けた流れについて検討しています。

今後の予定
入居者の日常生活改善に向けた啓発活動の一環として、計測結果に加えてデータ分析から得られた見解をフィードバックレポートとして参加者のみなさまへ返却いたします。計測データや解析結果については今後の体調変動予測AIの基礎データとして活用する予定です。

今後は、入居者のみなさまにデジタルデバイスによる、睡眠・運動量データの継続的な取得、アンケートによる主観的な体調の調査を行います。高齢者の体調とデータの相関に関する解析と、高齢者に特化
した体調変動予測AIの開発を進めていきます。家族が担ってきた見守り業務の省力化に加え、健康状態にあわせた運動プログラムや受診の提案など、さまざまな形で高齢者の健康を支援していきます。

フージャースケアデザインの提供するシニア分譲マンションにおいては、本AIによる計測・解析をご希望される入居者のデータを施設内に常設されている健康相談室に提供することで、スタッフ(看護師)による見守り体制の省力化と強化をはかります。心身の変動を見守るデータを継続的に取得することで、医療へのスムーズな連携体制の構築だけではなく、スタッフと入居者の関係性を深める契機や、高齢者の日常生活に関するデータベースとしても活用していく予定です。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/42913/71/42913-71-869d197d7cde5ca6668568449f940ed7-1999x1122.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本調査研究概要

本取組について問い合わせる

会社概要
株式会社ヒューマノーム研究所 会社概要
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/42913/table/71_2_53b7e5b6264f912c208bdba522a7ef9d.jpg ]

株式会社フージャース ケアデザイン 会社概要
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/42913/table/71_3_8802317d0e4120f8cc73fb9162f091a0.jpg ]

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