「知って、肝炎プロジェクト」特別参与 杉 良太郎氏が日本労働組合総連合会会長を表敬訪問 「健康あってこその労働。肝炎ウイルス検査の早期受検を。」と訴え
PR TIMES / 2019年11月28日 15時45分
肝炎の早期発見・早期治療の必要性を伝達
世界では3億人以上が肝炎ウイルスに感染していると推計され、世界最大規模の感染症です。また、肝炎は放置すると健康に対し重大な損害をもたらす可能性があります。肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識、肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎の正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動しております。
この度、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」の特別参与 杉 良太郎氏が、11月21日(木)に日本労働組合総連合会を表敬訪問し肝炎に関する啓発活動を行いました。
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当日は挨拶の後、杉特別参与は日本労働組合総連合会 会長 神津 里季生 氏と肝炎について懇談を行いました。杉特別参与は、「肝炎という病気は、自分が肝炎であるかどうか気づくことが遅く、気づいたときには肝炎や肝硬変になっていることがあります。働き手が肝炎になると家族が困ってしまうため、連合の皆様やそのご家族の方に肝炎ウイルス検査をご受検いただくよう、神津会長から皆様に伝えていただきたいと思っております。」とお話しされました。それを受け、神津会長は「今日お越しいただいてお話を伺う中で、杉さんが熱意を傾けてご活動されていることは、とても大事な内容だと思いました。私共もしっかりと受け止めてこの意義を広めていきたいと思います。」とお応えになりました。
今後も当プロジェクトでは、肝炎の知識や検査の必要性を知ってもらうことを目指し、啓発活動を行ってまいります。
日本労働組合総連合会表敬訪問 概要
厚生労働省では、肝炎総合対策推進国民運動「知って、肝炎プロジェクト」を立ち上げ、杉 良太郎氏を同運動の特別参与に任命し、杉特別参与が芸能界・スポーツ界から大使・スペシャルサポーターを任命して、肝炎対策の普及啓発を行っています。
このたび、 「知って、肝炎プロジェクト」は日本労働組合総連合会表敬訪問を行いました。杉特別参与が日本労働組合総連合会 会長 神津 里季生 氏を訪問し、「知って、肝炎プロジェクト」推進のメッセージ伝達を行いました。
■日時
2019年11月21日(木)13:00~13:30
■開催場所
日本労働組合総連合会
■出席者
日本労働組合総連合会 会長 神津 里季生 氏
日本労働組合総連合会 総合政策推進局 井村 和夫 氏
知って、肝炎プロジェクト 特別参与 杉 良太郎 氏
厚生労働省健康局 肝炎対策調整官 小野 雄大 氏
警察庁 長官官房参事官 鶴代 隆造 氏
訪問レポート
懇談の中で杉特別参与は、「肝炎という病気はまず一度検査をしていただくことが大切ですが、全国各地でスペシャルサポーターを通じてその重要性を伝えても、中々みなさん動き出してくれません。以前、肝炎ウイルス検査の無料ブースでマスコミの方が受検された際、陽性者が出ました。そこで初めて周りの方々も検査の重要性に気づかれました。いち早く肝炎ウイルス検査へと動き出し、早期発見、早期治療をしていただくことで、病気の進行を抑えることができ、組合員の皆様も元気に働き続けることができます。」とお話しされました。神津会長は「お話を伺って、連合が掲げている課題と、性質が共通するように感じました。辛い労働環境に置かれていてもなんとなく日々を過ごしてしまう人が多く、あと一歩動き出せば世界が変わるのに対策を講じないままになってしまっています。肝炎も一歩踏み込み、肝炎ウイルス検査を受検すれば命が救われる。この事実を知ってもらえるよう、気づきが大事であるということを広めていきたい。」と、プロジェクト活動に賛同するお気持ちを明らかにしました。
懇談終了後に行われた囲み取材で杉特別参与は、「健康は、みんな当たり前だと思っている。家族や周りの人が健康を害したときに、あの時検査を受けていれば、と後悔しないように早くから肝炎ウイルス検査を受検いただくことが重要になります。今回の表敬訪問を通して神津会長に、健康あってこその労働であるということをご理解いただき、とても有意義な会になったのではないかと思います。」と振り返り、表敬訪問は終了しました。
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知って、肝炎プロジェクトとは
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このキャンペーンは、平成23年5月16日に策定された肝炎対策基本指針を受け、平成24年度に厚生労働省の普及啓発事業として開始されました。その後、平成25年度より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎への正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくこと目的とした「肝炎総合対策推進国民運動事業」として啓発活動を致しております。
肝炎とは何か、そしてどのように感染するのか、放置するとどうなるの、そして様々な予防方法と治療法を知ってもらうことを目指します。肝炎は放置すると肝硬変・肝がんという重篤な疾患に進行する可能性があります。世界保健機関(WHO)は、2010年に世界的レベルでのウイルス性肝炎のまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消や感染予防の推進を図ることを目的として、7月28日を"World Hepatitis Day"(世界肝炎デー)と定め、肝炎に関する啓発活動等の実施を提唱しました。日本でもこれに呼応した取組として、7月28日を日本肝炎デーと定め、国及び地方公共団体、医療団体や事業主団体等の協力を経て、肝炎の病態や知識、予防、治療に関わる正しい理解が進むよう普及啓発を行うとともに、受検勧奨を推進致します。
また、厚生労働省 肝炎総合対策推進国民運動 特別参与 杉良太郎氏をはじめとする、芸能界・スポーツ界から大使・スペシャルサポーターの方々に肝炎ウイルス検査の普及啓発などを目的とした広報活動をお手伝い頂いています。
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