山口県歯科医師会とライオン株式会社共同での実証実験『おくち育 噛もっと!』のグミ、ガムを使用した教育プログラムで児童の噛む力が向上
PR TIMES / 2024年2月26日 20時15分
ライオン株式会社(代表取締役兼社長執行役員:竹森 征之)は、「健口スマイル推進事業の展開に関する連携協定」を締結する公益社団法人山口県歯科医師会(会長:小山 茂幸)と共同で、2023年10月から12月まで山口県内の小学校3校(167名)を対象に、グミやガムを活用して児童の噛む力を育む教育プログラム「もっとかもっとチャレンジ」の実証実験を実施しました。
小学校で児童たちに噛む力を育む大切さの授業を実施した後、それぞれ自宅で30日間、弾力のあるグミを食べて噛む力のトレーニングを行った結果、児童たちの噛む力が顕著に向上することがわかりました。さらに、実証実験に参加した3校のうち山口市立小郡小学校では、2023年12月15日(金)に山口県歯科医師会の小山会長が、動物の歯の標本や『噛もっと!ガム』を使いながら、噛むことの大切さを伝える授業を行いました。
今後も当社は、山口県歯科医師会と共同で、「健口スマイル推進事業」を通じて、学校から家庭、職場における口腔ケア意識を定着させ、健康寿命の延伸を応援して参ります。
[画像1: https://prtimes.jp/i/39983/72/resize/d39983-72-845915b933ab9df964fa-0.jpg ]
■「もっとかもっとチャレンジ」概要
「もっとかもっとチャレンジ」は、弾力のあるグミを1日2枚を目安に食べて噛む力をトレーニングし、ガムで噛む力をチェックする「噛む力育成プログラム」です。30日間グミを1日2枚目を安に摂取してもらい、2色のガムの混ざり具合にて噛む力のレベルを確認します。摂取前との差を変化量としてそれぞれ算出しました。
【対象】山口県内の小学校3校の1-2年生(167名)
【配布物】『おくち育噛もっと!』 の「グミ」「ガム」(※1)、トレーニング記録シート、記録用シール等
[画像2: https://prtimes.jp/i/39983/72/resize/d39983-72-2cd1684681217195f83f-1.jpg ]
(※1) オンラインショップ限定販売
■検証結果
1.参加児童の噛む力が向上。トレーニング実施日数が多いほど噛む力がより高まる!
児童たちに噛む力レベルを自己チェックしてもらった結果、噛む力レベル変化量は、実証実験期間中に噛む力のトレーニングに取り組んだ日数が多い児童ほど、噛む力が向上する傾向が認められ、トレーニング日数15日以下の児童の変化量が平均0.3向上したのに対し、30日間継続した児童では変化量が平均で1.0向上しました(図1)。また、噛む力レベル変化量は、全体平均で0.8向上していました(n=167)。
児童たちに事後アンケートで感想を聞いたところ、「美味しかったし、楽しかった!」、「毎日グミを食べて噛む力が強くなったと思う」などがあげられ、楽しく前向きに噛む力をトレーニングできたと好評でした。
[画像3: https://prtimes.jp/i/39983/72/resize/d39983-72-549f24ecf37fc0053f8e-2.jpg ]
2.口腔機能を鍛えることで、「よく噛む」「口を閉じて食べる」ように習慣が変化!
保護者に事後アンケートで食習慣の変化について尋ねると、普段の食事で噛む回数が少ないと思っていた児童の保護者のうち、52%が実施後によく噛むようになったと思うとの回答でした(図2)。
また、普段の食事で口を閉じずに食べることがあると思っていた児童の保護者のうち、52%が実施後に口を閉じて食べるようになったと思うとの回答でした(図3)。
保護者の感想を聞いたところ、「おやつ感覚で食べられて噛む力を鍛えられるので、楽しく取り組めていいなと思った」、「しっかり噛むことを意識してほしかったので、今後もこのような機会を学校を通して行なってほしい」などがあげられ、手軽に楽しく噛む力を育む習慣がつくれると好評でした。
[画像4: https://prtimes.jp/i/39983/72/resize/d39983-72-9e3562a73f070e7974e2-3.jpg ]
これらの検証結果から、噛むことの大切さを楽しく学習できる教育プログラムとして、一定の効果と受容性があることを確認できました。
当社は、今後も「健口スマイル推進事業」を通じ、一人ひとりの前向きな予防歯科習慣づくりを引き続き推進してまいります。
公益社団法人山口県歯科医師会 小山会長コメント
[画像5: https://prtimes.jp/i/39983/72/resize/d39983-72-c5e1d2a240ad7a91d09f-6.jpg ]
令和3年、幼稚園、保育園、認定こども園とその保護者に対して、口腔衛生と口腔機能についてアンケートを実施した結果、口腔衛生よりも口腔機能の問題が浮き彫りになりました。そのため、対象園児たちが小学生になり、さらに乳歯からの生え替わりに合わせて、グミを利用したトレーニングを新たに開始しました。まず、3小学校において始めた結果、1か月でポカンと口を開けて授業を聞いている子どもたちがいなかったことに驚きました。来年度は山口県において40校程度でトレーニングをする予定です。将来全ての小学校でグミトレーニングが広まり、子どもたちの口腔機能が向上することを願っています
「健口スマイル推進事業」とは
公的機関(山口県・山口県歯科医師会・山口県歯科衛生士会)と民間事業者(ライオン・ロッテ・サンスター・山
口フィナンシャルグループ)、それぞれが持つ特性や知見を連携・融合させ、「健康と笑顔は口元から」を合言葉に、口腔衛生意識の向上を通じ山口県民の健康寿命の延伸を応援する事業です。
[画像6: https://prtimes.jp/i/39983/72/resize/d39983-72-968eeb198c344dea9e91-7.jpg ]
(1)学校から家庭、職場における口腔ケア意識を定着化させ健康寿命の延伸を応援します。
(2)かかりつけ医の定着による歯科定期健診の充実を目指します。
「健口スマイル推進事業」ホームページ:https://www.kenkousmile.jp/
当社は、一人ひとりのライフスタイルや心身の健康状態に合わせた前向きな予防歯科習慣づくりを支援することで、人々の健康増進に貢献することを目指し、2030年に向けた「LION オーラルヘルスイニシアチブ」(※2)を設定しております。その一環として『おくち育』は、子どもの「やってみたい」気持ちを大切にしながら、将来の「生きる力」の土台となるオーラルケア習慣づくりに役立つ商品・サービスを提供しています。
(※2) 当社の中長期経営戦略フレーム「Vision2030」実現に向けたオーラルヘルス領域活動の総称
おくち育 ブランドサイト
https://okuchi-iku.lion.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
30代で“入れ歯”になってしまう4つの悪習慣 。仕事中の摂取で危ないのは?歯科医師が警告
日刊SPA! / 2024年7月22日 8時51分
-
子どもの歯の健康、脳や体の成長にも影響 口内環境の改善・維持はとても重要 就寝前の歯磨きも
沖縄タイムス+プラス / 2024年7月17日 11時32分
-
口内環境が全身の健康に影響!? 歯茎からの出血は歯周病かも
オールアバウト / 2024年7月11日 20時45分
-
長生きしたけりゃ最後は噛む力(4)「口の衰え」がフレイルを招く
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月28日 9時26分
-
エス・エム・エスが福岡市の「令和6年度オンラインフレイル予防講座業務」を受託。ICTを活用しライブトレーニングや座学等の講座を全10回開催。健康寿命延伸をサポート
PR TIMES / 2024年6月27日 17時45分
ランキング
-
1〈最低賃金1054円に〉過去最大増なのにパート、アルバイトから大ブーイングのワケ「扶養控除ライン据え置きはオフサイドトラップ」「政治家の報酬だけは世界トップクラスだけど、賃金はオーストラリアの半分」
集英社オンライン / 2024年7月26日 18時56分
-
2赤字続きのミニストップ、逆転を狙う新業態は「コンビニキラー」? まいばすけっとに続けるか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月26日 6時15分
-
3土用丑のうなぎで嘔吐=京急百貨店
時事通信 / 2024年7月26日 19時32分
-
4「ジェネリックにしますか?」と薬局で聞かれましたが、「新薬」にしました。これって損ですか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月26日 8時40分
-
5タワマンで迷子、自分の部屋に帰れない…年金月25万円の69歳父が母と肩を寄せ合い暮らす「子供部屋」に唖然【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月26日 11時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください