三重県明和町・サステナブルツーリズム研修を開催しました
PR TIMES / 2025年2月7日 10時45分
明和町ならではの持続可能な観光目指して
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一般社団法人明和観光商社は、1月30日~2月1日の3日間で、サステナブルツーリズム研修を開催しました。この研修は、持続可能な観光の国際基準・指標となるGSTC公認のトレーニングプログラムです。体系的に持続可能な観光地域づくりを学び、地域に実装していくために開催し、町内事業者や学生、他地域からの参加者が、約20名参加しました。
サステナブルな旅ニーズの高まり
世界の76%の人が、サステナブルな旅がしたいと言う調査(※1)もある中、持続可能な社会に向けて、観光業でも世界的に取り組みが進められています。GSTC(※2)などの指標を元にした認証制度を、地域や旅行会社、宿で取り入れ、訪問者にも持続可能性に配慮した訪問先であることを周知できる仕組みが整っています。
日本においては、GSTCをもとに、2020年に観光庁が策定した「日本版持続可能な観光ガイドライン(JSTS-D)」に沿った観光地域づくりが推進されています。その一方で、同調査で日本人がサステナブルな旅がしたいと回答する人の割合は53%と世界の旅行者との意識の差が確認できます。
(※1ブッキング・ドットコム、 2024年版「サステナブル・トラベル」)
(※2 持続可能な観光に関する国際的な基準(GSTCクライテリア)の設定・管理と、認証機関に対する国際的な認定の提供、および持続可能な観光に取り組む人材の育成などを行う非営利団体。)
持続可能な観光を体系的に学ぶ
今回の研修では、持続可能な観光がどのようなものかを、GSTCの指標に基づいて学びました。この指標は持続可能なマネジメント、社会経済のサステナビリティ、文化的サステナビリティ、環境的サステナビリティの項目に沿って具体的な取り組み方が提示されています。観光は裾野が広い産業だからこそ、地域に対して、観光が与える影響を十分に考慮することが大切です。そのために、文化や自然環境、地域住民の暮らしにも意識を向け、観光によってこれらが良い状態になるようマネジメントすることが必要とされています。
明和町のサステナビリティは?
3日間の研修のうち、最終日はフィールドワークを行いました。お花ばたけによる史跡活用の好循環づくりを行なっている「斎王の庭・空と風のお花ばたけ」、持続可能な神社運営を地域住民と取り組む「竹神社」、平安時代の斎宮の暮らしを体験する「平安貴族体験」をフィールドに、マネジメント、社会経済、文化、環境の4つの側面から現状を確認しました。
「文化財を守るための計画や、体制が整っているか」「歴史・文化を正しく伝えることができているか」「地域住民の参画があるか」「環境に配慮できているかどうか」等々、4つ側面からバランスよく、地域の現状を知り、より持続的なものにしていくにはどうしたらいいかを検討しました。
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今後の取り組み~国際認証取得を目指して~
観光によって、地域や国指定史跡斎宮跡等の文化財、自然環境をよりよくしていくための明和町の持続可能な観光地域づくり。まだ、観光客がたくさん訪れる観光地ではない明和町において、持続可能な観光地域づくりを行うことは、世界からの訪問者にとって一つの魅力となると考えています。GCTS指標に基づいたGreen Destinations(※3)等の国際認証取得を手段とし、地域の持続可能性を考えながら、観光振興に取り組んでいきます。
※3、Green Destinations は、持続可能な観光地、そのビジネス、コミュニティを支援するためにオランダで設立された組織であり、持続可能な観光の国際基準の制定・管理を行うGSTC(グローバル・サステナブル・ ツーリズム協議会)より認定を受けた国際認証団体です。
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持続可能な観光地域づくりとは
持続可能な観光とは、「訪問客、業界、環境および訪問客を受け入れるコミュニティーのニーズに対応しつつ、現在および将来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮する観光」です。
この事業は観光庁の「令和6年度持続可能な観光推進モデル事業」の採択を受けて実施しています
令和6年度持続可能な観光推進モデル事業とは: JSTS-Dの実践を通じた観光 GX や自然環境・地域資源の保全・活用等に関する取組を推進し、Green Destinations や Best Tourism Villages(※4) といった国際認証・表彰の取得等を通じたモデルケースを創出し、日本における持続可能な観光の推進を図ることを目的としています。
※4、Best Tourism Villagesとは、持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、観光を通じて文化遺産の保全や持続可能な開発に取り組む地域を認定するプロジェクトです。この取組は、観光を通じて、地域の景観、知恵、生物・文化の多様性、産業といった、地域が持つ様々な側面の価値の向上、保護を促進することを目指し、地域の優良事例を集めることを目的としています。
一般社団法人明和観光商社について
明和観光商社は三重県・明和町の観光資源や地域資源をより効果的に連携させた観光施策を推進する中心的存在として観光地域づくりや、ふるさと納税支援などに取り組む観光庁に登録されている地域DMO&地域商社です。神宮ゲートウェイプロジェクトとして観光客の誘致に取り組み、伊勢街道の賑わいづくりや神社を軸にした地域の活性化、子どもたちの郷土愛育成にも力を入れています。
これらの取り組みにより、国史跡斎宮跡や擬革紙、御糸織をはじめとした文化財の保全と活用を目指し、そして、地域の歴史・文化を次世代に繋げ、住民の暮らしが豊かなものになるよう、地域一体となった観光地域づくりの推進を目指します。
代表理事:千田良仁 住所:三重県多気郡明和町斎宮3039-2
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