GEJによるカーン・アカデミー日本語化プロジェクト 2014年度活動結果のご報告
PR TIMES / 2014年12月22日 15時17分
~トータル828本、約82時間分のカーン・アカデミー動画を日本語化~
株式会社ヒトメディア(本社:東京都港区以下ヒトメディア)のCEO 森田正康が発足した教育プロジェクト「Global Education for Japan Project(以下GEJ)」が、米国で話題を集める教育ウェブサイト「カーン・アカデミー」で配信されているビデオ教材を日本語に翻訳するため、有志によるご支援及びクラウドファンディングサイト「shootingstar」で集まりましたご支援金を元に、一年間で動画828本、約82時間分のカーン・アカデミー動画を日本語化することができました。
日本語化されたカーン・アカデミー数学動画は、GEJオフィシャルサイト及びカーン・アカデミー日本語版YoutubeChannel(KhanAcademyJapanese )内にアップデートしております。
[GEJオフィシャルサイト]
http://ge4japan.org/
[カーン・アカデミー日本語版 Youtube Channel]
http://www.youtube.com/user/KhanAcademyJapanese
■カーン・アカデミー日本語化プロジェクトとは?
本プロジェクトは、世界中どこでも無料で視聴できる学習動画を制作・配信する教育ウェブサイト「カーン・アカデミー」(https://www.khanacademy.org/ )の英語ビデオ教材を日本語に翻訳するため、資金募集~ボイスオーバー翻訳までを行うプロジェクトです。
GEJはカーン・アカデミーのオフィシャルパートナーとしてこのプロジェクトを一年間行い、数学の21単元828本(約82時間分)の動画のボイスオーバー翻訳を行うことが出来ました。翻訳された動画は、GEJオフィシャルサイト及びカーン・アカデミー日本語版YouTubeChannelでご覧いただくことができます。
■国内で活用が広がるカーン・アカデミーをご紹介
GEJでは、カーン・アカデミー日本語化プロジェクトと並行し、カーン・アカデミーの日本での普及活動もこの一年間行ってまいりました。
その一環として、9月に利用団体へのインタビュープロジェクトを立ち上げ、カーン・アカデミーを授業で導入している広尾学園を始めとした、利用団体へのインタビュー動画を公開しました。この動画を多くの方にご覧いただき、活用のヒントにしていただければと思っております。
[GEJ オフィシャル Youtube Channel]
https://www.youtube.com/user/ge4japan/
■今回日本語化を行った単元のご紹介
今回我々GEJでは、より多くの方にこの教材に触れて頂きたいと思い、日本では中高で学習する「演算と代数の導入」「比例、割合」「証明」「四則演算」「面積」「代数」「代数の概要」「一次方程式」「二次方程式」「方程式」「関数」「対数」「微積」「数列」「微分」「積分と定積分」「回転体」「数列と関数」「微積の練習問題」「二重積分、三重積分」「偏微分、ベクトル」「線積分とグリーンの定理」「面積分とストークスの定理」「発散定理」という幅広い数の単元を日本語化致しました。
また、未来の教育について学べる「Khan Academyの未来」「2060年教育の未来」や、海外での導入事例をご紹介する「私がKAを使う理由」「担任するクラスの生徒の学びへの自発性」「教室におけるKAのあり方」「Shelby Harris先生のクラス(アイダホ州 2013)」「講師向けワークショップ:サニー先生のクラス」「講師向けワークショップ:Tal先生のクラス」「講師向けワークショップQandA」「ケーススタディ:ある施設でのKAの使われ方」など、教育者の方にも見て頂ける動画も日本語化しております。
http://ge4japan.org/project_list.html
カーン・アカデミー(Khan Academy)とは?
カーン・アカデミー(Khan Academy)は、2006年にサルマン・カーン氏によって設立されました。カーン氏が遠方に住むいとこに数学を教えるために自分で動画を作りYoutubeに投稿したことがはじまりで、その動画が反響を呼び、現在では5000本以上のあらゆる動画教材が公開され、Youtubeでの再生回数は3億4000万回を超えます。運営NPO「カーン・アカデミー」にはGoogleやビルゲイツ財団も資金援助をしています。ネット環境さえあれば、世界中の誰もが、時間・場所・貧富の差等関係なく、いつでも学習を進めることができるのが最大の特長です。
http://www.khanacademy.org/
Global Education for Japan Project (GEJ) 代表 森田 正康からのメッセージ
本年度のファンディングにご支援頂きました皆様、誠にありがとうございます。
Global Education for Japan Project (GEJ)は、海外各国で提供されている学習コンテンツを日本の学習者に届けたいという思いで、発足いたしました。同じ算数でも、国によって教え方が違ったり、学習体系が違ったりします。僕自身も幼年期から、アメリカの中学、高校で勉強をしていたのですが、世界史の授業などは、アメリカ的な考え方が入っていたりして、非常に面白かったことがあります。今まで、日本から海外へ留学したい学生の相談をたくさん受けてきましたが、海外に出て学ぶということは、たやすくありません。資金の問題もあるでしょうし、それ以上に本当に海外が自分にあっているか、勉強がついていけるかなど、踏み切るには非常に不安な要素も多いからです。そうしたことを考慮しますと、もし世界中の学習コンテンツが日本語に翻訳されて自由に国内で学習できたら、その機会が、さまざまな学習者の未来に繋がって行くのではと感じて、GEJを立ち上げようと思いました。そのような思いのもと、今回日本語化行いましたカーン・アカデミーの動画をご覧いただき、新たな視点で数学を体験して頂ければと思います。
http://ge4japan.org/
株式会社ヒトメディアについて(http://www.hitomedia.jp/ )
所在地:東京都港区元麻布3-1-35 c-MA3 A棟4F
設立:2006年12月
資本金:3990万円
代表者:代表取締役社長 森田 正康
事業内容:教育と異文化領域に特化したインキュベーション事業
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」、育伸社「iワーク」の「デジタル進度表」を提供開始
PR TIMES / 2024年7月9日 15時15分
-
埼玉県朝霞市の小中学校に「すららドリル」導入 児童生徒約8,500人が利用開始
PR TIMES / 2024年7月8日 12時15分
-
【第一ゼミナール 中1初めての夏休みの過ごし方は】2学期から定期テストは急に難しくなるって本当?部活と両立する夏の勉強を始める前に ‟どう過ごすか”がわかる7/20「夏の意欲喚起講座」 開催
PR TIMES / 2024年7月4日 18時45分
-
AI時代にこそ必要となる「IQ以外の知性」って何? チャットGTPの答えを「正しくわかる」ための技
東洋経済オンライン / 2024年6月28日 21時0分
-
忙しい教職員をサポートするソリューションにも熱い展示が見られた「NEW EDUCATION EXPO 2024」レポート
ITmedia PC USER / 2024年6月20日 12時0分
ランキング
-
1セルフレジで客が減る? 欧米で「セルフレジ撤去」の動き、日本はどう捉えるべきか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月18日 8時10分
-
2マクドナルドが「ストローなしで飲めるフタ」試行 紙ストローの行方は...?広報「未定でございます」
J-CASTニュース / 2024年7月17日 12時55分
-
3「レイバン」メーカー、人気ブランド「シュプリーム」を15億ドルで買収
ロイター / 2024年7月18日 8時34分
-
4東証、一時1000円近く下落 円高進行で輸出関連に売り
共同通信 / 2024年7月18日 11時58分
-
5永谷園、MBO成立=今秋にも上場廃止
時事通信 / 2024年7月17日 20時36分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)