第30回ドイツロジスティクス会議(ベルリン)

PR TIMES / 2013年11月11日 19時27分

ボッシュ監査役会会長のフェーレンバッハ: 現代的なインフラが未来のモビリティを左右するモビリティコンセプトは輸出のチャンス

・交通インフラへの投資は未来のモビリティの前提条件

・交通管理の技術的ポテンシャルには開拓の余地

・ドイツでソリューションとコンセプトの探索型実地テストを

ベルリン - ロバート・ボッシュGmbH監査役会会長のフランツ・フェーレンバッハは未来のモビリティの促進に向け、インテリジェントなインフラへの投資を強化するよう呼びかけています。「未来型交通を最初に実現するのはドイツでなくてはなりません。これを可能にするためにはインフラへのいっそうの、そしてより賢明な投資が必要となってきます」と、フェーレンバッハはベルリンで開催された第30回ドイツロジスティクス会議で述べました。 ドイツが特に後れを取っている分野として、フェーレンバッハは交通インフラを挙げました。その後れを取り戻すために必要なのは、橋梁の改修や高速道路の整備だけではないと指摘し、モビリティの今後のトレンドに向けたインフラ投資も必要となることを示唆しました。フェーレンバッハによると、モビリティの電動化、自動化、そしてネットワーク化というトレンドはインフラに新たな要素を求めています。効率的な交通管理はこうした要素のひとつです。道路の有料化は、効率的な交通管理への第一歩であると彼は説きます。「交通管理のポテンシャルとその他のネットワーク化された交通インフラの技術的可能性についてはほとんど議論されていないのが実情です」(フェーレンバッハ)。むしろ現在EUでは、ビニエット方式による道路利用課金システムの適用範囲と課金収入の使途が議論の焦点となっています。


ドイツ:ネットワーク化へのトレンドがもたらすチャンスを開拓
フェーレンバッハは、デジタルコネクティビティへと向かうグローバルなトレンドがモビリティを根本的に変え、それに伴い交通も変化すると考えています。「私たちはドイツをこうしたテクノロジーの中心拠点としなくてはなりません。そのために、なくてはならないインフラを整備する必要があります」(フェーレンバッハ)。未来の交通流のあり方は、その対象が人であれ物であれ、まだ研究段階にあります。しかし、未来のモビリティのトレンドはすでにはっきりしています。「電動化が進み、自動化され、接続されたモビリティは、必要とされる技術的な条件と枠組みがあらかじめ整備されて初めて可能になります」(フェーレンバッハ)。例えば、再生可能エネルギーと代替パワートレインのインタフェース、テレマティクスサービス、交通の効率的な管理などが必要となってきます。「最新の統合されたシステムによって、ドイツはインテリジェントな交通管理の分野の専門知識を一段と強化することができます」。こうした意味で、道路料金をめぐって視野の狭い議論が繰り広げられていることは残念だと彼は語りました。

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