新・世界遺産“潜伏キリシタン関連遺産”から黙殺された島があった! 秘史発掘ノンフィクション『消された信仰』、小学館より刊行
PR TIMES / 2018年7月4日 14時1分
秘史発掘!!
新・世界遺産登録「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」から“黙殺された島”がある!
[画像: https://prtimes.jp/i/13640/73/resize/d13640-73-143521-0.jpg ]
6月30日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がバーレーンで開かれたユネスコ(国連教育科学文化機関)の会議で、世界遺産に正式に登録されました。
250年以上も続いた徳川幕府によるキリシタン弾圧の歴史に光を当てようとした今回の新・世界遺産。実は、今も潜伏期の信仰形態を守る「最後のかくれキリシタンの島」が長崎の辺縁に存在します。その島の名は「生月島(いきつきしま)」――。
ところが、今回の世界遺産の構成資産からも、登録に向けてのPRのために長崎県が作ったパンフレットからも、生月島の存在が消されています。それは、なぜなのか。
ジャーナリストの著者はその「謎」を追いかけるうちに、今も島に残る独特な信仰が、カトリックの主流派からタブー視されてきたことを知ります。次から次へと浮かび上がる疑問や意外な事実を解き明かしていく秘史発掘ノンフィクション。
第24回小学館ノンフィクション大賞受賞作。
★小学館ノンフィクション大賞 選考委員激賞!
◎高野秀行(ノンフィクション作家)
「世界遺産の意義とは? キリスト教とは何か? 奥深い問いを投げかける作品だ」
◎三浦しをん(作家)
「いまを生きる『かくれキリシタン』たちの生の声が胸を打つ。綿密な取材に感動した」
◎古市憲寿(社会学者)
「『ちょんまげ姿のヨハネ』をはじめ、謎めいた習俗を紐解く過程が抜群に面白い!」
消された信仰
「最後のかくれキリシタン」
──長崎・生月島の人々
広野真嗣・著
定価:本体1500円+税
四六判上製 256ページ 小学館・刊
ISBN:978-4-09-388621-5
本書の紹介ページはこちら
https://www.shogakukan.co.jp/books/09388621
著者・広野真嗣(ひろの・しんじ)
1975年、東京都生まれ。98年に慶應義塾大学卒業。神戸新聞社記者を経て2002年に猪瀬直樹事務所にスタッフとして入所し、15年10月よりフリーランスとして独立。
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