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【映画館でオペラを】ロイヤル・オペラ「蝶々夫人」6/7(金)公開!日本人の観客に“安心”を与えてくれる舞台へアップデート!“ソプラノ殺し”の難役を圧倒的な名演で魅せるアスミク・グリゴリアンに大注目!

PR TIMES / 2024年6月5日 10時45分

世界最高の名門歌劇場である英国ロイヤル・オペラ・ハウスで上演されたバレエとオペラの舞台を、特別映像を交えてスクリーンで体験できる「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン」。今シーズンは、『英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2023/24』として、全8作品<バレエ4作品/オペラ4作品>でお届けする超豪華選りすぐりのラインナップ。ライブでの観劇の魅力とは一味違う、映画館の大スクリーンと迫力ある音響で、日本にいながらにして最高峰のオペラとバレエの公演を堪能できる、至極の体験をお届けします。



日本人の観客に“安心”を与えてくれる舞台へアップデート!“ソプラノ殺し”の難役を圧倒的な名演で魅せるアスミク・グリゴリアンに大注目!NBS/公益財団法人日本舞台芸術振興会の田里光平氏の解説とともに『蝶々夫人』の魅力に迫る!

[画像1: https://prtimes.jp/i/16700/73/resize/d16700-73-9736b6fc0cd66ebecac9-0.jpg ]

明治時代の日本・長崎を舞台とした『蝶々夫人』は日本人にとって特別なオペラ。現在世界の歌劇場で恒常的に上演されているオペラの作品数は60~70と言われているが、その中で唯一、日本を舞台にした作品が『蝶々夫人』である。日本文化がどのように舞台で表現されるか、その演出に向けられる日本人の目は厳しく、メジャー作品でありながら、国内の団体以外で本作を観る機会は皆無という状況だった中、「そんな日本の状況に変化をもたらしたのが英国ロイヤル・オペラ・ハウスシネマシーズンによる『蝶々夫人』の上映ではないだろうか。」と田里氏は紐解く。
英国ロイヤルが上演するモッシュ・ライザー、パトリス・コーリエによる演出は2003年に初演されたもの。9度目の再演となる今回は日本人スタッフも参加し、日本人からみても違和感のない舞台になるようにアップデートが重ねられ、日本人の観客に“安心”を与えてくれる舞台となっている点には是非ご注目いただきたい。
また歴史的背景が確立されているオペラの演出が、現代人にとって古臭い印象を与えないような工夫も加えられている。「今回の上演では単純に明治時代を再現するのではなく、伝統的でありながらどこか現代性を感じさせる要素が随所に織り込まれている」と田里氏が解説するように、衣装のデザインや障子にみたてた白い背景幕を取り入れるなど、違和感なく場面が日本であることを表現することで、観客に与える印象を変えられることを示している。

[画像2: https://prtimes.jp/i/16700/73/resize/d16700-73-6905cb1a0fb97ffb281e-0.jpg ]

また田里氏が本作でさらに注目すべきポイントとして解説しているのは、15歳の可憐な少女・蝶々さん役を務めたアスミク・グリゴリアンについて。プッチーニ作品の中でも、蝶々さんは柔らかで繊細な音色が求められる“ソプラノ殺し”と言われることもある難役だが、声だけでも主人公の心情を観客に伝えきる力をもち、さらに高い演技力まで兼ね備えているグリゴリアンが、他の歌手にはない圧倒的な存在感と個性を放っている。グリゴリアンが今回の上映において音楽的成功を牽引していると賞賛を送る田里氏は、「持ち前の強靱かつしなやかな声は役柄によって様々な色彩を帯び、彼女が演じるとオペラのヒロインが血のかよった人物となり、舞台がより生き生きと輝く。」と観客に強烈な印象を残す彼女の魅力について語っている。
日本人にとっても親しみやすいようアップデートされた演出と、アスミク・グリゴリアンをはじめとする圧倒的な歌唱力を持つキャスト陣による見事な再演。まだこの名作オペラを知らない人も、このオペラを愛する人も、必ず大きな発見があるだろう名演を是非お見逃しなく。

田里光平(NBS/公益財団法人日本舞台芸術振興会)『蝶々夫人』解説全文はコチラ
https://tohotowa.co.jp/roh/news/2024/06/03/kaisetsu_madama_butterfly2023/

[画像3: https://prtimes.jp/i/16700/73/resize/d16700-73-2f17c2f0cd249aeb316a-0.jpg ]


<ロイヤル・オペラ『蝶々夫人』作品情報>

【STORY】
 20世紀初頭の日本、アメリカ人の海軍士官ピンカートンは一時滞在していた長崎で、武家の出身だが父親を亡くし芸者をしていた蝶々さんと結婚する。ピンカートンにとっては短い滞在中の現地妻だったが、蝶々さんは真の結婚と信じ、キリスト教に改宗したことによって親戚一同に縁を切られてしまう。やがてピンカートンは長崎を去り、蝶々さんには息子が生まれる。蝶々さんはピンカートンを信じて待ち続けるが、3年経って再び長崎の地を踏んだ彼はアメリカ人の妻ケートを伴っていた…。

[画像4: https://prtimes.jp/i/16700/73/resize/d16700-73-54d530d9d4dbac43b91a-0.jpg ]

《蝶々夫人》
音楽:ジャコモ・プッチーニ
台本:ジュゼッペ・ジャコーザ、ルイージ・イッリカ
(原作:ジョン・ルーサー・ロングの小説「蝶々夫人」とデヴィッド・ベラスコの戯曲「蝶々夫人」)

指揮:ケヴィン・ジョン・エドゥセイ
演出:モッシュ・ライザー、パトリス・コーリエ
再演演出:デイジー・エヴァンス
美術:クリスティアン・フェヌイヤ
衣装:アゴスティーノ・カヴァルカ
照明:クリストフ・フォレ
ロイヤル・オペラ合唱団(合唱指揮:ウィリアム・スポールディング)
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団(Tritticoとの契約による首席客演コンサートマスター:ヴァスコ・ヴァッシレフ)

【キャスト】
B.F.ピンカートン:ジョシュア・ゲレーロ
ゴロー:ヤーチュン・ファン
スズキ:ホンニ・ウー
シャープレス:ラウリ・ヴァサール
蝶々さん:アスミク・グリゴリアン
神官:ロマナス・クドリャショヴァス
書記官:リー・ヒッケンボトム
蝶々さんの母親:エリル・ロイル
ヤクシデ:アンドリュー・オコーナー
叔母:エイミー・キャット
ボンゾ:ジェレミー・ホワイト
ドローレ:クラウディア・フレミング
ヤマドリ公:ヨーゼフ・ジョンミン・アン
ケート・ピンカートン:ヴェーナ・アカマ=マキア

2024年3月26日上演作品
上映時間:3時間18分


6/7(金)~6/13(木) TOHOシネマズ 日本橋 ほか1週間限定公開!
■公式サイト:http://tohotowa.co.jp/roh/   
■配給:東宝東和

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=OOZoBs_gBgU ]


(C)2024 ROH ph. by Marc Brenner

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