1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

建設・製造現場の計測業務を強力にサポートする、ハンディ型3Dレーザースキャナ「NavVis MLX」の販売を開始します

PR TIMES / 2024年9月11日 17時45分

ハンディ型の常識を覆す、高いデータ品質と操作性を両立



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23284/73/23284-73-891c52df29642a7523e533e111905dbd-1960x1225.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


構造計画研究所は、ドイツのスタートアップ企業NavVis GmbH(本社:ドイツ ミュンヘン、CEO:Felix Reinshagen氏、以下NavVis社)が開発した、新しいハンディ型3Dレーザースキャナ「NavVis MLX」(ナビビズ エムエルエックス)の国内販売・サポートを開始します。従来のハンディ型3Dレーザースキャナの課題であった「点群データの品質」と「操作性」を高いレベルで両立させ、人手不足が深刻化する建設・製造業界における業務効率化や生産性向上に貢献します。

■ 本リリースの要点
1.ハンディ型3Dレーザースキャナ「NavVis MLX」の国内販売を10月11日より開始
2.高いデータ品質と、長時間使用しても疲れにくい操作性を両立
3.既存製品の「NavVis VLX」と組み合わせることで、現場3D化をより強力に加速
4.10月11日(金)開催の「KKE NavVis Summit Japan 2024」においてデモ機を国内初展示、 
および「NavVis MLX」の開発責任者による来日講演を予定

■ 背景
当社で2020年から扱っているウェアラブル型計測デバイス「NavVis VLX」は、広大かつ複雑な現場を短時間で高品質に計測できる点が特長でした。一方で、小型で持ち運びやすく天井裏などの狭所や高所の計測に適したハンディ型3Dレーザースキャナは、据え置き型やウェアラブル型と比較するとデータ品質が劣り、また長時間使用すると疲れやすいといった課題がありました。
この度、当社が販売を開始する「NavVis MLX」は、「NavVis VLX」の計測スピードを失うことなく、ハンディ型3Dレーザースキャナとして驚異的なデータ品質を実現しつつ、コンパクトで長時間使用しても疲れにくい構造による高い操作性を実現します。「NavVis VLX」に続く、高速・高品質な現場3Dデータ化を実現する移動式計測デバイスとして、狭い場所や高所の計測を補完するだけでなく、「NavVis VLX」で計測済みエリアのデータ更新にも活用できます。建設・製造現場など、日々変化する現場の3D化をより手軽に実現し、さらなる業務効率化に貢献することが期待されます。
■ 「NavVis MLX」の特長
1.ハンディ型として高い精度・密度・再現性を実現
「NavVis VLX」由来の高性能なLiDAR SLAMに加え、ビジュアルオドメトリー(VO)により強化されたSLAMソフトウェアを搭載し、ハンディ型3Dレーザースキャナとしてこれまでにないほど高品質な点群データ取得を実現しています。また、4台のカメラを用いて記録される高解像度なパノラマ画像は、撮影姿勢により270°モードと360°モードを自動で切り替え、ストリートビューライクな映像の生成と点群データへの鮮明な色付けを実現します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23284/73/23284-73-e5d33d1172c13343d6c492bc6249e096-2000x1125.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「NavVis VLX」と遜色ないほど再現性の高い「NavVis MLX」の点群データ

2.人間工学に基づく高い操作性で、さまざまな現場での快適な運用を追求
スキャナ本体をハーネスで体に固定できるため、腕にかかる負担が大幅に軽減され、長時間の計測でも疲れにくい構造です。また、フラットな筐体デザインにより、三脚やケースがなくとも水平な場所に寝かせて置いておくことができます。さらに、リュックサック型のケースにより、車や飛行機だけでなく、電車や自転車でも現場まで容易に持ち運ぶことができます。
一方で、「NavVis VLX」の優れた操作性も踏襲しており、例えば計測中に基準点を記録できるほか、組み込み式ディスプレイにより、追加のデバイスやモニタが手をふさぐことなく計測状況のプレビューをリアルタイムに確認することができます。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23284/73/23284-73-43c754bda0a4de0e498de5fea5053ee0-3500x1050.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


3.建設、プラント、測量業界における現場3D化を強化
狭い空間や高所などを計測できる「NavVis MLX」を、広大かつ複雑な現場を計測できる「NavVis VLX」と組み合わせ、さらにストリートビューライクなWebビューワ「NavVis IVION」を活用することで、多様な現場を手軽に丸ごと3D化することができます。加えて、「NavVis VLX」で計測済みのエリアのうち改修した部分だけを「NavVis MLX」により再スキャンしてデータを更新するなど、現場3D化の実現をさらに加速し、現場の維持保全業務の生産性向上に貢献します。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23284/73/23284-73-a978587ded6b6b9a9fd3e5bee19ef348-1500x1500.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


NavVis MLX製品ウェブサイト:https://solutions.kke.co.jp/navvis/products/navvis-mlx/

■ 販売スケジュールおよび価格
「NavVis MLX」は2024年10月11日から注文を受付開始し、順次発送を予定しています。「NavVis MLX」の初期導入費用は655万円~(税抜)です。なお、現行機種の「NavVis VLX」に関しては、ウェアラブル型計測デバイスとして今後も販売・サポートを継続します。

■ 「NavVis MLX」の国内初展示
10月11日(金)開催の「KKE NavVis Summit Japan 2024」にて、「NavVis MLX」の開発責任者による講演およびデモ機の国内初展示を行います。本イベントはNavVisに関する最新情報をお届けする場として、トヨタ自動車株式会社様・東京電力ホールディングス株式会社様など業界を代表する先進的なNavVisユーザー様の活用事例のほか、開発元のNavVis社による新製品の紹介やNavVis製品の展示など、多くのセッションを揃えております。
「NavVis MLX」を体験されたい方、NavVisの最新情報に興味をお持ちの方はぜひご参加ください。

KKE NavVis Summit Japan 2024 イベント申込ウェブサイト:
https://solutions.kke.co.jp/navvis/news/summit-2024/

■ NavVis 社CTO Georg Schroth氏からのメッセージ
私たちは、これまでの概念を覆すハンディ型3Dレーザースキャナ「NavVis MLX」の発売を非常に嬉しく思います。本製品は、既存製品である「NavVis VLX」を完璧に補完し、持ち運びが簡単で、狭い空間での計測に最適なだけでなく、プロフェッショナルなレーザー計測業務にもシームレスに統合することができます。
 「NavVis MLX」は、「形態は機能に従う」(アメリカの建築家 Louis Henry Sullivanの言葉)という原則に従って設計しました。リアリティキャプチャーを実現するツールに必要な機能は、優れたデータを提供することです。「NavVis MLX」の形状は、そのために細心の注意を払って設計されています。そして、リアリティキャプチャーを楽しめるようにデザインされています。「NavVis MLX」はハーネスで簡単に保持でき、必要に応じてハーネスから取り外して自由に動かすこともできます。また、「NavVis MLX」を体の前で持つだけで360度のパノラマ画像を取得でき、そのデータはさまざまな用途において大きな価値を生み出します。
私たちは、構造計画研究所とのパートナーシップを活かし、この革新的なシステムを日本のAEC業界に紹介し、大きな影響を与えることを楽しみにしています。

“We’re thrilled to launch NavVis MLX, our brand-new handheld reality capture tool that’s the perfect complement to our existing products. It’s easy to carry, perfect for scanning in confined spaces, and integrates seamlessly into professional laser scanning workflows.
When designing NavVis MLX, we adhered to the principle that ‘form follows function.’ The function of a reality capture tool is to deliver excellent data, and the form of NavVis MLX has been meticulously crafted for this purpose. Second, it has been designed to make reality capture enjoyable. The flexible harness keeps it in the standard position without any effort. When needed, it can be taken out and moved freely. And with the ability to create 360-degree panoramic images even when held in front of your body, its data is extremely valuable for a variety of applications. We’re excited to introduce this revolutionary system to the Japanese AEC industry. Partnering with KKE, a leader in innovation and technology, positions us to make a significant impact in these regions.”

■ 構造計画研究所とNavVis社の関係について
構造計画研究所は 2015年よりNavVis社と業務提携し、日本市場においてNavVis社製品の販売およびソリューションを展開しています。2018年、2021年、2023年には出資契約を締結し、NavVis社の製品・ソリューションと当社の保有する「工学知」を融合させ、有益な技術として社会に普及させるべく連携を図っています。

構造計画研究所は、今後も日本市場におけるNavVis製品の販売・サポートと当社の工学知を組み合わせ、現場作業における生産性向上・コスト削減などお客様の課題解決を支援することで、より賢慮に満ちた未来社会を創出します。

■ 会社情報
【株式会社構造計画研究所】
構造計画研究所は、工学知を用いて社会の諸問題の解決に挑む技術コンサルティングファームです。1956年に構造設計事務所として創業して以来、「大学、研究機関と実業界をブリッジする Professional Design & Engineering Firm」として、建設・防災、情報・通信、製造分野や意思決定支援など多様な領域に事業を拡げてきました。工学知をベースにしたエンジニアリングコンサルティングおよびプロダクツサービスの提供を通じて、複雑化する社会課題の解決に日々取り組んでいます。
会社ウェブサイト:https://www.kke.co.jp

【NavVis GmbH】
NavVis社はミュンヘン工科大学の研究プロジェクトから生まれ、ドイツ・ミュンヘンを拠点にデジタルツインを牽引する急成長中のスタートアップ企業です。世界各国の優良企業をパートナーとし、BMWやMercedes-Benzなど大手自動車会社に導入され高く評価されているほか、各国の建築・土木・測量企業において多く採用されています。
CEO:Felix Reinshagen
設立:2013年5月
会社ウェブサイト:https://www.navvis.com

※ 構造計画研究所および、構造計画研究所のロゴは、株式会社構造計画研究所の登録商標です。
その他、記載されている会社名、製品名などの固有名詞は、各社の商標又は登録商標です。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください