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オンラインマニュアル運用サービス「COCOMITE」 熟練技術を自動でマニュアル化する「AI技能伝承インタビュー」機能搭載

PR TIMES / 2024年11月6日 16時45分

~AIとの約30分の音声対話で大幅な工数削減を実現~



コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:一條 啓介、以下 コニカミノルタジャパン)は、個のナレッジ共有とスキルの見える化により企業の生産性向上という社会課題の解決を目指す、オンラインマニュアル作成・運用サービス「COCOMITE(ココミテ)」において、「AI技能伝承インタビュー」機能を開発しました。本機能は、認知科学を活用した生成AIが、技能者に高度技能や熟練技術についてインタビュー形式でヒアリングを行い、その音声データをもとにマニュアル化までを自動で行うものです。ベータ版(試用・評価版)の提供開始にあたり、産学官連携にて静岡県富士市の製造業2社と常葉大学の認知科学専門家との実証実験の結果を踏まえて開発を進めてきました。
2024年11月より、現在COCOMITEを利用中、またはこれからトライアルを開始する企業の中から、申込者を対象にベータ版の無償提供を開始します。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40232/73/40232-73-9d9458dc65501e17b8d7d9ed9e5428f4-706x447.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40232/73/40232-73-ee049295a6cf80bd6e1421bdeade25f5-1138x679.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
本機能の画面イメージ


昨今、製造業においては、技能人材の不足や34歳以下の若年層の減少が深刻となっています。特に地方では、技能の伝承がされないまま熟練技能者が退職してしまうケースも増加しており、企業の事業存続において技能伝承が大きな社会課題となっています。技能伝承には、現在も口頭のみでの指導や、見て覚えるといった方法が多くとられており、学習者にとっては技術が身に付きづらく、習得に長い年月を要しています。また、政府による補助金などの事業継承支援が行われているほか、企業も技能を分析・再現するための装置やシステムの活用に取り組んでいますが、こちらも高額な費用がかかるなど順調には進んでいないのが現状です。
こうした課題に対し、コニカミノルタジャパンは、認知科学を活用した生成AIがインタビュー形式でヒアリングを行い、音声データから自動でマニュアルを作成する「AI技能伝承インタビュー」機能を提供します。本機能は、言語化することの難しい高度技能についてのマニュアル・手順書を、短時間で簡単に作成することを可能にし、多くの生産拠点において多様な製造工程を抱える大規模な製造業から、 マニュアルづくりや技術の継承に時間や費用を割く余裕がない中小企業、事業承継や技能伝承を支援する地方自治体まで課題解決を支援します。


【「AI技能伝承インタビュー」機能が提供する価値】
(1)認知科学と生成AI活用で、高度技能の「暗黙知」を「表出化」し、自動でマニュアル化
高度技能に含まれる「暗黙知」の伝承は、長年の経験で培った感覚値であることが多く、直接人に伝えることが難しいとされています。それらを言語化しマニュアルなどに落とし込むためには、「表出化」というプロセスが必要になります。そこで、認知科学の専門家である常葉大学の山田准教授による学術支援のもと、インタビューという形式を用い、質問内容に認知科学を活用することにより、効率的に「暗黙知」の「表出化」を図ることに成功しました。回答をAIが分析することで、「ひゅーん」「ひょい」といった感覚的・抽象的な表現や、集団の中で使われる特定の単語も抽出し、誰にとっても分かりやすい形で言語化できる点が大きな特長です。ITツールに不慣れであっても、AIによるインタビューに答えるだけで、オンライン上でコツや感覚などを含むマニュアル・手順書を作成することが可能になります。

(2)技能伝承の工数・費用・期間を削減し、多くの高度技能や熟練技術の伝承が可能に
本機能のマニュアル作成においては、約30分間*の生成AIによるインタビューを実施後、即座にマニュアルの下書きが自動生成されます。下書きに対し、COCOMITE上で熟練技能者と学習者による約15分の内容の確認や修正、画像・動画の追加を行うことでマニュアルが完成します。従来の人を介した技能伝承で「暗黙知」を「表出化」しマニュアル化するためには、業務コンサルティングを専門に行う企業へ委託するケースが一般的ですが、多額の費用を要するほか、場所や時間を設定した上でインタビュアーと技能者、記録者などの手配が必要になるなど、工数や費用、時間がかかり過ぎるという課題があります。「AI技能伝承インタビュー」機能では、技能者の時間を約30分確保できれば高度技能に関するマニュアルの自動生成が可能となるため、工数・費用・時間が大幅に抑えられ、従来であれば伝承されずに失われてしまっていた、多くの高度技能や熟練技術の伝承が可能になります。また、マニュアル・手順書の作成から技能習得までの全体期間を短縮させることで、技能人材の早期育成や定着に貢献します。 *コニカミノルタジャパンの実証実験による
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/40232/73/40232-73-3b010a51a38269b5568e62c31476c783-948x622.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
技能者がPC上でAIの音声インタビューに応える様子


【COCOMITEについて】
「COCOMITE」は、個のナレッジ共有とスキルの見える化により、企業の生産性向上という社会課題の解決を目指しています。オンライン上でマニュアルの作成から活用、管理、改善までを運用できるプラットフォームサービスです。使いやすさにこだわり、テキストや画像/動画/PDFなどを固定のレイアウトに入力するだけで、誰でも簡単に分かりやすいマニュアルを作成可能です。 またPCに限らず、スマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスから、マニュアルの作成、更新、閲覧が可能です。場所や時間に関係なく、いつでもすぐに最新情報へアクセスできます。個のナレッジの共有促進と人財スキルを見える化することで、組織生産性の最大化を目指し、手順や知識を「記録する」「伝える」「定着させる」を実現し、これらに関わる課題に対してテクノロジーの力で支援していきます。

オンラインマニュアル作成・運用サービス「COCOMITE(ココミテ)」公式サイト:
https://bs-offers.konicaminolta.jp/cocomite/release/20241106/


【セミナー開催のご案内】
「AI技能伝承インタビュー」機能で実際どのように熟練技能がマニュアル化されるのか、実践事例を交えて解説するWebセミナーを開催します。

 セミナー名:~ものづくりの熟練技能を次世代に伝承~
  AIとの対話で技能を手順書化!事例から学ぶ製造業の技能伝承新手法
 日時:2024年11月20日(水) 13:00~14:00
 会場:オンライン開催(Zoom)
    お申し込みいただいた方宛に、視聴URLを後日メールにてご案内します。
 参加費:無料
 お申し込み方法:Webサイトからのお申込み
 https://bs-offers.konicaminolta.jp/cocomite/seminar/20241120/news


【お客様のお問い合わせ先】
COCOMITE サービスWebサイト
https://bs-offers.konicaminolta.jp/cocomite/release/20241106/contact
(お問い合わせフォームよりご連絡ください)

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