災害時の停電対策・生活環境維持と脱炭素化を両立する「マンション防災サービス」の運用が開始
PR TIMES / 2024年12月9日 11時45分
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「脱炭素を、難問にしない」をミッションとして掲げるレジル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 丹治保積、以下 当社)は、この度、「マンション防災サービス」の第1棟目が完工し、運用を開始したことをお知らせします。
サービスの提供を通じて災害時の停電対策を強化し、住民の安心な生活環境を守るとともに、マンションの脱炭素化を推進します。
■「マンション防災サービス」について
当社は、マンション一括受電サービスと太陽光発電システムや蓄電池等(分散型エネルギーリソース、以下 DER)を組み合わせた「マンション防災サービス」を2023年4月より提供しています。
当社が初期費用を負担して設置するDERの活用により、災害時の住民の生活環境維持を支援するとともに、各設備の運用・制御やマンション全体への実質再生可能エネルギーの供給によって、1棟全体を脱炭素化することが可能です。
■「マンション防災サービス」導入の背景
2024年は地震や風水害が頻発し、多くの地域で災害対策の重要性が再認識されています。政府も11月に防災庁設置準備室を発足させ、防災対策を強化している中、民間企業による防災力向上への貢献が期待されています。
特にマンションは堅牢な建物であることから在宅避難が推奨されており、設備面でもレジリエンスを向上させることの重要性が高まりつつあります。
マンションで避難生活を続ける上では、エレベーターや給水ポンプなどの稼働を可能にするための電力供給を担うDERの存在が不可欠です。しかしDERは初期費用が高額であることや、設置後のメンテナンスに伴う負担が課題となり、多くのマンションでは導入が進んでいない現状があります。
こうした背景を踏まえ、当社の「マンション防災サービス」では、初期費用を抑え、メンテナンスの負担を軽減したモデルを採用しています。これにより、これまで導入のハードルとなっていた課題を解決しながら停電への備えを強化することが可能です。今回導入したマンションオーナーからも以下のような声が寄せられました。
「当マンションは14階建てのため、停電が起きたら住民の皆さまがどのように対応するのかと心配していました。そんな中、レジル社の『マンション防災サービス』のご提案をいただき、不安が和らぎました。また、高価だと聞いていた大規模な蓄電池を初期費用なしで設置していただけることは非常にありがたかったです。」
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実際に本物件に導入した蓄電池
■今後の展望
当社は、住民が心理的・金銭的負担を感じることなく災害時においても生活環境を維持できるソリューションである「マンション防災サービス」の導入をさらに加速していきます。
これにより、運用・制御の対象となるDERの設置を拡大し、供給が不安定な再生可能エネルギーを需要側で制御する仕組みを構築します。そして低コストで提供する分散型エネルギープラットフォームとして展開することで、日本社会全体におけるエネルギーの安定供給と再生可能エネルギーの有効活用を支える基盤構築を目指します。
■参考情報
導入事例 マンションオーナー インタビュー
■レジル株式会社について
レジルは「結束点として、社会課題に抗い続ける」をパーパスに掲げています。30年間の事業運営で培った電力に関する知見にテクノロジーを掛け合わせ、エネルギーの最適制御を通じて脱炭素社会の実現に貢献します。
「脱炭素を、難問にしない」というミッションのもと、分散型エネルギー事業、グリーンエネルギー事業、エネルギーDX事業、脱炭素ソリューション事業の4事業を展開し、企業や生活者、さらには自治体にとって便利で安心な選択肢であると同時に、無意識に脱炭素に貢献できるサービスを提供しています。
■企業情報
会社名:レジル株式会社(証券コード:176A)
代表者名:代表取締役社長 丹治保積
本社所在地 :東京本社 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館 14階
設立日:1994年11月21日
資本金:3.5億円(2024年5月27日時点)
会社HP:https://rezil.co.jp
事業内容:
【分散型エネルギー事業】集合住宅への電力供給及び分散型電源の開発
【グリーンエネルギー事業】法人への再生可能エネルギーを主体とした電力供給
【エネルギーDX事業】エネルギー事業者へのBPO及びSaaSの提供を通じたDX支援
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