モバイル・ワールド・コングレス(MWC)2024に出展
PR TIMES / 2024年2月2日 17時45分
アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、2024年2月26日から2月29日までスペインのバルセロナで開催される、世界最大規模のモバイル通信関連の展示会 モバイル・ワールド・コングレス<https://www.mwcbarcelona.com/>(Mobile World Congress: MWC)2024に出展します。
アンリツブース(Hall 5 Stand D41)では、”Future Beyond 5G and 6G”をコンセプトに、未来のコネクティビティとデジタルトランスフォーメーションに貢献する革新的なソリューションを展示いたします。
[画像: https://prtimes.jp/i/109169/73/resize/d109169-73-e0dd75d1c453ef12a34f-0.jpg ]
出展ソリューション
「人工知能(AI)を活用したRFセンシングツール」、「C-V2X用の先進的なデジタルツインシミュレーション環境」、「非地上系ネットワーク(NTN)デバイス測定」、「フィールド環境を模擬するテストソリューション」などの他、6G向けのテスト方法や構成する機能を評価する研究プログラムの成果も紹介します。
AIによるスペクトラム分析(DeepSig社<https://www.deepsig.ai/>との連携)
スペクトラムアナライザとDeepSig社のソフトウェア<https://www.deepsig.ai/omnisig/>を組み合わせ、AIによる新しいRFセンシングソリューションを提供します。
DeepSig社のソフトウェアとの連携により、従来の信号を検出・分類する機能のみならず、スペクトラム環境を把握し、信号の分析評価に役立てることが可能になります。
交通弱者(VRU)保護システムのC-V2Xデジタルツイン環境(dSPACE社<https://www.dspace.com/en/pub/home.cfm>との協業)
dSPACE社との協業により開発した通信協調型VRU保護システムのデジタルツインシミュレーション環境を展示します。本ソリューションは、実際の運用を想定したデジタルツイン環境によるシミュレーションが実現できるため、実車を用意できない構想段階から仮想のVRU保護テストが可能です。
協調通信用C-V2Xネットワークを使用した交通安全のユースケースのデモンストレーションを行います。
NTN NB-IoTテストソリューション(ソニーセミコンダクタイスラエル社<https://altair.sony-semicon.com/>およびSkylo社<https://www.skylo.tech/>との連携)
衛星と直接接続する非地上系ネットワーク(NTN)対応デバイスの品質を確保するためには、NTN NB-IoTのRF特性評価が重要な要素の一つです。NTNデバイスは、伝搬遅延や信号レベルの低下といった課題に対処する必要があります。
ソニーセミコンダクタイスラエル社およびSkylo社との連携により、NTN環境での呼接続を伴うRFパラメトリック試験ソリューションを展示します。
フィールド環境をラボで模擬するテストソリューション
5G対応モバイルデバイスは複雑になるネットワーク構成への対応が求められます。しかし、その性能や安定性を無数のフィールド条件で検証することは困難です。本ソリューションは、フィールドテストをラボで模擬することにより、モバイルデバイスの安定性の検証が可能です。
自動化による試験の効率化の方法と、実ネットワークの状況に近い複数のテストシナリオによる品質向上の方法について紹介します。
サービス アシュアランスの未来
通信ネットワークの保証は、未来の動的ネットワークの高いパフォーマンスと信頼性を確保するために不可欠な要素になっています。この変革における生成AIの役割を紹介するデモンストレーションを行います。
クラウドネイティブネットワークへの移行を重視し、運用の効率化と将来のシームレスなネットワーク統合のための革新的なソリューションを提供します。
欧州におけるスマートフォン/タブレット端末のグリーンエネルギー効率の動向(SmartViser社<https://www.smartviser.com/>との協業)
欧州(EU圏)では、EUエネルギーラベル規則の法制化に伴い、スマートフォンやタブレット端末にエネルギー効率やバッテリー寿命などの情報表示を義務化する動きがあります。
SmartViser社との協業により、エネルギークラスの評価と宣言に必要なテストソリューションを展示します。
Multi-access Edge Computing(MEC)アプリとモバイル端末間のエンド・ツー・エンド遅延測定
自動運転などの新しい産業分野に超高信頼・低遅延通信(URLLC)を展開するためには、通信の信頼性と遅延を保証することが基本的な要件となります。この性能検証には、物理ネットワークと仮想ネットワークを組み合わせたテストツールの導入が必要です。
高性能ハンドヘルドテスタ ネットワークマスタ プロMT1000A<https://www.anritsu.com/ja-jp/test-measurement/products/mt1000a>と仮想化測定機能を構築したMEC サーバーを用意し、測定ポイントを移動しながら各ポイントのネットワーク品質を高精度かつ詳細に測定するソリューションを紹介します。
Wi-Fi規格IEEE 802.11beとIoTへの応用
IEEE 802.11be(Wi-Fi 7)は、4Kを超える超高解像度ビデオストリーミングや拡張現実(AR)/仮想現実(VR)などのアプリケーションやサービスを可能にすることが期待されている新しい無線LAN技術です。
ワイヤレスコネクティビティテストセットMT8862A<https://www.anritsu.com/ja-jp/test-measurement/products/mt8862a>の320 MHz帯域幅測定機能を使用して、Wi-Fi 7対応商用デバイスの送受信測定のデモンストレーションを行います。
アンリツの製品・ソリューション・その他の情報は、Facebookでもご覧いただけます。
https://www.facebook.com/AnritsuTandM/
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