より大きな報酬を得るチャンスのために多少のリスクを負う人の割合は27%
PR TIMES / 2014年9月18日 14時37分
~24ヵ国中最下位はドイツの24%。日本は23番目に低い~
市場調査会社の株式会社カンター・ジャパン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大竹秀彦)は、日本を含む24ヵ国の市場トレンドと将来予測情報(名称:「グローバル・モニター」調査)を企業に提供しています。
今年の2月から3月にかけて実施した調査の中で、各国の消費者(16歳以上)に「より大きな報酬を得るチャンスのために多少のリスクを負う」か、それとも「安全策を取り、不要なリスクを負わない」かの二択から自分に該当するものを選択してもらいました。すると、日本の場合、「多少のリスクを負う」人の割合が27%、「不要なリスクを負わない」人の割合が73%となりました。
■ より大きな報酬を得るチャンスのために多少のリスクを負う日本人の割合は27%
まず、日本の調査結果を見ると、「より大きな報酬を得るチャンスのために多少のリスクを負う」を選択した人の割合は27%で、「安全策を取り、不要なリスクを負わない」を選択した人の割合(73%)を下回りました。
■ 多少のリスクを負うと考える人の割合が24ヵ国中最も低いのはドイツ、次が日本
次に、「より大きな報酬を得るチャンスのために多少のリスクを負う」を選択した人の割合について、日本を含む24ヵ国の調査結果を比較しました。すると、最も割合が高かったのがケニアの70%、次が南アフリカの60%、3番目がナイジェリアの59%で、アフリカ諸国が上位を占めました。
一方、最も割合が低かったのはドイツの24%で、次が日本の27%でした。24ヵ国の平均は42%でした。
■ まとめ
この調査によると、日本人は他国に比べ「より大きな報酬を得るチャンスのために多少のリスクを負う」ことをしたがらないことがわかります。一方、日本と対極にあるのがアフリカ諸国で、人々は「多少のリスクを負う」ことを厭わないようです。
■ 調査概要
カンター・ジャパンは、24ヵ国の市場トレンドの把握と将来予測(シナリオ・プランニング)を行い、その情報・分析レポートを企業に提供しています。調査を実施しているのは、同じカンター・グループに属するザ・フューチャーズ・カンパニー社です。
調査名称:「グローバル・モニター」
調査頻度:年1回
調査時期:2014年2月から3月
調査方法:主にインターネット調査(日本含む)。国により対面調査
調査対象:16歳以上の男女
対象者数:24ヵ国でn=24,000(調整を実施)。日本は977名
調査国:日本、韓国、中国、インド、インドネシア、タイ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ロシア、ポーランド、トルコ、南アフリカ、ケニア、ナイジェリア、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン
※本文を引用される場合は、出典が「カンター・ジャパン」であることを明記してください。
■ カンター・ジャパン会社概要
カンター・ジャパンは、前身企業から数えると日本で50年超の歴史を持つ市場調査会社です。12の企業(グループ)で構成されるカンター・グループに属し、日本だけでなく海外の消費者調査まで幅広く手掛けています。親会社は、世界有数の広告会社であるイギリスのWPP(ダブリュー・ピー・ピー)です。
・社名:株式会社カンター・ジャパン
・本社:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー6F、7F
・代表取締役社長:大竹秀彦
・事業内容:市場調査、およびそれに付随するアドバイザリー業務
・ウェブサイト:http://www.kantar.jp
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