乳酸菌飲料<希釈タイプ>の継続的な飲用による 高齢者の“QOL”向上を確認

PR TIMES / 2014年11月13日 14時25分

活力ある高齢社会にむけた産島学連携研究 第73回日本公衆衛生学会総会(11月5~7日/栃木)にて発表

 カルピス株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:山田藤男)発酵応用研究所は、愛媛大学大学院医学系研究科公衆衛生・健康医学分野との研究協力により、乳酸菌飲料<希釈タイプ>の継続的な飲用が高齢者のQOL(生活の質)(※1)の向上につながることを見出し、この研究結果を2014年11月5日から開催された第73回日本公衆衛生学会総会で発表しました。



【背景】
 カルピス社では、人々の心とからだの健康に役立つ商品・技術を提供することを目指し、乳酸菌や微生物を活用した研究を行っています。特にカルピス社独自の乳酸菌を活用した乳酸菌飲料については、発酵過程で作られる機能性成分の研究や、発酵で生まれる香りの研究など、多くの研究を行ってきました。
 今回、2012年の予備調査(※2)に続き、50年後の日本の高齢者比率に近い愛媛県越智郡上島町(おちぐんかみじまちょう)(※3)の岩城島(いわぎじま)の住民の方々、および特定非営利活動法人しまの大学(愛媛県越智郡上島町、代表理事:村上律子)にご協力をいただき、高齢者における乳酸菌飲料<希釈タイプ>を継続飲用する習慣が、心の健康等の主観的なQOLに与える影響について、健康関連QOL尺度SF-8(TM)(※4)やアンケートを用いた調査を実施しました。

【調査概要】
目 的 :乳酸菌飲料<希釈タイプ>の継続飲用による心身の健康度への効果を検証すること
対 象 者 :愛媛県・上島町岩城島在住の男女118名(男性37名、女性81名、56~94歳、平均71.4歳)
方 法 :
・希釈タイプの乳酸菌飲料30ml(希釈時150ml)を自身で希釈して調製し、1日1杯を8週間継続飲用する。
・飲用期間の前後には8週間ずつ、同飲料を飲まない非飲用期間を設ける。
・4週ごとに健康関連のQOLを評価するSF-8(TM)、8週ごとに精神健康度、体調に関するアンケートを実施し、各期間の前後のアンケート結果の変化について、統計的に評価した。
調査期間 :2013年8月~2014年1月


【結果】
  試験飲料の飲用期間8週間の前後において、SF-8(TM)の評価項目である全体的健康感(p<0.05)、日常役割機能(精神)(p<0.05)、心の健康(p<0.01)など、精神面のQOLを中心に複数の評価項目において統計的に有意なスコアの上昇が認められた(図1)。一方、乳酸菌飲料<希釈タイプ>を飲用しない非飲用期間では有意なスコアの上昇は認められなかった。また、精神健康度や体調アンケート(便秘の症状など)においても、有意なスコアの向上や改善が認められた。

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