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細胞培養スタートアップのインテグリカルチャー株式会社へ追加出資

PR TIMES / 2020年5月25日 12時25分

Beyond Next Ventures株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:伊藤毅、以下「当社」)は、当社が運営するファンドを通じて、リードインベスターとしてインテグリカルチャー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:羽生 雄毅)に追加出資を行いました。今回の同社の資金調達は、日本ハム株式会社をはじめ複数のベンチャーキャピタルおよび事業会社、個人を引受先とした第三者割当増資により、総額8億円の資金調達ラウンドとなります。



[画像1: https://prtimes.jp/i/17460/74/resize/d17460-74-432869-0.png ]

インテグリカルチャー株式会社(https://integriculture.jp/)は、世界に先駆け開発した独自の低コスト細胞培養技術「CulNet System」を基盤に、誰もが自由に細胞農業テクノロジーを活用できる社会を目指す、細胞培養(肉)スタートアップです。将来の食糧不足や畜産業による地球環境への負荷問題の解決(SDGs達成や食料安全保障の一助)を担い、更にはインテグリカルチャー社の技術を用いることで細胞プロダクト(食品、皮革製品、サプリ、化粧品、医薬品等、細胞培養技術で製造できるもの)を製造し、世の中に提供致します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/17460/74/resize/d17460-74-475902-2.png ]

低コスト細胞培養装置「CulNet System」
※インテグリカルチャー社より2019/3/27付でリリース済。「全自動バイオリアクターで血清成分の抽出が可能に、培養肉最大の課題であるコストの壁を突破へ」

インテグリカルチャー株式会社は今回の資金調達により、独自の技術プラットフォームである「CulNet System」を世界各国の企業様向けに提供・共同研究を通してプラットフォーム展開を目指します。また、培養時に副産物として得られる培養上清液を原料とした、調味料である「スペースソルト」の上市及びコスメのD2C事業を開始予定です。培養肉事業に関しても培養フォアグラ、培養加工肉、更には培養ステーキ肉の上市を目指し、大量生産拠点を構える予定です。

■インテグリカルチャー株式会社について
インテグリカルチャー株式会社は独自開発の低コスト細胞培養技術”CulNet System”をバイオ領域の新たなプラットフォームとし、動物細胞で構成される食品、皮革をはじめ、様々な分野でご活用頂けることを目指しています。

CulNet Systemは、汎用性の高い細胞培養プラットフォーム技術で、動物体内の細胞間相互作用を模した環境を擬似的に構築する装置です。本技術は、理論的にはあらゆる動物細胞を大規模かつ安価に培養可能で、培養肉をはじめ、様々な用途での活用を想定しております。すでにラボスケールでは、管理された制御装置下で種々の細胞を自動培養し、高コストの一因であった血清成分の作出を実現しています(国内外で特許取得済)。血清成分の内製化実現により、従来の細胞培養が高コストとなる主因の牛胎児血清や成長因子を使わずに済み、細胞培養の大幅なコストダウンを実現します。今後、CulNet Systemを用いた様々な事業展開、及びCulNet System自体をバイオプラットフォームとして社会実装し、国内外で細胞農業インフラとして広く普及していくことを推進します。

これにより、将来的には食の問題が解決(SDGs達成や食料安全保障の一助)され、誰もが自由に細胞農業テクノロジーを活用して細胞プロダクト(食品、皮革製品、サプリ、化粧品、医薬品等、細胞培養技術で製造できるもの)を作ることができ、その結果、創作意欲にあふれ、地球のみならず宇宙においても人類が持続可能で人間らしい生活を送ることができる世界の実現を目指します。

■Beyond Next Ventures株式会社について
Beyond Next Venturesは、2014年8月に創業した、技術系スタートアップへのインキュベーション投資に特化した独立系アクセラレーターです。大学シーズの事業化支援から、ベンチャー投資、成長支援までに渡る豊富な投資経験と優れた運用実績を有する、国内でも数少ない当分野におけるリーディング企業の1社であり、JSTの大学発新産業創出プログラム(START)における事業プロモーターや、NEDOの研究開発型ベンチャー支援事業の認定を受けています。2015年2月に設立した1号ファンド、2018年10月に設立した2号ファンドを合わせて累計約200億円弱と、アクセラレーターとしては国内最大のファンドを運用し、多数の技術系スタートアップへの投資と、その事業化・成長支援を手掛けています。

資金提供以外の事業化支援にも積極的に取り組んでおり、「BRAVEアクセラレーションプログラム」(URL: http://brave.team/)では、革新的な技術の事業化を目指す大学や研究機関などの研究者/起業家に対し、経営人材候補とのマッチング、事業化実現のための知識や人材ネットワーク・成長資金を提供しています。BRAVEはアカデミア発のテクノロジーに特化したアクセラレーションプログラムとしては国内最大規模であり、JSTのSTART事業への豊富な採択実績など、実践的なプログラムを受講したことが具体的な成果につながっています。東京都からの委託を受け、創薬系ベンチャーの起業や創薬系ベンチャー企業の成長を支援するアクセラレーションプログラム「Blockbuster TOKYO(ブロックバスタートーキョー)」(URL:https://www.blockbuster.tokyo/)も運営しています。

2019年2月には、ライフサイエンス領域のスタートアップ企業に対して、研究開発を含めた事業化支援を提供する拠点として、東京都中央区にシェアラボ/ウェットラボ「Beyond BioLAB TOKYO」(URL: http://biolab.beyondnextventures.com/ )を開設し、主に医療・ライフサイエンス領域の技術系スタートアップに対し、起業とその急成長を促進する環境を提供しています。2019年3月からは、大学等の技術シーズ・研究者に特化した共同創業者マッチングプラットフォーム「Co-founders」(URL: https://co-founders.team/)の提供を開始し、オンラインでのマッチング機会の提供とリアルのサポートにより、強い創業チーム作りを支援しています。

本社 : 東京都中央区日本橋本町1-4- 3 日本橋ムロホンビル1
代表者     : 代表取締役社長 伊藤 毅
設立日     : 2014年8月
ウェブサイト  : http://beyondnextventures.com

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