FromプラネットVol.134<在宅生活に関する意識調査>
PR TIMES / 2020年5月25日 12時25分
緊急事態宣言による「在宅生活」で暮らしと意識はどう変わったか
~解除後に希望する働き方は?…男性は“在宅勤務で”、女性は“出社して”働きたい~
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国内1,300社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第134号として、在宅生活に関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータもご提供できますのでお気軽にお問い合わせください。
あらゆる年代、職業の人がそれぞれの状況下で外出自粛に努めた
2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言が出され、多くの人が在宅中心の生活を送ることになりました。今回は「在宅生活」をテーマにアンケートを行い、在宅が増えた影響で購入したグッズや、生活・意識の変化について探りました。
はじめに、新型コロナウイルス感染対策のために在宅する機会が増えたかどうかを聞いたところ、95%が“増えた”と回答(表1)。その主な理由を聞くと(表2)、当然ながら職業によって違いました。「会社員」「公務員」などでは「在宅勤務や時短勤務が増えたから」が多いのですが、「自営業」「パート・アルバイト」「自由業」などでは「仕事が減ったりなくなったりしたから」が高く、状況の厳しさを物語っています。一方で、「専業主婦/主夫」や「学生」「定年退職」の人は、娯楽や買い物、趣味などプライベート関連の項目が高くなりました。おのおのが置かれた状況の中で外出自粛に努めたことがわかります。
次に、在宅の機会が増えたことで起きた生活の変化について聞くと(表3)、性年代別で特徴が。「自分で料理をする頻度」や「オンラインショッピングの利用」は、女性が男性に比べて高くなっていました。
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話題のオンライン飲み会、やってみた人が特に多い年代は…
さらに性年代別では、「オンライン動画(娯楽系)の視聴」や「ゲームの時間」などのオンライン系の項目は、年代が低いほど高くなっています。「オンライン・コミュニケーション(飲み会、テレビ通話など)」は特に女性の20代で高く、ほぼ3人に1人が回答。話題になったオンライン飲み会を行ったのは若年層の女性に多いようです。
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外出自粛の在宅生活で新たにグッズや備品を“購入した”が3人に1人
長い在宅生活で新たに生活グッズや娯楽用品を買った人もいるのでは?
そこで、在宅生活で購入したものを聞きました(表4)。すると、“購入したものがある”は3割を超え、3人に1人程度が何かを買っていました。買ったもののカテゴリ1位は「単行本・文庫本」、2位「料理・キッチングッズ」、3位「映画(DVD・ブルーレイ・動画配信サービスなど)」の順。ただし男女別に見ると、男性では「PC・モニタ・周辺機器」が2位、女性では「料理・キッチングッズ」が1位でした。最も男女差が大きかったのは「手芸用品」。全体では10位ですが、女性では4位です。
実際に購入したものとその理由も自由回答で調査。代表的なものやユニークなものを紹介します。キッチングッズを購入したのは女性に限らず男性も。子どものために使うものを買った人も目立ちました。いすやクッションなど、家での時間を快適にしてくれるグッズも必須アイテムになったようです。
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[表1: https://prtimes.jp/data/corp/30978/table/74_1.jpg ]
若年層と都市部で利用が増えた「テイクアウト」と「デリバリー」
これまでの調査結果からも、在宅生活では料理・食事の比重が増したことがわかりました。そこで、在宅の機会が増えた影響で調理キットや料理のテイクアウト・宅配サービスなどの利用が増えたかどうかを聞いたところ、“利用が増えた”が4割を超えました。増えた項目の1位は「冷凍食品」、次いで「テイクアウト」、「レトルト・缶詰」の順です。自分で料理する機会が増え、調理の手間を省ける便利な「冷凍食品」「レトルト・缶詰」が上位に入った一方で、手軽なテイクアウトも同程度によく利用されています。自粛要請の下、テイクアウトを始めた飲食店が増えたことも一因でしょう。ただし、自宅周辺に必ずしもテイクアウトできる店があるとは限らず、住環境が「都市部」か「郊外」かでも結果は違います。特に「テイクアウト」「デリバリー」は「都市部」で高く、「郊外」との差が大きくなっていました。
性年代別では、「冷凍食品」は女性の40代で、「レトルト・缶詰」は女性の40代・50代で高く、家族のために食事を作る回数が増えた年代の女性に重宝されたのかもしれません。一方、「テイクアウト」「デリバリー」は若年層で高く、特に「デリバリー」は女性の20代では2割に迫りました。
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自粛解除後…今後の働き方の選択肢として希望するものは?
緊急事態宣言の期間、テレワークや時短勤務で外出を自粛しながら仕事を続けた人は少なくありません。そこで、外出自粛解除後の働き方の選択肢として希望するものを聞いてみました。すると、「(都合に応じて)随時、在宅勤務で働きたい」と「基本的に、出社して働きたい」とがほぼ同数で1位、2位に並びました。意外なのは男女別で「随時、在宅勤務で働きたい」は男性が、「基本的に、出社して働きたい」は女性が上回っていたこと。ただし、「基本的に在宅勤務で働きたい」や「時短勤務で働きたい」は女性が高くなっていました。女性のほうが家庭での役割に個人の幅があり、結果が分散したと考えられます。
性年代別では、若年層ほど「在宅勤務」の選択肢を希望する傾向があるとともに、「休日を増やしてほしい」「残業をなくしたい・減らしたい」なども高く、より個人の自由を優先したいようです。
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外出自粛がもたらした生活や意識の変化、今後にどう生かすか
最後に、在宅の機会が増えた影響で起きた生活の変化やそこで新しく始めたこと、気分転換法などを教えてもらいました。外出できないためストレスを溜める人がいる一方で、時間にゆとりが生まれ、副業で収入が増えた人も! 子どもとの時間や夫婦の会話が増えたことを前向きに捉えた人もいるようです。自粛解除後も、すぐに以前と同じ生活に戻るわけではありません。一人ひとりが自分のライフスタイルを見つめ直す機会にできたらいいですね。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/30978/table/74_2.jpg ]
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「在宅生活」に関する意識調査を実施。
期間:2020年5月1日~7日、インターネットで4,000人から回答を得ています。
株式会社プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
From プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html (バックナンバーもご覧になれます)
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本件に関するお問い合わせ先
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株式会社プラネット 広報部(河合、角田)
Tel : 03-6432-0482 / E-mail : koho-pr@planet-van.co.jp
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