Trip.comグループ、「2020年端午節休暇までの旅行者動向」を発表~中国国内の旅行需要回復傾向を確認~
PR TIMES / 2020年7月18日 10時40分
6月の宿泊予約数は1月並みに回復
世界最大級のオンライン旅行会社Trip.comグループ(Trip.com Group Limited)は、今年6月25日~6月27日の「2020年端午節休暇までの旅行者動向」を発表し、中国国内の旅行需要が回復傾向にあるとする最新の傾向を明らかにしました。2020年6月の宿泊予約数は、同年1月の水準に回復していることが判明しました。
同レポートは、今年2月以降、中国国内の観光収入と旅行件数が毎月大幅に増加している傾向が見られるとしています。Trip.comグループが中国国内で3億人以上の会員にサービスを提供するビッグデータをもとに、いち早く回復しつつある中国における旅行市場の動向を示すものです。
今年1月下旬以降、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって旅行件数は後退傾向にありましたが、大手旅行サービス会社である同社は3月から前月を上回る成長を観察しており、直近の祝日「端午節(6月25日~6月27日)」の連休中にも同様の傾向が続きました。同レポートによると、この休暇期間の前半2日間で国内旅行件数は合計3,777万件となり、13億6,000万米ドルの観光収入が生み出されました。これは中国の4月の祝日「清明節(4月4日~4月6日)」の3日間を上回る数字となっています。
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交通サービス・宿泊の予約件数推移(グラフ)
取扱高では、交通機関や宿泊施設の利用需要が回復しており、ホテル部門(宿泊予約)は前月比15%増、交通機関部門(交通サービス予約)は同13%増となりました。海外旅行については引き続き多くの制約を受けていますが、国内旅行への需要転換が進んでおり、航空券需要は前年同期比で70%まで回復しています。鉄道旅行も、春節(1月24日~1月30日)のピーク時以来の高水準を達成しており、6月25日の単日だけで利用客は753万人にのぼりました。
また主要部門の持続的な成長に加えて、レンタカーなどの多くの部門も、すでに昨年の水準まで回復しています。
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端午節(6/25~27)に人気が高かった航空路線の需要指数(グラフ)
このレポートでは、旅行再開に伴う消費者の行動とトレンドの変化についてさらに詳しく説明しています。旅行者の60%近くが高級ホテル(4つ星以上)を予約していること、またRV旅行(キャンピングカーなどの車中泊旅行)や、ハイキング、グルメツアー、農村ツアー、ドラゴンボートレースやドライブを楽しむなどを目的としたテーマ型旅行、ラグジュアリーな家族旅行への関心が高まっていることから、旅行者はプレミアムでプライベートな体験を強く好むことが伺えます。
また各観光地では安全性に一層重点が置かれ、観光地の収容能力30%を上限とした人数制限を含むさまざまな対応が行われています。上海ディズニーリゾートのような人気観光地では、オンライン予約システムが導入されたことからも、旅行のオンライン事前予約への大きな行動シフトが起きていることが浮き彫りとなりました。
こうした動向を受けて、Trip.comグループは先日、旅行業界全体の取り組み「Travel On(トラベル・オン)」イニシアチブを発表しました。安全性や柔軟性を確保するさまざまな保障を導入しています。「Travel On(トラベル・オン)セール」 のプロモーションのため、世界中の目的地からライブストリーミング配信でセールスイベント「Trip.com LIVE」を実施し、プレミアムなホテルをフレキシブルに、かつ最大60%割引でご提供しています。6月30日までに7,000万米ドル以上の売り上げを達成し、旅行計画を後押しする有力な起爆剤となっています。
Trip.comグループの孫潔(ジェーン・スン)CEOは、「旅行は回復力のある産業であり、私たちの多くにとって生活の根幹をなすものです。中国市場で見られたトレンドは心強いものであり、当社が発表した保障、施策、そして革新性と相まって、近い将来、この業界の有望な成長と新たな高みへのステップアップを期待できると信じています」と述べています。
■Trip.com(トリップドットコム)グループについて
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Trip.comグループ(NASDAQ:TCOM)は、Trip.com、Ctrip、SkyscannerおよびQunarをブランドに持ち、多彩な旅行商品をワンストップサービスでお届けする旅行サービスプロバイダーです。モバイルアプリ、WEB、24時間356日対応のカスタマーサポートなど高度なトランザクションを可能とするTrip.comグループのプラットフォームを通して、世界中のお客様と各地の旅行事業パートナーの皆様に、便利でお得なご予約をご提供しています。1999年設立。2003年に米国NASDAQに上場。「あらゆる旅を最高に」をミッションに、世界で最もよく知られている旅行ブランドへと成長しています。
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