【DAC】媒体社向け統合プラットフォーム「FlexOne(R) HARRIER」、ヘッダー・ビディングにおけるWrapperソリューションおよびServer to Server連携機能の提供開始
PR TIMES / 2017年7月4日 13時25分
このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC)と、DACの連結子会社である株式会社プラットフォーム・ワン(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:秋葉典秀、以下 P1)は共同で、DACが提供する媒体社向け統合プラットフォーム「FlexOne(R) HARRIER」のヘッダー・ビディング(Header Bidding)(※1)においてWrapperソリューションおよびServer to Server連携機能を提供開始します。
■背景
従来媒体社のプログラマティック広告の配信手法で一般的であったウォーターフォール型の配信構造の弊害や、特定のプラットフォーマーに傾いている価格決定権の公平性を取り戻すべく、近年ヘッダー・ビディングの取り組みが国内でも活発化してきています。DACでは一昨年より「FlexOne(R) HARRIER」においてヘッダー・ビディングの機能を提供しています(※2)。
そのような状況の中、複数プラットフォームのヘッダー・ビディング導入による、Webページのレイテンシー(※3)増加や媒体社の開発工数増大といった新しい課題が顕在化しつつあります。
これらの課題の解決策として、DACは「FlexOne(R) HARRIER」のヘッダー・ビディングに「Wrapperソリューション」と「Server to Server連携」の機能を提供するに至りました。いずれの機能も、レイテンシーや媒体社のヘッダー・ビディング導入工数等の問題を解決することが可能です。
また、本サービスを利用する媒体社は、株式会社博報堂DYデジタル(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:辻輝)が提供するプレミアム広告プライベートマーケットプレイス(以下PMP)サービスである「HDY PMP_シリーズ」を含めた豊富な販売チャネルに対してアクセスすることが可能となるため、広告収益機会の最大化を実現することができます。
■新たなヘッダー・ビディングソリューションの概要
●Wrapperソリューション
Wrapperソリューションでは、複数のヘッダー・ビディングのプラットフォームを、ひとつのタグで束ねることが可能です。これにより、レイテンシーや広告コードの複雑化を軽減し、媒体社は広告コードに触れずにヘッダー・ビディングの設定管理が可能になります。
このたび提供するWrapperソリューションについては、後述のServer to Server連携で各ヘッダー・ビディングパートナーと接続を行います。
●Server to Server連携
レイテンシーや、媒体社のデータが入札プラットフォーマーから参照・利用される可能性がある問題やアドブロック対策に対する、Wrapperソリューションよりも根本的な解決策として、「FlexOne(R) HARRIER」ではServer to Server連携機能を提供します。入札処理などの広告配信に関する意思決定を異なるサーバーで行うことで、更なるレイテンシーの低減が期待でき、媒体社にとってはタグの追加実装などの工数が不要となります。
また通常のヘッダー・ビディングと異なり、広告の入札リクエストの主導権がプラットフォーマーではなく媒体社アドサーバー(FlexOne(R)HARRIER)となるため、必要以上のデータを入札プラットフォーマーに渡さずに運用可能というメリットもあります。
<FlexOne(R)HARRIERにおけるイメージ>
[画像: https://prtimes.jp/i/17676/75/resize/d17676-75-343041-0.jpg ]
また、DACならびにP1では「FlexOne(R) HARRIER」または「YIELD ONE(R)」を導入している媒体社向けに、ヘッダー・ビディング導入のサポートも行います。ヘッダー・ビディングの導入が初めてである、リソースや工数の面でハードルがある媒体社においても、DACのサポートによりスムーズにソリューションを導入いただけます。
さらに、「YIELD ONE(R)」を導入している媒体社においては、他社アドサーバーを利用している場合も、そのまま利用を継続しながら「FlexOne(R) HARRIER」のヘッダー・ビディングを導入することも可能です。
DACは、今後もデジタルマーケティング分野におけるサービス開発および課題解決に取り組み、インターネット広告市場の発展を牽引してまいります。
(※1)ヘッダー・ビディング(Header Bidding)とは、アドサーバーの処理の前に、複数のRTB取引を行うことで、RTBの透明性を高め、より高単価な広告掲載を可能にするための仕組みです。代表的なソリューションとして、prebid.js ( http://prebid.org/ )があります。
(※2)2015年12月22日リリース 「媒体社向け統合プラットフォーム「FlexOne(R) HARRIER」、ヘッダー・ビディングに対応開始」
https://www.dac.co.jp/press/2015/20151222_headerbidding
(※3)レイテンシーとはデータ転送における指標の一つで、転送要求を出してから実際にデータが送られてくるまでに生じる、通信の遅延時間のことを指します。
以 上
<会社概要>
■ デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
代表者 : 代表取締役社長CEO 島田 雅也
本社所在地 : 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 YGPタワー33F
設立 : 1996年12月
事業内容 : メディアサービス事業、ソリューションサービス事業、オペレーションサービス事業
※DACは、D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社の100%子会社です。
■ D.A.コンソーシアムホールディングス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 島田 雅也
本社所在地 : 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 YGPタワー33F
設立 : 2016年10月
上場市場 : 東京証券取引所市場第二部(証券コード:6534)
■株式会社プラットフォーム・ワン
代表者 : 代表取締役社長 秋葉 典秀
本社所在地 : 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 YGPタワー33F
設立 : 2011年2月
事業内容 : インターネット広告取引のプラットフォームサービスの提供
本件についてのお問い合わせ先
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社
担当: 戦略統括本部広報担当 TEL: 03-5449-6320 e-mail: ir_inf@dac.co.jp
株式会社プラットフォーム・ワン
担当: 開発企画担当 TEL:03-5421-8211 e-mail:product@platform-one.co.jp
当社コーポレートサイト掲載先
https://www.dac.co.jp/press/2017/20170704_f1h
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