デル・テクノロジーズ、SaaSベースのデータバックアップサービス「Dell EMC PowerProtect Backup Service」を発表
PR TIMES / 2021年4月27日 14時15分
SaaSアプリケーション、エンドポイント、ハイブリッド クラウドなど各種ワークロードのセキュリティー確保と保護を支援
デル・テクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ、URL:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm )は、本日、SaaS ベースのデータバックアップサービス「Dell EMC PowerProtect Backup Service」を発表しました。同ソリューションは2021年5月18日より提供開始します。
「PowerProtect Backup Service」は、Druva社のテクノロジーを基盤にする新しいクラウドベースのデータ保護ソリューションで、IT環境の複雑さを高めることなく、アプリケーションの保護を実現できるように構築されています。SaaSアプリケーション、エンドポイント、エッジを含むハイブリッド クラウド環境の各種ワークロードのセキュリティー確保とデータ保護を支援し、安全なバックアップ、災害復旧、長期保存、コンプライアンス対策支援を実現します。
現在、世界1,200社以上の企業がデル・テクノロジーズのソリューションをパブリック クラウド環境へ導入し、クラウドで保護しているデータ量は、5.8 EB(エクサバイト)に達しています(*1)。さらに、最新の「Global Data Protection Index Snapshot」では、企業がクラウドおよびデータセンターで管理しているデータの量は、この数年間で約40%増加していることが明らかになっています。企業のIT管理者は、これらのデータの保護だけでなく、一般のビジネス ユーザーが日常業務に集中できるように、運用の簡素化にも取り組まなければなりません。ニューノーマル適応に向け利用が加速しているMicrosoft 365やGoogle Workspace、Salesforce、他のクラウド ベースのモダン ワークロードを含むSaaSアプリケーションは、企業のIT管理者のこのような業務をサポートしてくれるものですが、これらのアプリケーションが、ネイティブにデータ保護サービスを提供することはありません。
「PowerProtect Backup Service」の特長
・展開と柔軟な拡張性:SaaSの特徴である数分レベルでの展開や拡張が可能です。同ソリューションを利用することで、増え続けるデータ量に合わせてオンデマンドで拡張していきながら、常にデータを保護することができます。直観的なWebベースの管理環境を通じて、お客様は対象となるSaaSアプリケーション、エンドポイント、ハイブリッド ワークロードへの一元化した可視環境を確立して管理することで、常にデータが保護されているという安心感を得ることができます。
・様々なワークロードを直接クラウドで保護:モバイル デバイスを含むさまざまなエンドポイント、Microsoft 365やSalesforceといったSaaSアプリケーション、さらにエッジやオンプレミスとオフプレミス両方のサーバー ワークロードのデータを、すべて直接クラウドで保護します。従来は数週間や数カ月を要していた成果も、このソリューションの一元化したコンソールによって数分で実現できます。
・「eDiscovery」によるコンプライアンスの実現:基幹データのセキュリティーと安全性を確保して回復可能な環境を確立することに加え、データ セキュリティーおよびコンプライアンスを実現する「eDiscovery」を提供します。「eDiscovery」によって、セキュリティーのリスクを軽減するとともに、各企業におけるデータ ガバナンス要件への確実なコンプライアンスを実現できます。
・エンドポイントでのデータ保護:デスクトップやラップトップなどのエンドポイント デバイス内のデータを保護することで、企業は、クラウド ベースのバックアップによる優れた柔軟性とスケール メリットで、リモートワーク下の利用端末などエッジにある重要なデータを長期にわたり保護が可能です。これは、リモートワーク環境で特に重要です。
・サブスクリプション ベースのサービス:サブスクリプション ベースのサービスのため、利用開始時のコストを抑えながら、データ保護、セキュリティー、コンプライアンスという3つの重要なすべての要素を網羅し、予測可能なコストモデルを確立できます。
新たにマルチクラウド データ保護を実現する強化機能
「PowerProtect Data Manager」を活用することで、ハイブリッド クラウド環境の既存アプリケーションとクラウド ネイティブ アプリケーションも保護することができます。ワークロードとアプリケーションは、企業ごとに大きく異なり、オンプレミスで運用している企業もあれば、パブリック クラウドが必要な企業もあります。最新の「Data Manager」アップデートにてクラウド エコシステムにGoogle Cloudが加わったことで、デル・テクノロジーズはこれまで以上に幅広い選択肢をお客様に提供します。オンプレミスなのかパブリック クラウドなのかに関係なく、常にお客様の重要なデータのセキュリティーを確保して保護し、復元可能な環境を確立します。
すでにAWSでワークロードを実行しているお客様であれば、「Dell EMC PowerProtect Cloud Snapshot Manager with Dell EMC PowerProtect DD Virtual Edition」によってオブジェクト ストレージにスナップショットをコピーすることで、全体的に長期的なデータ保持コストを削減することができます。
業界をリードする保護環境を最大活用
本日の発表は、デル・テクノロジーズの業界をリードするデータ保護アプライアンスとソフトウェア ポートフォリオが持つ包括性をさらに強化するものです。「PowerProtect Backup Service」および「PowerProtect」ポートフォリオの新しいマルチクラウド強化機能によって、企業にとって最も価値ある資産であるデータを確実に保護しながら、マルチクラウド環境全体を通じて卓越した柔軟性と選択肢を活用して、ワークロードを実行することが可能になります。
価格と提供について
■PowerProtect Backup Service 価格:個別見積もり
■PowerProtect Data Manager+ ライセンス 価格:316,500円(税別)~
(年間サブスクリプション単価:フロントエンドTBまたは物理ソケット課金)
※同ライセンスにPowerProtect Data Manager, PowerProtect Cloud Snapshot Manager, PowerProtect DD Virtual Editionが含まれます。
■提供について:2021年5月18日より、デル・テクノロジーズおよびビジネスパートナーから提供します。
# # #
*1. デル・テクノロジーズによる分析に基づく(2021年2月)
# # #
■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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