ユニバーサルロボット、オリエンタルモーターの中空ロータリアクチュエータを、UR+製品として認証
PR TIMES / 2024年4月15日 17時15分
ロボットで外部旋回駆動軸を直接制御可能に。立ち上げ工数削減に貢献
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45878/76/45878-76-c601b449899950bd5b9c95c31fd7047f-2043x2160.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
URロボットと、オリエンタルモーターの中空ロータリーアクチュエータ「DGIIシリーズ」
UR+製品認証されたオリエンタルモーターの中空ロータリーアクチュエータ「DGIIシリーズ」は、中空テーブルとクローズドループステッピングモーターを一体化したロータリーアクチュエータです。主に半導体や電機電子、自動車、三品業界などで、部品や製品の搬送・検査工程のターンテーブル旋回軸などとして使われます。
クロスローラーベアリング*1の採用により、最大許容トルクは24N・mと高強度、許容アキシアル荷重*2が2000Nのため約200kgまでの高荷重のワーク駆動を実現します。φ62mmと大口径の中空穴は、引き回しが複雑な配線に利用可能です。取付角は60~130mmで高精度に位置決めできることも特長です。
本製品は、アクチュエータとドライバ、ケーブルを接続した後に、指令角度と指令速度を設定して運転を開始します。URロボットに接続された周辺機器を操作・設定するプラグインソフト「URCap」に対応しているため、URロボットのティーチペンダントでロボットとロータリーアクチュエータの通信設定や、位置や速度のパラメータ設定、ロボットと連動した動きの制御設定をすることができます。従来、外部軸をロボットと連動させるにはPLCが必要でしたが、オリエンタルモーターの中空ロータリーアクチュエータ「DGIIシリーズ」は、これをURロボットのコントローラで制御可能にした画期的な製品です。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/45878/76/45878-76-8cd176e314ea3171387769133592bf12-876x354.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
従来のロボットと外部軸の接続(左)と、ロボットコントローラから外部軸を直接制御するようす(右)
UR+は、URロボットとプラグ&プレイで使える周辺機器のプラットフォームです。ロボットアームの仕様やインターフェースをオープンにし、それらに準拠するエンドエフェクタ、カメラ、センサなどの周辺機器をデベロッパが開発します。URによる検証を経てデベロッパがUR+製品として販売します。UR+製品は、URロボットのティーチペンダントを通して設定できるため、ユーザーやSIerがロボットのシステムインテグレーションの構築にかかる時間や費用を削減できます。2024年1月時点で480以上の製品がUR+製品となっています。
オリエンタルモーター 機構商品事業部 事業部長 長谷川 洋史 氏 は次のように述べています。
「自動化や省人化が進展する中、当社もロボットとの連携を通じて自動化に貢献したいと考えていました。様々なユーザーやユニバーサルロボットと情報交換を行った結果、制御工数の削減や制御ノウハウの関係から、PLCを介さずにロボットコントローラから周辺軸をシームレスに制御したいという需要が確認出来ました。そこで、当社のアクチュエータラインアップが自動化に貢献できるとの考えから、主力のアクチュエータDGIIシリーズのUR+認証を進めることといたしました。
DGIIシリーズがUR+製品として認証されたことで、本製品をより広く市場に紹介できることになります。市場をリードするユニバーサルロボットとパートナーシップを築き、高成長が続く協働ロボット市場に参入することができたことを嬉しく思います。今後はユーザーからの要望や反応を踏まえ、周辺軸としてのUR+認証アクチュエータの拡充を検討してまいります」
ユニバーサルロボット 日本支社代表 山根 剛は次のように述べています。
「精密小型モーターで高い評価を受けているオリエンタルモーターがUR+パートナーに加わったことは、大きな喜びです。協働ロボット市場は着実に成長を続けており、そのユーザー層も自動車業界、電機電子業界、3品業界などに加え教育・研究機関などにも拡大しています。しかし依然として、従来型の自動化装置や産業ロボットによる自動化のアプローチから離れられず、自動化を断念されるケースも見受けられます。オリエンタルモーターがUR+パートナーに加わり、システム構築の手間を大幅に低減する製品を提供してくれたことで、協働ロボットの活用範囲がさらに広がることが期待されます」
l 新UR+製品 オリエンタルモーター製 中空ロータリーアクチュエータ DGIIシリーズの概要
DGM60 外形寸法:60mm(W)×82.5mm(D)×85.5mm(H)、重量:0.5kg
DGM85 外形寸法:85mm(W)×114.4mm(D)×105.5mm(H)、重量:1.1kg
DGM130 外形寸法:130mm(W)×170.7mm(D)×109mm(H)、重量:2.7kg
組み合わせドライバ寸法:69mm(W)×56mm(D)×30mm(H)、重量:0.11kg
テーブル最大中空径:φ62mm
最大許容トルク:24N・m、許容アキシアル荷重:2000N
最小ロストモーション:2分(0.033°)
製品の詳細:https://www.universal-robots.com/ja/plus/products/oriental-motor-co-ltd/中空ロータリーアクチュエータ-dg-シリーズ/
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