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Green Carbon株式会社は、新潟大学と連携し日本初となる 水田の温室効果ガス排出削減に向けた共同研究を開始

PR TIMES / 2024年6月10日 11時45分

研究開発によりカーボンクレジットの創出量へのインパクトを効果検証



Green Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下Green Carbon(読み;グリーンカーボン))はこの度、国立大学法人新潟大学(学長:牛木辰男、以下新潟大学)と連携し、水田の温室効果ガス排出削減に向け、GHG排出量抑制の効果検証を行う共同研究を2024年6月から開始したことをお知らせします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/76/117956-76-890476a783b523ccb76054efa615b0f7-1920x1080.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


◆Green Carbon×新潟大学共同研究開始の背景
Green Carbonは、全国の農家様と連携し、水田メタン削減および削減効果のJ-クレジット化に取り組んでいます。国内においては、水田由来のカーボンクレジット創出を目的とした「*¹稲作コンソーシアム」を発足させ、*²日本初・最大規模で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年6月現在で合計40,000ha以上の農家と約600社以上の企業・農業法人が参画しています。海外でも東南アジアを中心に水田クレジットを数万t創出するプロジェクトを進めております。
水田クレジットの高効率化に向け、Green Carbonの事業との親和性が高い研究機関を探していたところ、新潟大学農学部に土壌の微生物叢と温室効果ガス動態の研究を専門とする研究者がいることがわかり、かつ米どころ新潟という条件も相まって、共同研究を進める運びとなりました。また、更なる研究の発展のため助成金・補助金も2者で連携し申請しております。


◆共同研究内容と今後について
Green Carbonは、新潟大学と水田における温室効果ガスの排出量削減効果を検証する共同研究を2024年6月から開始し、新潟大学農学部の温室内でポット栽培試験を実施します。水田を模した環境で複数の条件でイネを栽培し、GHG排出量の正確な測定を行うことで、施策によるGHG排出量への影響を検証します。条件として、土壌環境の変更および*³AWD(Alternate Wetting & Drying)を実施し、GHG排出量の効果検証と栽培期間中の微生物叢の解析を行います。将来的には、この研究で得た知見を元に、国内の農家ネットワークを活用し社会実装し、カーボンクレジット創出の高効率化を推進します。また、東南アジアを中心に水田プロジェクトも進めていますので、海外圃場でも実証を開始し、地球の脱炭素化に寄与させてまいります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/76/117956-76-a7d6fb7d61749f02ea728a924b980861-1280x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
〇新潟大学との水田における共同研究写真1.
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/117956/76/117956-76-2314045d556a30d463c8b03b69a7a858-1280x1280.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
〇新潟大学との水田における共同研究写真2.

◆新潟大学自然科学系(農学部) 永野 博彦助教のコメント
日本やアジアにおける食糧生産の根幹であるコメ生産活動に対し、新たな価値を生み出し付加できる研究成果を期待しています。これは人類社会と地球環境の未来を豊かにする可能性に満ちた共同研究プロジェクトの一環です。
このプロジェクトが新潟から始動し、その成果を全国、そして世界に広げていく機会に関われることを心から喜んでいます。


*¹:稲作コンソーシアム
Green Carbonが運営する、「水稲栽培による中干し期間の延長」 によるJ-クレジット申請をまとめて実施するためのコンソーシアムで、個人農家、農業法人、企業、金融機関、自治体、メディアなどが参画しています。稲作コンソーシアムの参画状況は、合計約40,000ha以上の水田農家様、約600社以上の企業・農業法人様が参画しています。(2024年5月現在)*²:日本初・最大規模の水田クレジット認証を取得 
農林水産省、2024年度1月26日発表情報に基づく
https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/240126.html*³:AWD(間断灌漑)
間断灌漑(AWD)は水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返すという手法になります。間断灌漑(AWD)の場合、連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与します。
◆Green Carbon 株式会社
代表者   :代表取締役 大北 潤
所在地   :東京都港区赤坂5-2-33IsaI AKASAKA607
設立    :2019年12月
事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業
URL    : https://green-carbon.co.jp/◆Green Carbon事業紹介
Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、カーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しています。その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。中でもメインで進めている水田のメタンガス削減によるカーボンクレジット創出PJでは、日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約50,000haに拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。 ◆国立大学法人新潟大学
代表者:学長 牛木辰男
所在地:新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050番地
URL: https://www.niigata-u.ac.jp/

[新潟大学社会連携推進機構]
新潟大学社会連携推進機構は、新潟大学の社会貢献の理念・目標に沿って、地域協働、地域人材育成及び産学イノベーションの活動を一貫して推進し、もって地域の課題解決及び産業の発展に寄与することを目的としています。
URL:https://www.ircp.niigata-u.ac.jp/

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