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カブール陥落から2年|国際協力NGO・REALsが国外退避と保護支援継続のためクラウドファンディングに挑む

PR TIMES / 2023年8月9日 19時15分

294人の国外退避を実現し、700人に保護支援を提供した認定NPO法人が、1,000万円を目標に支援を募ります

 認定NPO法人REALs(リアルズ、Reach Alternatives)(東京都新宿区・理事長:瀬谷ルミ子、以下REALs)は、アフガニスタン退避・保護支援を継続するためのクラウドファンディングを本日8月9日に開始しました。10月6日(金)までの58日間で、1,000万円を目標に支援を募ります。
 アフガニスタン政府が事実上崩壊してから2年。いまだ命を脅かされ、潜伏生活を続けざるをえない人たちがいます。REALsは2021年9月からアフガニスタン退避・保護支援の活動を開始し、これまでに294人の退避を実現し、700人に保護支援を提供してきました。いま危機下にある方たちの安全を確保し、命を守る活動の財源を確保するため、クラウドファンディングに挑戦します。
(プロジェクト:https://readyfor.jp/projects/reals20230809



[画像1: https://prtimes.jp/i/6416/77/resize/d6416-77-386af722a3941dd4d2d9-0.jpg ]

脅迫や殺害予告の恐怖のなかで身を隠す人たち アフガニスタンで続く危機


2021年8月にアフガニスタン政府が事実上崩壊してから2年。アフガニスタンには、いまも脅迫や殺害予告を受けて命の危険にさらされた人々がいます。外で働くこともできず、身を隠して生活する人たちは、危機的な状況のまま国内に取り残されています。


さらに女性・女子は、学校で学ぶことや働くこと、外出が制限されるなど、「女性であること」を理由に生きていくために必要な権利が奪われています。「大学教授として女子学生を教育した」「女性・女子の権利のために活動した」という理由で脅迫や殺害予告を受けるケースや、暴力、拘束、強制失踪につながる事態も報告されています。


アフガニスタン国内の状況が深刻化する一方で、退避を受け入れる国は減っています。特にウクライナ戦争の開始以降、それまではアフガニスタンからの退避者受け入れを表明していた国が退避プロセスを遅らせるなど、支援環境はさらに厳しくなっています。


アフガニスタンから周辺国に脱出しても、最終的な受け入れ国が決まるまでは、強制送還の可能性に怯えながら、不安定な状態が1年以上続くケースも発生しています。


自分や大切な人の命がいつ奪われるかわからない恐怖のなかで、退避・保護を待つ人たちはSOSを発しています。


「私の居場所を聞き出すために家族がとらえられて暴行を受けている」
「私と家族の人生にいつ終わりが来るのか、そう毎日考えて恐怖と絶望のなかにいる」
「子どもたちが学校にも通えず外出もできず毎日泣いている。でも身を守るために隠れることしかできない」


一人でも多くの安全を確保し、命の危険を取り除きたい。REALsはそのために、クラウドファンディングに挑戦します。

[画像2: https://prtimes.jp/i/6416/77/resize/d6416-77-97add6b8bbbe82fb42c2-1.png ]

(写真:強制捜査の際、出国できないよう破られたパスポート)

1,000万円でできること、REALsの国外退避・保護支援


REALsは2021年9月からアフガニスタン退避・保護支援を始め、これまでに294人の退避を実現し、700人に保護支援を提供しています。


退避・保護支援においては各国の有志や政府機関と連携して、退避・保護を必要とする一人ひとりと直接連絡を取りながら、以下の支援を実施しています。


■ 退避支援:安全な第3国への退避を実現する
・空路による退避手段の確保
・陸路の安全な退避ルートの確保
・査証・受け入れ国の承諾の取得支援
・退避にかかる諸費用の支援


■ 保護支援:アフガニスタン国内や中継地点滞在中の安全を確保し、生活を支える
・脅威情報の収集・分析・助言
・安全確保対策
・シェルター(隠れ家)の提供
・医療支援(シェルターへの医者・助産師派遣など)
・避難中の子どもたちへの教育支援
・安全な通信手段の確保

REALsのこれまでの支援はすべて、2021年9月以降、3,000人近い方から集まったご寄付により実現しています。


今回、クラウドファンディングで1,000万円の目標を達成し、おおよそ120人の支援を実現する予定です。
※退避・保護費用は個別のケースにより異なり、上記の金額・人数はあくまで現状での平均からの推定です。
最終的な退避・保護人数、支援金使途の内訳は、クラウドファンディングにご支援を頂いた皆さまに報告書にてお伝えいたします。
[画像3: https://prtimes.jp/i/6416/77/resize/d6416-77-7e417ab3330f5b9a0429-2.png ]

(写真:2022年9月、REALsの支援で日本への退避が実現した女性)

8月9日(水) 20時~20時半 YouTubeライブ
REALs理事長 瀬谷ルミ子が、アフガニスタンや退避・保護の状況をお伝えします


クラウドファンディング公開初日となる本日9日、20時からYouTubeライブを行います。

カブール陥落直後からアフガニスタン退避・保護支援に取り組むREALs理事長 瀬谷ルミ子が登壇し、現在のアフガニスタンの状況や退避・保護支援を求める人を取り巻く状況についてお話します。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=RvLFpKuE3Dk ]

【LIVE配信】REALs理事長、瀬谷ルミ子
「カブール陥落から2年|アフガニスタン、国外退避・保護で命を守る」REALsクラウドファンディング
URL:https://bit.ly/3s1sj7V
日時:8月9日(水) 20:00~20:30

クラウドファンディング概要


・タイトル「カブール陥落から2年|アフガニスタン、国外退避・保護で命を守る」
・URL:https://readyfor.jp/projects/reals230809
・目標金額:1,000万円
・募集期間:2023年8月9日(水)~2023年10月6日(金)23時  58日間
・リターン:3,000円~1,000,000円まで計9コース。
※ご支援をできる限り支援活動に活用するため、リターンはお礼とご報告(お礼状、クラウドファンディング報告書など)としています。
※全てのコースが寄付金控除の対象となります。


認定NPO法人REALs (Reach Alternatives)


[画像4: https://prtimes.jp/i/6416/77/resize/d6416-77-6d42ef07af67db4f6fae-3.png ]

REALsは争い予防に取り組む認定NPO法人です。現在の活動地は、アフガニスタン、シリア、トルコ、南スーダン、ソマリア、ケニアです。REALsは紛争やテロなどの争いを防ぎ、人と人が共存できる社会の実現を目指しています。争いの当事者となった人たちが、主体的に問題の予防や解決に取り組んでいけるように、REALsは現地での人材育成や争い予防のしくみづくり、社会のネットワーク構築などを行っています。
(ウェブサイト:https://reals.org

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