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Medii Eコンサルでの症例相談件数が1万件を突破

PR TIMES / 2024年12月20日 16時45分

主治医と全国のエキスパート専門医をつなぐ新たな仕組みが、難渋症例の早期診断と治療最適化に貢献



株式会社Medii(東京都新宿区、代表取締役医師 山田裕揮、読み:メディ、以下Medii)は、医師向け専門医相談サービス「Medii Eコンサル」における症例相談件数が1万件を突破したことをお知らせします。今後も、診断や治療方針に悩む主治医とエキスパート専門医をつなぐプラットフォームとして、未診断患者や革新的新薬が届かない患者を0にして、誰も取り残さない医療を目指してまいります。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60898/77/60898-77-e09851c11ab2ed13d32cd497f9f6e4b9-1910x1000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


「Medii Eコンサル」が解決する社会課題
医療の急速な発展に伴い、新たな診断・治療方針が次々とアップデートされる中で、医師一人があらゆる疾患の最新情報を把握し理解することはますます困難になっています。

特に、未知で複雑な病態が多い希少疾患・難病は約7,000種類以上にのぼり、それぞれの疾患が極めて稀であるため、一人の医師が生涯に数例しか診ないことも少なくありません。また、論文数も限られるためにガイドラインの情報も限定的であり、革新的かつ高額な新薬も次々と承認される中で、全ての医師が適切に処方できるほどの経験を積むことは現実的に難しくなっています。

さらに、各疾患に精通したエキスパート専門医はそれぞれ極少数で、全国に偏在・点在しているため、専門医にアクセスできるかどうかで診断や治療の選択肢に格差が生じることも課題となっています。

こうした課題を解消するためにMediiが提供しているのが、医師向け専門医相談サービス「Medii Eコンサル」です。患者を診て悩んでいる主治医が、エキスパート専門医の暗黙知に素早くアクセスできる仕組みによって、難渋症例が解決に導かれ、結果として患者の診断早期化や必要な新薬の適正活用に繋がっています。

1万件を超える相談実績が持つ意義
2020年のサービス開始以来、全国の医療現場から累計1万件以上の相談が寄せられました。1,500名を超える全国のエキスパート専門医のご協力のおかげで99.9%の相談が解決し(※1)、利用した91%の主治医が「エキスパート専門医のアドバイスを受けたことで、新たな気づきが得られ、診断や治療の後の方針に影響を受けた」と回答しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/60898/77/60898-77-d1eeffbe83c2304e0cd85553a5e1447d-2494x786.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


日本の希少疾患患者は約600万人と推定され(※3)、そのうち3万7千人を超える患者が未診断のまま今も苦しんでいます(※4)。診断がついても、適切な治療に辿り着けていない患者も少なくありません。このような状況の中で、1万件の難渋症例が解決に導かれたことは、適切な医療へのアクセスを大きく前進させる成果といえます。

※1 Medii Eコンサルに投稿された相談のうちエキスパート専門医がマッチングされ回答された割合(集計期間:2024年1月~2024年12月)
※2 Medii Eコンサル利用後のユーザー医師へのアンケート結果(有効回答数 5,571人)
※3 European Journal of Human Genetics volume 28, pages165-173, 2020
※4 Orphanet J Rare Dis 13, 208, 2018

今後の展望
Medii Eコンサルが、全国のエキスパート専門医の先生方と共に、目の前の患者を救うために真摯に取り組まれている主治医の先生方を支える新しいインフラになれるよう、安心して快適にご利用いただける環境を整えてまいります。そしてこの新たな医療の仕組みを支えてくださっているエキスパート専門医の先生にとってもIT技術などを最大限活用してご負担を軽減し、よりメリットを感じていただける有益なサービスに発展させてまいります。Medii Eコンサルを通じて、どんな病気になっても住む場所や地域に関わらず、誰もが納得できる医療を受けられる社会の実現を目指してまいります。

Medii 代表取締役医師 山田裕揮のコメント
思えば全ての始まりは私自身が難病患者となったことでした。約9年診断がつかなかったことや、新薬も多い領域で治療方針にも悩みながら、主治医が頑張ってくださっていたのを1人の患者として体験しました。この経験がきっかけとなり、難病患者さんに寄り添うために尽力しようとリウマチ膠原病専門医となりましたが、様々な医療現場で診療を重ねる中で、症例数が少ない難病や希少疾患においては臨床医としてそもそも十分な経験も詰めない構造上の限界を痛感しました。そこで、医師が知り合いの中だけで各自相談する状況を変える新しい仕組みを創り、難病診療の課題を解決できることが、私一人で診れる患者さん以上に、より多くの患者さんのためになると信じてMediiを創業しました。

今回、症例相談件数が1万件を超えたことは、一人の医師が365日毎日一人の難病患者さんの課題を解決しても27年以上かかるほどの数であり、誰か一人だけで容易に成し遂げることはできない数となっています。その1万件の相談一つひとつの先に患者さんの未来があり、1万人の患者が救われてきていると私たちは信じています。

これもすべて、真摯に患者さんの課題に寄り添っている主治医の先生方、そしてお忙しい中で相談にご回答をいただいているエキスパートの専門医の先生方が想いを一つにして、難病、希少疾患の課題を皆で解決しようと一丸となった結果だと感じています。あの日病床に伏せて苦しみ続けた私のような難病患者が、この仕組みを通じて一人でも減り、いつか誰も取り残さない医療を実現できるように。先生方の温かい想いを背負って、Medii一同、これからも真摯に全力を尽くしてまいります。

Medii Eコンサルについて
Medii Eコンサルは、医師が診断や治療方針などの臨床疑問を、近くにいない各専門領域のエキスパートに匿名でチャット相談できる、完全無料のサービスです。1,500名以上のエキスパート専門医の協力により全ての専門領域をカバーし、厚生労働省の指定難病341疾患のうち、患者数の99%を占める疾患にも対応しています。相談内容に応じて最適なエキスパート専門医がマッチングされる1対1の形式と、複数のエキスパート専門医とのグループディスカッション形式(特許取得済)のどちらでも相談できます。
詳細:https://medii.jp/e-consult

Mediiについて
Mediiは「誰も取り残さない医療を」をミッションに、希少疾患やがんをはじめとした、新たな診断技術や革新的な新薬が顕著に増えている専門性が高い領域の課題解決に取り組んでいます。主治医が適切なエキスパート専門医に迅速に相談できる「Medii Eコンサル」を提供し、医師でも対応が難しい患者の早期診断と治療の最適化に貢献しています。また、製薬企業との協業プロジェクトを展開することで、主治医・エキスパート専門医・製薬企業・患者それぞれに価値をもたらす四方良しで持続可能な新しい医療インフラを構築しています。

会社名:株式会社Medii(メディ)
所在地:東京都新宿区新宿1-24-12 THE GATE 新宿御苑 2F
設立:2020年2月20日
資本金:1億円
代表者:代表取締役医師 山田 裕揮
URL:https://medii.jp

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