多様性を尊重する現代における「制服」とは?制服着用のメリットと違和感を徹底調査!サニクリーンアカデミーリサーチ 「制服編」 を公開しました
PR TIMES / 2021年7月27日 20時15分
一般財団法人サニクリーンアカデミー(東京都中央区、代表理事:加藤豊明、以下「サニクリーンアカデミー」)では、おそうじや衛生管理についての意識調査や実態調査を行っています。今回は働く人の制服やユニフォームをテーマにした意識調査を実施しました。
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コロナ禍によりお店の衛生管理に、より一層の関心が寄せられる中、働く人の清潔感や身だしなみも重要となります。多くの店舗では制服やユニフォームを導入していますが、多様性が尊重される現代において制服とはどのような意味を持つのでしょうか。共感する点も多くある一方で違和感を抱く点もあるようです。
<制服・ユニフォームのメリットとは>
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公私の区別がつく、社員と社員以外の人の識別ができる、服飾費が浮くといったメリットには6割以上の人が共感しているという調査結果となりました。制服・ユニフォームを着用することにより業務効率が向上すると回答した人も約6割となり、仕事内容に合った制服・ユニフォームを着用することは業務効率にもよい影響を与えることがわかります。一方で制服・ユニフォームの管理や着替えの手間といったデメリットがあるのも事実のようです。
<約4割は制服着用を望んでいる>
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アンケート回答者の38%は制服を着用したいと回答。また、現在制服・ユニフォームを着用している人では6割以上が着用を希望しており、メリットを実感している人は制服・ユニフォームがある環境を望んでいることがわかります。
<動きやすくおしゃれなデザインが人気>
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制服・ユニフォームに求める条件として、約半数は動きやすさを重要視しているという結果に。また汗をかいても快適、耐久性の優れているといった機能面、デザインがおしゃれといったデザイン性など制服・ユニフォームにはそれぞれ求める条件があることがわかりました。
<性別による違いは現代では違和感を覚える>
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性別によって制服着用義務やデザインが異なることには多くの人が違和感を抱いているようです。また役職によって私服と制服を分けるといった「区別」があることにも批判的な声が。多様性が尊重される現代においては、制服・ユニフォームの導入についても慎重に検討していかなければなりません。企業や店舗は時代にあわせた柔軟をしていくことが、社員・従業員からの信頼度の獲得にも繋がるのかもしれません。また、学生においては性別によって着用義務に違いがあることに5割が違和感を抱いているという結果もあり、企業としては無視できない調査結果となりました。
<Z世代に制服は受け入れられるのか>
現代を生きる若者であるZ世代にとって制服・ユニフォームはどのようなアイテムなのでしょうか。若者の消費・メディア行動研究を専門とするマーケティングアナリスト原田曜平さんにお話を伺いました。
Z世代の特徴として「同調性が高い」ことが挙げられます。SNS時代を生きるZ世代たちは周りと違う行動をとることによって目立つことを避ける傾向にあります。すなわち、同質性という観点から制服・ユニフォームはZ世代と相性の良いアイテムと言えるようです。しかし、人権教育をしっかりと受けている世代でもあるため、「性別によって分ける」ことについてはかなりの抵抗感を持っています。そのため、女性だけに制服を着させる企業には不信感を覚え、企業のブランドイメージ低下にも繋がりかねないと言えます。採用活動にも影響を及ぼしかねないため、企業としては制服の導入について慎重に検討しなければなりません。また、同調性を求める中にも、「プチ個性」を持つ傾向にあるため、個性を出せる余地を残すことも大切です。
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制服・ユニフォームは、仕事にあわせたデザインや導入方法を選択することで多くのメリットを生みます。ですが、時代にあわせた配慮も必要であり、企業・店舗は「ただ導入する」だけではいけません。メリット・デメリットをしっかりと考慮した上での導入をおすすめします。
■アカデミーリサーチVol.18「制服編」
https://www.sanikleen-academy.or.jp/research/cleaning_of_all/2107_uniform.html
・調査対象:全国 ・調査期間:2020年12月17日(木)~12月18日(金)
・調査対象:男女20~60代 ・有効回答数:400サンプル
サニクリーンアカデミーでは、web調査を通じて、生活に役立つ情報を提供することで、快適な住まいづくりや職場環境づくりに貢献してまいります。
■サニクリーンアカデミー概要
快適で豊かな過ごしやすい社会づくりを目指し、生活者の喜びと満足を実現するため、おそうじや衛生管理などの生活に役立つ情報提供や、知識・技術などの教育支援、普及活動を行っています。
名称:一般財団法人サニクリーンアカデミー
代表理事:加藤 豊明
住所:〒103-8256 東京都中央区日本橋二丁目11番2号-20階
活動内容:セミナー事業、環境体験事業など
URL:https://www.sanikleen-academy.or.jp/
リーフレット:https://www.sanikleen-academy.or.jp/aboutus/pdf/sk_academy_leaflet.pdf
■本リリースに関するお問い合わせ先
一般財団法人サニクリーンアカデミー事務局
担当:磯村
電話番号:03-3276-7329
メールアドレス:contact@sanikleen-academy.or.jp
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