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日本ロレアル 新型コロナウイルス感染症拡大の対策支援

PR TIMES / 2020年5月18日 13時45分

日本ロレアル 新型コロナウイルス感染拡大により 経済的に困窮に直面するひとり親世帯を支援 / ロレアル・フランス本社は1億5,000万ユーロの支援基金の創設を発表

世界最大の仏化粧品会社ロレアルグループ(本社:パリ)の日本法人である日本ロレアル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:ジェローム・ブリュア、以下 日本ロレアル)は、新型コロナウイルス感染症より、多大な影響を受けているコミュニティを支援すべく、連帯プログラムを始動します。スキンケアやヘアケア製品、ハンドクリームなどの保湿製品をはじめとする、弊社製品を数万単位で、コミュニティに対し順次、寄贈していく予定です。

第一弾として、認定NPO法人「フローレンス(https://florence.or.jp/)」および「しんぐるまざあず・ふぉーらむ(https://www.single-mama.com/)」を通し、経済的に困難な状況に置かれているひとり親世帯に当社のヘアケア製品約2,400本の寄付を行いました。今後も継続的にひとり親世帯の皆さまを支援するとともに、寄付の輪を拡大してまいります。

本プログラムについて、当社の代表取締役社長ジェローム・ブリュアは以下の通りコメントしています。
「新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまに、心よりのお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い回復を心よりお祈りしています。日本ロレアルはこの前例のない感染拡大により影響を受けられている皆さま、最前線でコミュニティを守るため貢献されている皆さま、生活のために必要なサービスを供給するため、現場を守られているすべての皆さまに敬意と連帯の念を表したいと思います。
ロレアルグループは、持続可能な世界の実現に貢献するため、社会的・環境的に課題に取り組むべく、様々な施策を展開してまいりました。コミュニティ支援もその一環であり、日本ロレアルでは、シングルマザーの支援を2016年より行っており、経済的に困難な状況を改善するための就労支援プログラムを展開しています。この世界が直面している未曾有の危機のなか、もともと経済的に困難な状況にあったコミュニティが、さらに脆弱な立場に置かれているということをパートナーである団体の皆さまより聞き、今回、寄付支援のご協力を申し上げました。本支援は今後も継続的に実施していきます。
私たちは美がもつ力を信じています。当社の企業理念である『すべての人生に、美しく生きる力を。』の通り、健やかな、そして美しい世界をつくるために貢献してまいります。」

【日本ロレアルのひとり親世帯への支援について】
日本においては7人に一人の子どもが貧困に苦しんでおり、シングルマザーなどひとり親世帯の貧困率は、50.8%(2015年時点)にも上り、社会的な課題となっています。日本ロレアルはこの社会的課題を支援すべく、当グループが世界規模および各国独自で展開する持続的発展のためのコミットメントである「Sharing Beauty With All~美のすべてを、共に次世代へ」のもと、2016年よりシングルマザーの就労支援プログラム「未来への扉」を今回の寄付先でもあるNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」と立ち上げるなど、ひとり親世帯への支援を続けてまいりました。

【ロレアル本社の新型コロナウイルス感染症拡大への対策支援について】
仏・ロレアル本社は、このたびの感染拡大により2020年3月に地元フランス当局およびコミュニティ支援のため、連帯プログラムを立ち上げ、手指消毒剤の製造や寄付をはじめ、様々な施策を展開してまいりました。またフランス現地時間5月12日に社会的に脆弱な立場にいる女性および環境保護への支援を目的とした新たな連帯基金「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」の創設を発表しました。詳細は下記をご参照ください。

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<報道参考資料>
仏・ロレアル「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」基金を創設
1億5,000万ユーロを社会的に脆弱な立場の女性たちの支援と環境保護へ

2020年5月12日、クリシー発:
世界最大の化粧品メーカーである仏・ロレアル(本社:パリ)は、新型コロナウイルス感染症拡大および、それに伴う影響に対応すべく、画期的な社会的・環境的な連帯プログラムである「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」を発表しました。本プログラムは以下を優先事項として展開していきます。

5,000万ユーロの慈善寄付基金を立ち上げ、感染拡大による社会・経済的な危機の影響をいち早く受けた、脆弱な立場にいる女性の支援を行う団体をサポートします。
自然生態系破壊の回復および気候変動の抑制へ貢献すべく、1億ユーロを環境インパクト投資に費やします。

ロレアルグループ会長 兼 CEO ジャン‐ポール・アゴンは以下の通りコメントしています。

「今後数ヶ月の間、社会は危機に直面し、人類全体が深刻な影響を受ける事態が引き起こされるでしょう。社会的に最も脆弱な立場にいる方にとって、特に事態は深刻です。同時に、環境問題もますます切迫しています。世界が必要としている持続可能な変革から後退しないことが必要不可欠です。だからこそ、当社が取組んでいる環境と生物多様性の保全を再確認するとともに、女性たちが直面している社会的危機の緩和支援をしたいと思っています。この2つ課題は、当社の価値観とこれまで歴史的に取り組んできたコミットメントを反映しています。」

500万ユーロを非常に脆弱な立場にいる女性たちを支援するために
ロレアルグループは、歴史的に女性たちの支援に取り組んできました。そして、今日も女性のために在り続けています。なぜならば、新型コロナウイルスによる危機は、女性たちに特に影響を与えているからです。その影響は就労機会と収入の消失において顕著です。多くがひとり親世帯であり、生活必需品を求めフードバンクを頼らざるを得ない状況にますます追いやられています。同時に、特にロックダウン(都市封鎖)措置の影響により、家庭内暴力や性的暴行の被害も世界中で、フランス(+30%の暴力増加)含め、拡大しています。
苦しむ女性たちを直接的に支援するため、ロレアルは、5,000万ユーロの慈善寄付基金を立ち上げました。本基金を通し、貧困と闘い、女性の社会進出を助け、難民の女性や障がいを持つ女性に緊急支援を提供し、女性を暴力から守り、被害者を支援している各地の組織および慈善団体をサポートします。

ロレアルグループの最高企業責任者(CCRO)であるアレクサンドラ・パルトは次のように述べています。
「新型コロナウイルスによる危機はすべての人に影響を与えていますが、既存の不平等を拡大し、既に社会的あるいは経済的に苦しんでいる人々や虐待の被害者たちに、壊滅的な影響を及ぼしています。特に女性に対して顕著です。最も脆弱な立場にいる女性たちを支援するために行動することは極めて重要です。この社会危機は、環境に対する強い取り組みの必要性を凌駕するものではありません。この危機を乗り越えるための持続可能で包括的な方法を見つけるためには、気候変動および生物多様性の侵食を抑制することに注力しなくてはいけません。これらの問題は、いまや生活・社会・経済をより深く暴力的に脅威に陥れており、そしてその被害を最初に受けるのもまた、女性たちなのです。」

1億ユーロを環境インパクト投資へ
持続的発展のためのコミットメント「Sharing Beauty With All」の一環として、現在長期間にわたり取り組んでいる環境負荷軽減への取り組みに加え、ロレアルグループは、以下2つの主要な環境的課題に取り組むため、1億ユーロをインパクト投資に費やすことを決定しました。

自然生態系破壊の回復:


5,000万ユーロは、海洋および森林生態系の回復のためのプロジェクトへの資金提供に使用されます。本プロジェクトは、これらの生態系に依存している人々のため、新たな社会的・経済的な発展の機会をつくりだすものです(持続可能な農業や漁業、エコツーリズムや国内排出権の販売など)。
本基金、「L’Oréal Fund for Nature Regeneration(自然再生のためのロレアル基金)」は、2030年までに100万ヘクタールの生態系を回復させ、1,500万から2,000万トンのCO2を回収し、数百もの雇用機会を生み出すことを目的とします。

気候変動の抑制:


5,000万ユーロは、サーキュラーエコノミー(循環型経済)に関連したプロジェクトの資金提供に使用されます。ロレアルグループはこの基金により、サーキュラーエコノミーの発展、特にプラスチック廃棄物のリサイクルと管理を支援するソリューションの探求とビジネスモデルの構築に貢献することを目指します。
ロレアルグループは、2030年に向けた新たな持続的発展可能なコミットメントを6月下旬に発表する予定です。この新しいコミットメントにより、本プレスリリースにて発表した「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」のプロジェクトは完結します。そして、ロレアルのすべての活動が、プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)を尊重するものであることを確かにします。


2013年に始動した持続的発展のためのコミットメント「Sharing Beauty With All」の一環として、ロレアルは、製品デザインから原材料の調達、生産・流通まで、当社の影響とそのすべてのバリューチェーンを網羅する2020年に向けたコミットメントを掲げました。
2019末までに、以下の成果を成し遂げました。

2005年比で、工場および配送センターからのCO2排出量を78%削減。同時期の生産量は、37%増
グループのすべての新製品をエコデザインツールであるSPOTを用い開発することで、2019年に上市した製品における社会もしくは環境プロファイルを85%改善
ロレアルのソーシング連帯プログラムにより、困窮するコミュニティから、90,635人の就労を支援
ロレアルは、国際的な環境評価NGOであるCDPより、4年連続で最高評価であるトリプルAの評価を「気候変動保護」「持続可能な水源管理」「森林」の3つの主要エリアで得ています。ロレアルは、トリプルAの評価を4年連続で受けた世界中で唯一の企業です。


この持続可能な発展のためのコミットメントと同様に、倫理や多様性推進に対しての取り組みや、ロレアル財団やブランドによる慈善活動により、当グループは、2015年に定められた、国連による持続可能な開発目標(SDGs)の17の目標のうち、15の目標に対して貢献しています。

ロレアルグループについて (https://www.loreal.com/)
1909 年にパリで化学者ウージェンヌ・シュエレールによって設立され、世界 150 カ国・地域で事業を展開し、88,000 人の 従業員を有する世界最大の化粧品会社です。「ランコム」「シュウ ウエムラ」「キールズ」「イヴ・サンローラン」「ロレアル パ リ」「ロレアル プロフェッショナル」「メイベリン ニューヨーク」など、36 ブランドをグローバル規模で展開しています。

日本ロレアルについて (http://www.nihon-loreal.jp/)
1963 年から事業を開始し、1996 年に日本法人である日本ロレアル株式会社が設立されました。2,670 人の従業員を有し、 化粧品の輸入、製造、販売、マーケティングを行っています。現在、上記のブランドを含め 18 のブランドを取り扱っています。

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