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LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025の応募受付を開始

PR TIMES / 2024年7月12日 16時45分

LOEWE FOUNDATIONは、第8回となるLOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025への応募受付を開始します。受賞者は来春、マドリードのティッセン=ボルネミッサ美術館にて発表されます。本賞への応募締切は2024年10月30日です。応募はloewecraftprize.comにて受け付けています。

LOEWE FOUNDATION Craft Prizeは、現代のクラフトマンシップにおける卓越性、芸術的価値、革新性を紹介し、称えることを目的として、2016年に創設されました。その目的は、優れた美的価値を持つオブジェを作り出すことのできる、卓越した能力を備えた世界中のアーティストを認識し、支援することです。プロとしてクラフトに携わる18歳以上の方であれば、どなたでもご応募いただけます。大賞受賞者には50,000ユーロ、2名の特別賞受賞者にはそれぞれ5,000ユーロが授与されます。ロエベのクリエイティブ ディレクターであるジョナサン・アンダーソンが発案したこの賞は、今日の文化におけるクラフトの重要性を認識し、その才能、ビジョン、革新への意志によって、未来の新しい基準を打ち立てるであろうアーティストへの評価を目的としています。この賞は1846年にクラフトの協働的な工房としてスタートしたロエべの原点にちなんでいます。

ジョナサン・アンダーソンは次のように述べています。
「クラフトは常に現代的なものであり、独自の定理を持ち、独自の言語を話し、過去には存在しなかった対話を生み出します。伝統と同じくらい新しさが重要なのです」
2024年は124の国と地域から3,900点を超える応募がありました。

アーティスト、エッセイスト、キュレーターで構成される選考委員会が、応募されたすべての作品を審査し、最大で30名のファイナリストを選出します。今年は、ミシェル・フィッシャー(ボストン美術館現代装飾美術キュレーター)、ケヴィン・グレイ(金属工芸アーティスト、Craft Prize 2024ファイナリスト)、イブラヒム・マハマ(ミクストメディア アーティスト)、沖文(ガラス作家、Craft Prize 2024ファイナリスト)が新たに選考委員会に加わります。選考では、独創性、明確な芸術的ビジョンと価値、正確な表現力、素材の卓越性、革新的な価値、作家性などの基準に基づいてファイナリストが選出されます。

ファイナリストの作品はマドリードのティッセン=ボルネミッサ美術館で展示されます。展示作品から審査員が大賞を選出し、2025年の春に美術館で開かれる表彰式でLOEWE FOUNDATION Craft Prize 2025の大賞を発表します。

2025年の審査委員会にはアンドレス・アンサ(LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2024大賞受賞者)とフリーダ・エスコベド(エッセイスト、建築家)を新しいメンバーとして迎えます。

アンドレス・アンサの大賞受賞は、2024年5月14日、パレ・ド・トーキョー(パリ)でLOEWE FOUNDATION Craft Prize 2024の展示が開始されるとともに発表されました。2024年のファイナリスト作品はオンラインでも展示されています。
craftprizeexhibition.loewe.com




選考員

アンドリュー・ボナチーナ ロエベ アートアドバイザー、インディペンデントキュレーター
アントニア・ボストロム ヴィクトリア&アルバート博物館(ロンドン)コレクションディレクター
ヘヨン・チョ 韓国芸術デザイン協会理事長
ミシェル・フィッシャー ボストン美術館現代装飾美術キュレーター
サラ・フリン 陶芸家、LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2017ファイナリスト
ケヴィン・グレイ 金属工芸アーティスト、LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2024ファイナリスト
ヴォルフガング・ロッシュ ミュンヘン熟練工会議所の元展示・見本市部門責任者
イブラヒム・マハマ ミクストメディア アーティスト
ユハ・マルティラ ロエベ レザーグッズ デザインディレクター
沖文 ガラス作家、LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2024ファイナリスト
アナチュ・サバルベアスコア 選考委員長 、エル・パイス紙 建築・デザイン特派員


審査員

ジョナサン・アンダーソン ロエベ クリエイティブ ディレクター
アンドレス・アンサ LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2024大賞受賞者
ミンスク・チョ 建築家、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 金獅子賞受賞者(2014)
フリーダ・エスコベド エッセイスト、建築家
深澤直人 デザイナー、日本民芸館(東京)館長
オリヴィエ・ガベ ルーヴル美術館(パリ)装飾美術部門ディレクター
シーラ・ロエベ 審査委員長、LOEWE FOUNDATION代表
マグダレン・オドゥンド 陶芸家
ワン・シュウ 建築家、プリツカー賞受賞者
ディヤン・スジック エッセイスト、デザインミュージアム(ロンドン)元館長
アブラハム・トーマス メトロポリタン美術館(ニューヨーク)近代建築・デザイン・装飾美術キュレーター
パトリシア・ウルキオラ 建築家、インダストリアルデザイナー
アナチュ・サバルベアスコア エル・パイス紙 建築・デザイン特派員


クラフトプライズへの応募

プロとしてクラフトに携わる18歳以上の方であれば、どなたでもご応募いただけます。


LOEWE FOUNDATION Craft Prize

LOEWE FOUNDATIONは、現代のクラフトマンシップにおける革新性、卓越性、芸術的価値を紹介し、称えることを目的として、年に一度の国際コンペであるLOEWE FOUNDATION Craft Prizeを2016年に創設しました。LOEWE FOUNDATION Craft Prize 2024では、現代のクラフトの発展に重要な貢献をしたとして、陶芸、ジュエリー、テキスタイル、木工、ガラス、金細工、家具、ペーパークラフト、漆といった多岐にわたるアーティストたちをファイナリストとして選出しました。このプライズを通して、世代を超えて、いま最も優れたクラフトの概要を知ることができるといえるでしょう。

ロエベのクリエイティブ ディレクターであるジョナサン・アンダーソンが発案したこの賞は、今日の文化におけるクラフトの重要性を認識すること、そしてその才能、ビジョン、革新への意志によって、未来の新しい基準を打ち立てるであろうアーティストを評価することを目的としています。

1846年にロエベが数人の職人による工房としてスタートしたことに端を発するこの賞は、ファッションに不可欠なカルチャーとのつながり、高度で専門知識の重要性を反映しています。アート、クラフト、デザインは、現在のメゾンの基礎となっています。

この賞には、18歳以上のプロとしてクラフトに携わるアーティストであればどなたでもご応募いただけます。要件はただ一つ、クラフトを革新的に応用し、独自のアートコンセプトと組み合わせた作品であることです。


LOEWE FOUNDATION

LOEWE FOUNDATIONは、1988年にロエベ創業家の4代目であるエンリケ・ロエベによって、民間の文化財団として設立されました。現在、娘のシーラ・ロエベの指揮のもと、財団は工芸、デザイン、写真、詩、ダンスの分野で、創造性の促進、教育プログラムの企画、文化遺産の保護活動を続けています。同財団は2002年にスペイン政府より美術功労金メダルを授与されています。

詳細はこちら
ウェブ|www.loewe.com  
ブログ|www.blogfundacionloewe.es
インスタグラム|@loewefoundation


ロエベとカルチャー

LOEWE FOUNDATION Craft Prizeにより、ロエベはあらゆる種類や分野での創造性に、長く深く関わってきたことを再確認しました。文化はロエベの中核をなすものです。2013年にクリエイティブ ディレクターにジョナサン・アンダーソンが就任して以来、ファッションと現代生活との深いつながりや、アート、デザイン、クラフトマンシップを重視することはロエベの礎となっています。数々のアーティストや職人とのコラボレーションなどの文化的なプロジェクトは、ブランドの価値を再解釈・拡張するだけでなく、創業以来変わらない、知識を共有する姿勢と協調的な精神が反映されています。


The Room

The Roomは、LOEWE FOUNDATION Craft Prizeにノミネートされたアーティストの作品を紹介するデジタルプラットフォーム。LOEWE FOUNDATIONが長年取り組んできた現代クラフトの支援の一環として、The Roomはアーティストが世界中の人々と作品を共有し、現在活躍している世界で最も革新的なクラフト作家の作品を発見、研究、収集する機会を提供するものです。

詳しくは theroom.loewe.com をご覧ください。


ティッセン=ボルネミッサ美術館

ティッセン=ボルネミッサ美術館は、70年に渡りティッセン=ボルネミッサ家により集められた約900点に及ぶ世界有数の絵画コレクションを保有する公的機関です。元は個人コレクションでしたが、美術館がオープンした翌年の1993年にスペイン政府が買収したため、現在は公共のものとなっています。デューラー、ラファエル、チシアン、ルーベンス、レンブラント、カラヴァッジオ、マネ、ルノワール、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、カンディンスキー、ピカソ、ホッパー、ロスコなど、名だたる画家の作品を含むコレクションがティッセン=ボルネミッサ家の2世代によって集められています。コレクションには13世紀~20世紀までの西洋美術のすべての芸術運動が網羅されており、ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ(1875-1947年)とその息子のハンス・ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ(1921-2002年)のセンスが色濃く現れています。2004年には200点以上に及ぶカルメン夫人のコレクションの大部分が、多様な絵画流派やジャンルを誇る永久収蔵品に追加されました。さらに2018年からは、ティッセン=ボルネミッサ・アート・コンテンポラリー(TBA21)の主導により、現代アーティストたちからの展示会の提案をもとに、彼らとのコラボレーションをおこなっています。


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