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地域社会へのSTEAM教育の浸透意識は20%未満

PR TIMES / 2025年1月24日 12時15分

2024年度「やさしいミライの学校」の開催後調査から



住友重機械工業株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:下村真司、以下「当社」)は、首都圏等における小中高生の親を対象にSTEAM教育(※1)の浸透についての意識調査(以下「本調査」)を実施しました。
本調査は、地域社会にSTEAM教育を浸透させていくことを目的として当社が取り組んでいるワークショップ「やさしいミライの学校」開催後における当社の企業活動やイメージの浸透現状を把握するために、首都圏等(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県およびワークショップ開催地である愛媛県)の生活者1,000人を対象に実施したものです。

■12~15%の浸透率/現状はSTEAM 教育が十分に浸透していると思われていない
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100192/78/100192-78-5a8f9a0d5dec2843387bc07512a4e331-821x520.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


このうち、STEAM教育の浸透について回答いただけた小中高生の保護者計146人にSTEAM教育の浸透について回答いただきました。
お住まいの地域において、ご自身のお子様へのSTEAM教育がどの程度浸透していると思われるかを質問したところ、首都圏では「とても浸透していると思う」「まあ浸透していると思う」と回答した保護者の割合が12.2%、愛媛県では同様の回答割合が15.3%となっており、いずれの地域においてもSTEAM教育が十分に浸透していると思われていないことが分かります。

■当社の「やさしいミライの学校」の取り組みについて
科学技術が進歩する中、近年では小中学校でプログラミングの授業が必修化されるなど、これからの社会にはより一層“未来を自ら考える力”が求められるようになってきています。
しかし、STEAM教育を中心とした考える力を養う教育機会やその浸透は、社会全体で見るとまだ十分なものとは言えない(※2)ことが本調査でも明らかになっています。

当社はこれを社会課題の一つとして捉え、子どもたちがSTEAM教育に触れる機会を増やすため、専門の知見を持つ企業と独自のプログラムを用意し、楽しいモノづくりを通じて“人を想い、未来のつくり方を学ぶ”STEAM教育ワークショップ「やさしいミライの学校」を2023年から開催しています。
2回目となる2024年の「やさしいミライの学校」は、9月21日(土)、22日(日)に愛媛県新居浜市で開催し、2日間で小学生約80人が参加しました。

STEAM教育の学習は文部科学省においても推進(※3)されていることから、当社は今後も「やさしいミライの学校」を通じてSTEAM教育の一層の浸透および教育機会向上に取り組み、多くの方々に好意的に受け止めていただけるような施策運営に努めてまいります。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100192/78/100192-78-e44ffcccee324b181b799e0309dff09b-529x329.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「やさしいミライの学校」(2024年9月開催)を受講した子どもたち

■「やさしいミライの学校」に参加いただいた保護者の反応
参加いただいた小学生の保護者のうち49人にアンケート回答いただきました。その結果は次のとおりです。
・「本イベントは記憶に残る体験だったと感じますか」という質問に対し、98%の保護者が「記憶に残ると思う」と回答。
・「本イベントに参加した満足度についてお聞かせください」という質問に対し、92%の保護者が「満足している」と回答。
・「本イベントに参加して、家族のコミュニケーションのキッカケになりましたか?」という質問に対し、100%の保護者が「そう思う」と回答。
・「次回もこのようなイベントがあったら参加したいですか」という質問に対し、100%の保護者が「参加したいと思う」と回答。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/100192/78/100192-78-62cadb00811c1ee34270cb23c321f46d-3543x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
小学生の保護者(n=49)からのアンケート回答結果

また、保護者アンケートからは総じて好意的なご意見・ご感想をいただくことができ、子どもたちや地域社会にとって意義のある施策になっていることが伺えます。

保護者アンケートに寄せられたご意見・ご感想(一部抜粋)
・子どもの自主性に任せるスタンスで進行していただいた点が良かったと思います。
・社会問題(困っていること)、自分の考え、テクノロジーをかけ合わせることにより、明るい未来を築けるということを子どもがイメージできたと思います。
・子どもは自ら考え自由な発想で「あったらいいな」を考えたと思います。
・子どもは自由に本当に楽しんでいました。見ている親も楽しめました。
・自分や家族以外の方への優しさを考えるきっかけになりました。

また本調査の結果では、当社が行っている広報施策の中で「やさしいミライの学校」に対する好感度が最も高いことが明らかになりました。

■本調査「企業イメージについてのお伺い」概要
・調査期間:2024年11月5日(火)~2024年11月7日(木)
・調査機関:株式会社電通マクロミルインサイト
・調査対象者:18~69歳の男女1,000人(STEAM教育の浸透について回答いただけた、小中高生の保護者146人を含みます。)
・調査方法:インターネット調査
・調査対象地域:東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県および愛媛県

■関連リンク
・「やさしいミライの学校」特設サイト https://mirai-gakko.shi.co.jp/
 「やさしいミライの学校」特設サイトでは、イベントレポートやワークショップで使用したワークシートを公開しています。ぜひご覧ください。
・ダイヤモンドオンライン『“理系思考×創造性”が次世代を開く!ものづくりの名門・住友重機械が本気で挑むSTEAM教育「ミライの学校」の中身』 https://diamond.jp/articles/-/351707
・住友グループ広報委員会ウェブサイト『住友と共創 ~ビジョンを描く~住友重機械工業 「やさしいミライの学校」で人を育て未来をつくる』 https://www.sumitomo.gr.jp/act/vision/shi/

(※1)
科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。(STEAM JAPAN「STEAM教育って?」(https://steam-japan.com/about/)より引用)
(※2)
STEAM教育、とりわけプログラミング教育においては、小学校での専門人員(ICT支援員)の不足している状況や学校でのプログラミング教育が不十分と感じる保護者の多さが本調査以外でも明らかになっています。
・専門人員の不足している状況…2019年時点の文部科学省公表情報として、小学校のプログラミング教育の実施に関わる主な課題の一つとして、専門知識を持つ教員(ICT支援員)の不足が挙げられています。(文部科学省「教育委員会等における小学校プログラミング教育に関する取組状況等」(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1406307.htm))
・学校でのプログラミング教育が不十分と感じる保護者の多さ…ロボット教室に通う保護者のうち、学校のプログラミング教育が不十分と感じている割合は74%となっています。(ヒューマンアカデミーこども教育総合研究所「【1,100以上の保護者に聞きました】STEAM教育に関する意識調査」(https://kids.athuman.com/cecoe/articles/000210/))
(※3)
文部科学省「STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/mext_01592.html

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