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ASEANの国立公園・自然遺産管理者が富士山で持続可能な観光地管理を学ぶ~インタープリテーション研修の実施~

PR TIMES / 2018年11月14日 16時40分



[画像: https://prtimes.jp/i/10699/79/resize/d10699-79-266197-0.png ]


国際機関日本アセアンセンター(所在地:東京都港区、事務総長:藤田正孝)は、2018年11月1日~5日にかけて、ASEAN[1]加盟国のうち8カ国から国立公園・自然遺産地区の管理者と政府機関関係者11名を招聘し、インタープリテーションに関する研修を東京都内、および静岡県富士宮市で実施しました。

インタープリテーションとは、対象地域の文化・自然遺産への理解を深め、観光資源の保護意識を高めるためのコミュニケーション手法です。研修プログラムは、環境省による日本の国立公園の仕組みなどの講義に始まり、静岡県富士宮市では世界文化遺産である富士山付近におけるインタープリテーションを用いた地域型観光やエコツーリズムの事例の視察、同市産業振興部観光課による地域の観光開発における官民共同の取り組みについての説明会と続き、また、最終日のワークショップでは、各参加者が自国の担当地区に適応したプログラムやアクションプランを考案し発表しました。

参加者は研修を通してインタープリテーションにおける明確なメッセージの重要性と、地域型エコツーリズムの開発における地域住民とのつながりや協力の必要性について学びました。今後、参加者は本研修を活かし、自国で持続可能な観光の促進に寄与することが期待されます。

研修終了後のアンケートでは、インタープリテーションの活用が自然や文化の保護につながることや、インタープリテーション手法の具体的な実践例を学ぶことができて参考になったというコメントが寄せられました。また、帰国後は既存プログラムの改良にインタープリテーションを活用したい、研修で得た知識を所属組織で共有したい、という意見が多くありました。

本プログラムのフォローアップ事業は、2019年2月にラオスで開催されることが予定されています。

[1] ASEAN(東南アジア諸国連合)とは、1967年に結成された地域協力機構。加盟10カ国(ブルネイ・ダルサラーム、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)の総人口は6億4千万人を超える。


<<国際機関日本アセアンセンター>>
正式名称:東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター
ASEAN10カ国政府と日本政府により1981年に設立。
貿易・投資・観光・人物交流の4分野を中心に、ASEAN商品の輸出促進、日系企業の進出支援、人材育成、日ASEAN間の観光促進等を通して、日本とASEAN諸国との関係促進に貢献する国際機関です。
URL:https://www.asean.or.jp/ja/

<<本リリースについてのお問合せ>>
国際機関日本アセアンセンター
観光交流クラスター
東京都港区新橋6-17-19 新御成門ビル1F
電話:03-5402-8008
Fax:03-5402-8009
e-mail: info_to@asean.or.jp

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