歓送迎会&お花見、今年はどうする?首都圏とそれ以外の地域での行動の違いを調査
PR TIMES / 2021年3月25日 10時15分
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桜の開花宣言が各地で伝えられ、季節は春へと着実に進んでいます。歓送迎会やお花見など、昨年は季節の行事の予定がなくなった人も多くいましたが、今年はどうなっているのでしょうか?
株式会社ネクストレベル(本社所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:田中大洋)が運営する「縁結び大学」(https://jsbs2012.jp/date/)では、首都圏とそれ以外の地域に住む20歳以上の男女462名に、今年の歓送迎会とお花見の予定を調査しました。結果からは住む地域や年代によって、少しずつ異なる傾向があることが分かりました。
首都圏の方が「自粛している」割合が10%以上多い
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各自治体から要請されている「不要不急の外出の自粛」について、3月22日に緊急事態宣言が解除された首都圏と、それ以外の地域に住んでいる人に、それぞれ「現在も自粛しているか」(2021年3月現在)について聞いてみました。
首都圏では「自粛している」が39.7%だったのに対して、首都圏以外では27.9%と10%以上の開きがありました。「どちらかといえば自粛している」という回答は、首都圏が54.4%で、首都圏以外は60.5%です。これらのことから、首都圏の人の方が、忠実に自粛要請に従っている傾向がうかがえます。
「どちらかといえば自粛していない」「自粛していない」の数字を合わせると、首都圏は5.9%、首都圏以外は11.6%です。首都圏以外の地域に住んでいる人であっても、自粛していないのは約1割にとどまりました。地域差はあれ、概ね外出を自粛していることが分かります。
「自粛している」割合が高いのは40代
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上の表は、「不要不急の外出の自粛」について、地域別・年代別に聞いた結果です。
「自粛している」と回答したのは、首都圏、首都圏以外ともに40代の割合が最も多くなりました。
「どちらかといえば自粛している」は20代の割合が高くなっています。「どちらかといえば自粛していない」は、首都圏以外の20代と40代で1割を超えています。40代は自粛している割合が高いものの、首都圏以外ではあまり自粛していない人も一定数いるといえます。
また、首都圏以外の20代が、地域・年代別では「どちらかといえば自粛していない」割合がもっとも多いことがわかりました。
歓送迎会の予定がある人は、首都圏の方が約6%多い
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首都圏の緊急事態宣言が解除される前の3月中旬に、「これから、何かしらの歓送迎会を予定していますか?」という質問をしたところ、「予定はない」が8割を超えていました。ただ「予定しているが、開催は未確定」と「予定しており、開催は確定」を合わせた数字は、首都圏が18.4%で、それ以外の地域は12.7%です。
数値で見ると、首都圏エリアの人の方が、それ以外の地域に住む人よりも、歓送迎会を予定している人が多いということが分かります。ただし「開催は確定」という人は首都圏の方が少ないことから、首都圏に住む人は「歓送迎会の予定はあるものの、様子を見ている」状況の人が多いようです。
歓送迎会の予定がある人が多いのは、首都圏の20代
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歓送迎会の予定について「予定しているが、開催は未確定」と「予定しており、開催は確定」を合わせた数字を、首都圏とそれ以外の地域で、年代別に比較しました。これを見ると、首都圏在住の20代のみが23.5%と、2割を超えていることが分かります。首都圏以外の20代は10.9%なので、大きな差があります。他の地域に比べると、首都圏の20代は、歓送迎会の機会が多いといえるでしょう。
首都圏での歓送迎会の予定は、緊急事態宣言の解除を前提としている人が51.2%
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今回の調査は、首都圏での緊急事態宣言の解除発表の前に行っています。前の設問で「歓送迎会を予定しているが、開催は未確定」と答えた首都圏在住者に、「緊急事態宣言の解除や延長など、状況によって歓送迎会の予定は左右されますか?」と聞いた結果が上の表です。
約半数が「解除された場合にのみ行う(解除されなければ行わない)」と回答しました。年代によってばらつきがあったのは「緊急事態宣言に関係なく行う」という回答です。40代は6.7%と一番少なく、20代が21.4%と最も多くなりました。20代の場合、“開催が未確定”であるのは、緊急事態宣言によるためではなく「メンバーの予定が合うか」などの個人的な不確定要素によるものと考えられます。
首都圏の20代の中には、「緊急事態宣言の発令中」であるかどうかが「歓送迎会」の開催に影響しない人もいることが分かりました。
歓送迎会を行うのは「職場」が最も多いが、首都圏では「友人」も2割
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「歓送迎会は誰と行う予定なのか」についても、聞いてみました。
首都圏以外では「職場」が94.1%と大多数で、「友人知人」は5.9%でしたが、それ以外のグループはありませんでした。首都圏でも「職場」が60%で最も多かったものの、「友人知人」も23.6%と一定数みられます。首都圏とそれ以外の地域では、歓送迎会を行うグループの傾向に違いが見られることが分かりました。
首都圏以外の地域では「歓送迎会=職場」という人が大多数ですが、首都圏では個人的なつながりでの歓送迎会も比較的多いようです。
首都圏の20代は「友人知人」と歓送迎会を行う人が3割以上
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上の表は地域別・年代別に「歓送迎会を行うグループ」を調査した結果を表したものです。
他の地域や年代と異なるのが、首都圏の20代です。「職場」での歓送迎会は他の年代に比べて少なく、「友人知人」との歓送迎会の割合が31.3%と高くなっています。
お花見は散歩やドライブが主流。飲食する人は少数派
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上のグラフは、「今年の春は、花見に出かける予定ですか?」という質問をした結果です。
今年のお花見は「散歩やドライブなどで花を見る」に留める人が、地域に関わらず最も多くなりました。「今年は花見はしない」も首都圏で22.5%、それ以外で18.9%と、2割前後となっています。今年も昨年に続いてお花見を控える傾向が続いているようです。
お花見に出かける場合も「名所に出かける(飲食なし)」「穴場に出かける(飲食なし)」の割合が、どちらの地域でもそれぞれ10パーセント前後と比較的高くなっています。緊急事態宣言が解除されたり、宣言が出されていない地域でも、屋外での飲食や外食を控える人が多いことがうかがえます。
首都圏でのお花見、緊急事態宣言によって左右される人は33.4%
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上の表は、「名所に出かける(飲食なし)(屋外で飲食)」「穴場に出かける(飲食なし)(屋外で飲食)」「レストランなどで食事」と回答した首都圏在住者に対して、「緊急事態宣言の解除や延長など状況によってお花見の予定は左右されますか?」と質問した結果です。
20代は「感染状況を見て判断する」人が56%と最も多くなりました。「緊急事態宣言に関係なく行う」も32.0%となっています。また40代についても、「緊急事態宣言に関係なく行う」が40.9%と高くなっていました。
ただ、そのお花見の内容を見てみると、以下のようにどの年代も、人との接触や混雑を避けてのお花見が中心であることが分かります。
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またお花見の予定がある人の割合を比較すると、20代が53.1%、30代が63.8%、40代が66.4%となっていました。20代と40代では約13%もの開きがあります。
歓送迎会の開催予定が多かった20代はお花見の予定が少なく、歓送迎会では自粛ムードだった40代でお花見の予定が多いのは、もしかすると桜の花への思い入れの違いなのかもしれません。
お花見に出かける相手は「家族」が最多。首都圏では「友人」とお花見も一定数
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今年のお花見をする相手について聞いてみたところ、最も多いのは地域にかかわらず「家族」でした。
次に多いのは「自分だけ」という回答です。特に首都圏では20.4%と、約2割が自分だけでお花見を予定していました。首都圏以外と比べると、首都圏では「友人」とお花見をする人が14.2%で、首都圏以外の8.4%より多いことも分かります。
お花見に関しては「職場」の人と行く人はどちらも数%と少なめで、歓送迎会とはメンバーが大きく異なっています。
首都圏の20代は「恋人」、40代は「自分だけ」が比較的多い傾向
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お花見をする相手についても、地域別・年代別に分けてみました。
「自分だけ」でお花見をするのは、首都圏の40代が約4人にひとりで、多いことが分かります。また「恋人」とお花見をするのは、首都圏の20代が最も多くなっています。
20代では、地域にかかわらず「職場」の人とお花見をする人がまったくいないことも分かりました。
また、首都圏以外の地域の20・30代は、「家族」とお花見をする人の割合が首都圏の同世代より20%前後多いのが目立ちます。
お花見では「人混みを避ける」。首都圏の方が自粛への意識が高め
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「花見をする際に気を付けようと思っていること」について、複数の選択肢の中から当てはまると思うものを全て選んでもらった結果が、上のグラフです。
ほとんどの項目で、首都圏以外に比べて首都圏の方が気を付けようと考えている人の割合が多くなっています。特に「短時間で切り上げる」は32.5%も差があり、「食事はしない」も24.3%の差がありました。
首都圏の人は他の地域と比べて、お花見をする際にもしっかりと対策をしようという意識が高いことが分かりました。
今年の歓送迎会やお花見は、自粛行動をしながら楽しんで
首都圏とそれ以外の地域での歓送迎会やお花見の行動調査は、いかがでしたか?
今回の調査からは、以下のことがいえそうです。
【歓送迎会】
●歓送迎会の予定は、首都圏の方がそれ以外の地域よりも少し多め
●地域にかかわらず、歓送迎会を行うのは主に「職場」
●首都圏の20代は「友人知人」と歓送迎会を行う人が3割
【お花見】
●今年のお花見は散歩やドライブなどで楽しむのが主流。飲食する人は少数
●お花見に一緒に出かける相手は「家族」が多い。首都圏では「友人」とお花見も
●首都圏の20代は「恋人」と、首都圏の40代は「自分だけ」でお花見をする人が一定数いる
●お花見では「人混みを避ける」。首都圏の方が感染対策への意識が高め
アンケートの数値やコメントからは、「不要不急の外出自粛」に従う必要性を感じつつも、できれば歓送迎会やお花見を楽しみたいという本音が垣間見えました。とはいえ、いまだ感染対策が必要な状況は変わっていません。今年の歓送迎会やお花見は、感染対策を行いながら、十分に気を付けて楽しんでくださいね。
※縁結び大学では、今回の内容以外にも「歓送迎会は実際にどんなメンバーと行う予定なのか?」や「誰とどんなお花見を楽しむ予定?」などを尋ねたフリーコメントも一緒に掲載しています。もっと詳しく読みたい人は以下へチェックしてみてくださいね。
https://jsbs2012.jp/date/kansougeikai
【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
アンケート母数:首都圏在住者272名、首都圏以外の在住者190名 計462名
実施日または時期:2021年3月3日~3月17日
調査実施主体:縁結び大学(https://jsbs2012.jp/date/)
調査会社:株式会社ネクストレベル
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株式会社ネクストレベル
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横浜・福岡にてWebメディア運営とシステム開発事業を展開。
『最新のマーケティング技術を用いて社会発展を目指す』をミッションとし、2008年の設立より婚活関連のマーケティングを始め、常に最新のマーケティングを取り入れ、多くの情報を発信。
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