初めて一人暮らしをした部屋や生活に関するアンケート
PR TIMES / 2024年6月27日 16時15分
昭和・平成・令和、各時代に一人暮らしを始めた800人にアンケート調査!!
アート引越センター株式会社のシンクタンクである『 0123引越文化研究所 』はこの度 、10代~20代の頃に部屋を借りて一人暮らしを経験したことがあると回答した 20代~50代の男女 8 0 0 名を対象に、初めての一人暮らしの部屋や生活に関するアンケートを実施いたしました。対象者への事前調査で回答を得た「一人暮らしを始めた年」を基に、1980年~1988年を「昭和」、1989年~2018年を「平成」、2019年~2024年を「令和」と時代別に分けて比較することで、異なる傾向や意外にも共通している傾向などが明らかになりました 。
初めての一人暮らしをした人、昭和・平成・令和の時代で比較してみると一人暮らしをすることになった
きっかけや、選ぶ居住スペース、設備、生活スタイルの傾向など各時代で異なっていることが判明。
しかしどの時代でも一人暮らしは楽しかったと7割以上が回答!
[表: https://prtimes.jp/data/corp/14945/table/80_1_10c494f1f4c9d7f98282ecddcb58d02d.jpg ]
1.初めて一人暮らしをしたきっかけ
令和は社会人になってから、昭和・平成は大学等への進学時に一人暮らしを始める人が多い傾向
初めての一人暮らしを始めた年齢を聞いたところ、全年代で「18歳 」が1位となりました 。きっかけとしては
「進学・通学」が昭和・平成で1位、令和では2位となったことから、やはり高校卒業後の大学等への進学が一人暮らしを始めるきっかけとなる人が多いとわかります。一方、令和では22歳以降と回答した割合が全体的に高く、きっかけも「就職・転職 」が1位になっており、さらには「はっきりした理由がない」状態で一人暮らしを始めた人も多いことから、令和ではライフイベントだけでなく、自主的に一人暮らしを始める人も多いのかもしれません。
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2 .初めて一人暮らしをした部屋について
昭和・平成よりも令和のほうが同じ都道府県内で一人暮らしを始める人が多い傾向に
初めての一人暮らしは、それまで住んでいた都道府県内で始めたか、そうではなかったかを聞いたところ、昭和・平成は半数以上が一人暮らし先は「別の都道府県」と回答した一方、令和は67.3%の人が「同じ都道府県」と回答があったことから、令和のほうが比較的実家など、元々住んでいた都道府県内から出ずに一人暮らしをする傾向が見て取れます。
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初めての一人暮らしの部屋のタイプと間取りについて、昭和は「アパート/1R」、
平成・令和は「アパート/1K」が最多に
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初めての一人暮らしの部屋のタイプと間取りで多かったのは 、昭和は「アパート /1R」が 、平成・令和では「アパート/1K」が最多となりました。なお「アパート/1LDK 」と回答した人は昭和が2 .1%だったのに対し、平成は8.3 % 、令和は14.9 %で、令和の方が広い部屋を選ぶ傾向が高い結果となりました。
時代にともなって、住宅事情(間取りや住空間など)が変化していることも読み取れます。
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お部屋選びはどの時代もやはり「家賃 」を重視 、昭和から令和にうつるにつれ「セキュリティ」も重視
お部屋選びの際に重視したポイントを聞いたところ、どの時代もやはり一番は「家賃」でした。
昭和・平成では他よりも差をつけて「通勤・通学時間」が次に選ばれたものの、令和では「路線やエリア」が2
位となりました。現在は分散出社、フレックス制度やリモート勤務など、さまざまな働き方や授業形態の多様化
が影響しているのではないかと読み取れます。
なお令和は「セキュリティ」を選んだ人が昭和・平成よりも多く、他の時代の一人暮らしよりも安全性を重視し
ており、防犯意識が高まっている傾向があるようです。
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3 .初めて一人で暮らした部屋の設備や家具家電について
初めての一人暮らしの部屋の設備には時代によって変化が見られ、昭和は和室、平成・令和は洋室
初めての一人暮らしの部屋の設備を聞いたところ、「昭和は和室(畳)」の部屋が多かったのに対し、平成・令
和は「洋室(フローリング)」の部屋が一般的になっていることが分かります。また、トイレについては昭和はま
だ「共同トイレ」や「トイレ(和式)」だったと回答した人が多い一方、平成・令和は「トイレ(洋式)」や「トイレ
(ウォシュレット付き)」が多くなりました。その他には令和は5人に1人がオートロック付きの部屋に住んでおり、
Wi-Fiや宅配ボックスなどの回答も多く、住居の備え付けの設備の充実化が見て取れます。
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部屋にない設備でほしかったものは昭和・平成・令和で時代の流れとともに変化
初めての一人暮らしの部屋になかった設備のうち、欲しかった設備について聞いたところ、昭和・平成では
「エアコン」が1位に、令和では「トイレ(洋式)」が1位となりました。「お風呂(独立型)」を加えたこの3つの設備は全世代的にポイントが高くなった一方、「トイレ(ウォシュレット付き)」「浴室乾燥機」「IH」「Wi-Fi /光回線 」「宅配ボックス」「食器洗浄機」は、平成、さらに令和と時代が進むにつれ増加しており、昭和ではなかった、もしくは一人暮らしの部屋には贅沢だった設備なのかもしれません。
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家具家電の設置率は昭和・平成・令和世代でさまざま、令和のテレビ設置率は昭和・平成から半減
昭和・平成は6~7割が設置していたテレビが、令和では大型のテレビ設置は多いものの設置率は全体で5割を切り、また「ステレオコンポ」や「ラジオ」といったオーディオ機器も昭和から令和にかけて設置率が減少しています。一方で「パソコン」の設置率は平成と令和で増えており、スマホや携帯などのデジタル機器が普及したことによって、テレビや音楽をパソコンやスマホで楽しむ人が増えたのかもしれません。また「タンス」や「本棚」「食器棚」といった収納家具も昭和から令和にかけて設置率が減少しており、一人暮らしの部屋の形状や収納の様式に変化が起きていることが伺えます。
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部屋の内装やインテリア、令和は多様な媒体から情報を取り入れ参考にしている傾向に
初めての一人暮らしの部屋の内装やインテリアを考える際に、参考にした情報を聞いたところ、令和のほうが
他の時代よりも、周りの意見やメディア、SNSなど、さまざまな情報源から参考となる意見や情報を取り入れて
いたことがわかりました。
一方で昭和・平成では「特にない」が共に6割を超えており、部屋の内装やインテリアについて、他のどこか
から情報を取り入れる令和よりも情報源が少なかったのかもしれません。
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4 .初めての一人暮らしのライフスタイルについて
昭和・平成の一人暮らしの部屋の主な過ごし方は「テレビを見る」。令和の「テレビを見る」は半数に
初めての一人暮らしの部屋での過ごし方を聞いたところ、昭和・平成では半数以上が「テレビを見る」を選
び、次いで「寝る」「友人と遊ぶ」などが多く選ばれていました。
一方令和では、飛び抜けたポイントの回答があまりなく、「寝る」「SNSを見る」「動画を見る」「勉強(学校
関連)をする」「友人と遊ぶ」といったものが同じくらいの割合で選ばれており、娯楽が「テレビを見る」ではな
く、趣味や過ごし方が多様になっている傾向が見て取れます。
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5 .初めての一人暮らしの満足度
初めての一人暮らしを始めるまでに最も不安だったことはどの時代も「お金のやりくり」しかし初めての一人暮 らしは7割以上が楽しかったと回答し、近しい人に勧めたいと約8割が回答
一人暮らしを始めるまでに不安に感じていたことを聞いたところ、どの時代も最も多かったのは「お金のやり
くり」となり、次いで「病気などの健康面」「自炊や掃除などの家事」「新しい環境に馴染めるのか」などが多く
選ばれました。
また、初めての一人暮らしは、どの時代も「楽しかった」と回答した人は7割以上で、近しい人に一人暮らしを
勧めると答えた人は合計で約8割と、全体的に最初の一人暮らしの満足度は高かったことが分かりました。
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<調査概要>
【調査方法】 インターネット調査
【調査対象者】 10代~20代頃に部屋を借りて一人暮らしを経験したことがあると回答した
全国20代~50代の男女
【調査人数】 800名
※事前調査で回答した「初めての一人暮らしを始めた年
(1980年~2024年)」を元に、 昭和・平成・令和でグループ分け
【調査時期】 2024年5月下旬
「0123引越文化研究所」とは
アート引越センター株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長: 寺田 政登)のシンクタンクである 0123引越文化研究所は、「引越」を生活文化の側面からとらえたさまざまな研究活動を推進するとともに、「引越」に限らず、さらに幅広い分野において「人・夢・暮らし」についての情報収集、研究分析活動などを多様な角度からおこなっていきます。
具体的には、アンケート活動を主体とした実態調査、消費傾向や関心事、現状の問題点などの把握と分析などに幅広く取り組んでいきます。 調査・研究結果については、アートグループの取り組む多様な生活サービスの質的向上に活かされるだけでなく、みなさんに有意義に役立てていただけるよう、広く社会還元を図ってまいります。
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