滝上バイナリー発電所が新エネ大賞の最高ランク「経済産業大臣賞」を受賞!
PR TIMES / 2018年1月23日 19時1分
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:月岡 隆、以下当社)の100%子会社である出光大分地熱株式会社(社長:竹中 照雄)の滝上バイナリー発電所が一般財団法人新エネルギー財団が主催する平成29年度新エネ大賞において、最高ランクとなる「経済産業大臣賞」を受賞しましたので、お知らせします。 「ENEX2018 第42回地球環境とエネルギーの調和展」(2月14日・東京ビッグサイト)で開催される表彰式にてプレゼンテーションを行います。
1.受賞の経緯
地熱発電は安定的な出力が期待できる再生可能エネルギーですが、その中でも近年脚光を浴びているのが、バイナリー発電と呼ばれる方式です。バイナリー発電では、熱源となる流体と低沸点媒体の2つの流体を利用するため「バイナリー」の言葉が名称に使われており、従来の地熱発電では活用できなかった低温の蒸気・熱水での発電を可能にする方式です。
出光大分地熱が運営する滝上バイナリー発電所では既存の滝上発電所(出光大分地熱と九州電力株式会社との共同運営)で使用されていない熱水を再利用し、熱効率を15%改善させました。このような未活用熱水の有効活用、発電容量向上の取組みが国策である地熱発電の拡大に貢献するものと評価され、「経済産業大臣賞」を受賞しました。
2.滝上バイナリー発電所の概要
当社は1979年より地熱事業に着手しており、1996年の九州電力株式会社滝上発電所の操業開始
以来、出光大分地熱(株)滝上事業所にて発電用蒸気を供給してきました。滝上バイナリー発電所は未活用熱水の有効活用を目的に、2017年3月に国内最大級のバイナリー発電所として商業運転を開始しました。既存の地熱発電所で使用されていない熱水を再利用するバイナリー方式としては国内商用第1号であり、注目を浴びております。
【発電所概要】
名称 滝上バイナリー発電所
位置 大分県玖珠郡九重町大字野上3330-152(生産1号基地内)
発電機出力 5,050 kW(出力)
年間発電規模 31百万kWh
事業内容 地熱発電事業(再生可能エネルギー固定価格買取制度活用)
[画像: https://prtimes.jp/i/23740/80/resize/d23740-80-522789-3.jpg ]
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