『オール・イン』が第26回「将棋ペンクラブ大賞」文芸部門で大賞受賞!
PR TIMES / 2014年9月9日 18時7分
末期がんを宣告され、将棋にすべてを賭ける著者の赤裸々な手記
株式会社宝島社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:蓮見清一)の発行する、天野貴元著『オール・イン 実録・奨励会三段リーグ』が、将棋を愛する作家や観戦記者などが第26回「将棋ペンクラブ大賞」の[文芸部門]で大賞に選ばれました。 2014年9月19日(金)、スクワール麹町にて第26回「将棋ペンクラブ大賞」授賞式が行われます。
天野氏は、2013年にステージ4の「舌がん」と宣告され、舌の摘出手術を行う。現在、がんと闘いながら将棋の普及活動に尽力し、アマチュア棋戦でも活躍し、このたび大賞を受賞した『オール・イン』で2014年に作家デビューを果たしました。インタビュー取材も可能ですので、ご検討いただけますと幸いです。
<『オール・イン 実録・奨励会三段リーグ』あらすじ>
「オール・イン」とは、カジノで有り金を全てブチ込んで勝負するという大バクチのことだ。高校にも行かず、「将棋」に青春のすべてを捧げた著者が、自身の体験と、同じ世界に生きた若者たちの青春群像を描いたノンフィクション。
著者は、強豪の集まる将棋道場で「神童」と褒め称えられ、10歳でプロ棋士の養成機関である「奨励会」に入会。
16歳でプロ目前の三段に昇段するが、地獄の三段リーグで「あと一歩」というチャンスを何度も逃すうち、10年の月日が経過してしまう。
ついにプロになれず、年齢制限により26歳で退会を余儀なくされ、失意のままに逃避 生活を送っていた著者に、末期がんの宣告というさらなる「試練」が待ち受ける。
成功率50%という舌の摘出手術に成功し、現在も副作用に耐えながら、再発防止のための抗がん剤治療を受ける。生きるとは、将棋とは……。受け入れがたい運命を前にしたとき、人間はそれをどのように受け入れるのか。
■単行本『オール・イン』
発売日: 2014年3月12日 定価:本体1238円+税 四六判
<著者プロフィール> 天野 貴元(あまの・よしもと)
1985年 東京都生まれ。6歳のとき将棋と出会い、名門「八王子将棋クラブ」で腕を磨く。小学生将棋名人戦で準優勝し、1996年にプロ棋士の養成機関である奨励会に入会。16歳で三段に昇段するが、プロ入り(四段昇段)を目前にしながら年齢制限により26歳で奨励会を退会する。その後一般企業に入社するが、2013年にステージ4の「舌がん」と宣告され、舌の摘出手術を行う。現在、がんと闘いながら将棋の普及活動に携わり、アマチュア棋戦でも活躍している。
<第26回「将棋ペンクラブ大賞」授賞式>
日時 : 2014年9月19日(金) 18:30~
場所 : スクワール麹町(東京都千代田区麹町)
贈呈式登壇者 : 日本将棋連盟会長・谷川浩司、森内俊之竜王など
将棋ペンクラブとは?
「将棋ペンクラブ」は、将棋観戦記や将棋評論など、将棋文学の地位を高め、 新人ライターを育成することなどを趣旨として、将棋を愛する作家、ジャーナリスト、 棋士らが集まり1987年に結成されました。以来、優れた作品への「将棋ペンクラブ大賞」の贈呈、会報「将棋ペン倶楽部」の発行等を事業の柱として活動してきました。現在では、作家、ジャーナリスト、将棋界関係者、一般の将棋愛好家など、 全国に約700名の会員を擁する団体として発展してきています。
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