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日・米湾岸地域 水素エネルギー協力会議を開催

PR TIMES / 2024年10月28日 17時45分

ヒューストン未来センターと水素バリューチェーン推進協議会がMOUを締結



[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/20895/81/20895-81-156ae921e9d1258b6e89b3fda721bfce-1024x768.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


東京 ― 米国湾岸地域(ガルフコースト)に位置するテキサス州ヒューストン都市圏の経済振興団体で、米国湾岸地域のクリーン水素戦略を推進するヒューストン未来センター(Center for Houston’s Future)は、本日、日米の官民有識者が集う「日・米湾岸地域 水素エネルギー協力会議」を約450の日本企業や自治体、研究機関からなる水素バリューチェーン推進協議会(JH2A)と共催しました。株式会社ローランド・ベルガー(港区、代表取締役:大橋譲)は、本会を協賛し、開催を支援しました。
本会では、世界有数のエネルギー首都であるテキサス州ヒューストン都市圏のエネルギー業界の上級幹部25名と日本のエネルギー業界の関係者計100人が会合し、「水素社会」の構築を一助に脱炭素関連の目標を達成するべく、協力していくことを話し合いました。日本は次世代エネルギーとしてクリーン水素を重視していますが、そのビジョンを実現するための国内資源が不足しており、国際協力が求められています。それぞれの講演やパネルディスカッションでは、日米のエネルギー政策、技術開発、社会実装の取り組みについて、活発な議論と意見交換が行われました。

会の冒頭では、ヒューストン未来センターとJH2Aが水素領域における協業についてMOUを締結しました。調印式では、ヒューストン未来センターのCEOであるブレッド・パールマン氏と、JH2Aの事務局長である福島洋氏がサイナーを務めました。

この度の会は、ヒューストン都市圏最大の商工会議所であるグレーター・ヒューストン・パートナーシップが定期的に開催するヒューストン・トレード・インベストメント・ミッションによる、水素エネルギーの社会実装に向けた初めての日韓視察のプログラムのひとつとして開催されました。

ヒューストン未来センターのCEOであるブレッド・パールマン氏は、世界的な水素生産地である米国湾岸地域の日本への関心の高まりについて、次のように述べています。
「今回の視察では、主要なクリーン水素サプライヤー、国際 EPC事業者、インフラ企業、クリーン水素機器サプライヤー、貿易企業など、米国ガルフコーストに拠点を置く 20 社以上のエネルギー企業が参加しています。水素社会の実現に向け、日本との輸出入、技術提携、グローバルサプライチェーンの構築など、協業が不可欠であるという共通認識の表れでしょう。ヒューストン首都圏は世界のエネルギー首都として、米国および世界の脱炭素化を進める中心的な存在になることを目指しており、日本の産業界、政府、および関連団体と共に水素社会というビジョンを実現すべく取り組んでまいります。」

JH2Aの事務局長である福島洋氏は、次のように述べています。
「脱炭素化へ向けた米国および世界のエネルギー転換において重要な役割を担うヒューストン未来センターとMOUを締結できたことを喜ばしく思います。これによりJH2Aは海外の12団体とMOUを締結したことになります。JH2Aは業界における国際社会との関係構築を一層強化し、日本が早期に水素バリューチェーンならびに水素社会を構築していけるよう、国民、政府・自治体、産業界と一体となって取り組んでまいります。」

グレーター・ヒューストン・パートナーシップの国際投資貿易事業の責任者を務めるジョン・サイファー氏は、次のようにコメントしています。
「日本はヒューストンにとって7番目に大きな国際貿易相手国であり、両者間の貿易は過去10年間でほぼ3倍に増加しました。この著しい成長は、両者の確固たる経済関係を表すとともに、世界のエネルギーの中心地としてのヒューストンが重要な役割を果たしていることを裏付けています。引き続き、日本との活発な貿易および文化交流関係を築くことで、両者におけるイノベーションと成長に資する新たな協力関係の創出を支援してまいります。」

ローランド・ベルガー日本オフィスのパートナーで、エネルギー業界に精通する遠山浩二は、次のように述べています。
「世界的な脱炭素化の方向性の中で有望とされている水素は、近年コスト上昇等のため拡大スピードがやや鈍化しています。このような状況の中、中長期では重要な水素の取組みを継続しつつ経済性を確保するため、より注意を傾けて取り組む必要があります。ローランド・ベルガーでは、環境政策を牽引する欧州を起点に、世界多数の水素関連プロジェクトをベースとした知見を蓄積し、脱炭素へ向けて有効な手段の一つでありえる水素エネルギーの活用というテーマに、世界中のクライアントとともに取り組んでいます。水素活用のビジネス化および事業性確保はもちろんのこと、企業の脱炭素化、経営基盤の強化、新たな事業構築、さらなる成長、ポートフォリオ再構築など、あらゆる経営の局面で日本企業の変革実現に貢献してまいります。」

ヒューストン未来センター、JH2A、グレーター・ヒューストン・パートナーシップ、およびローランド・ベルガーは、「日・米湾岸地域 水素エネルギー協力会議」で提起、共有された知見やネットワークを活用し、様々な機会を創出し捉えていくことで、水素市場の発展および水素社会の実現へ向けて迅速に取り組んでまいります。

ローランド・ベルガーについて
ローランド・ベルガーは、1967 年に設立されたドイツのミュンヘンに本社を置く世界有数の経営戦略コンサルティングファームです。世界50以上の主要都市にてビジネスを展開し、Entrepreneurship(起業家精神)、 Excellence(卓越性)、Empathy(共感)という価値観を原動力とし、現在および未来の重大な課題に対応するための最高水準の専門知識及びサービスを提供しています。

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