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Marta Ortega Perez(MOP)財団がアーヴィング・ペンの100周年記念展を発表:世界に名を馳せる写真家アーヴィング・ペンのスペイン初の回顧展

PR TIMES / 2024年8月2日 10時15分



[画像: https://prtimes.jp/i/58949/81/resize/d58949-81-a6afbb025a53d8844025-0.jpg ]

展覧会の詳細:
タイトル: アーヴィング・ペン:生誕100周年記念展
会期: 2024年11月23日~2025年5月1日
会場: MOP Foundation, A Coruña, Spain

アーヴィング・ペンは、20世紀を代表する偉大な写真家です。その綿密なアプローチ、ミニマリスト的なスタイル、卓越したプリント技術、大胆な芸術的実験によって、世間に高く評価されています。ペンは、労働者の疲れた眼差し、ファッションモデルの静謐な美しさ、枯れゆく花の切なさなど、どのような写真であっても、時代を超越した感覚と物語の深みを吹き込む不思議な能力を持っていました。彼の作品の特徴は、完璧さへのあくなき追求と細部への確かな観察眼であり、それは版画制作への綿密なアプローチにも及んでいます。

70年以上にわたってVOGUE誌の常連であったペンは、ファッションフォトグラフィーに革命をもたらし、ニュートラルな背景をバックにモデルを配置することで、ファブリック、ジェスチャー、表現を強調しました。彼の作品は、ファッションフォトグラフィーというジャンルを再定義しただけでなく、芸術的、技術的な卓越性の新たな基準を打ち立てたのです。

心理描写に長けた肖像画で知られるペンですが、そのキャリアは70年におよび、さまざまなことに興味を抱く多才な画家でもありました。アーヴィング・ペン:生誕100周年記念展では、1930年代後半から21世紀最初の10年間にわたり、カメラの向こう側にあるダイナミックなキャリアの全時代を捉えています。

ニューヨークのメトロポリタン美術館が主催し、スペイン・ガリシア州 ア・コルーニャのMOP Foundationで開催される同展覧会では、著名人、文化人、商売道具を持った労働者などのポートレート、抽象的なヌード、花、看板、路上のゴミなどで構成された初期の街頭ドキュメンタリーなど、ファッション研究と緻密な静物画を含む約175作品が一堂に会します。

アーヴィング・ペン:生誕100周年記念展は、MOP財団が主催する、ワールドクラスとなる展覧会シリーズの第4弾です。代表を務めるMarta Ortega Perezは、”アーヴィング・ペンのイメージ作りは模範的なものです。ペンの手にかかれば、日常は非日常となり、シンプルさの中にある深遠な美が浮かび上がります。彼の作品は瞬間をとらえるだけでなく、被写体の本質をとらえ、私たちを新たな世界へと誘います。彼の不朽の遺産は、見るたびに私たちの想像力をかき立てる写真の魅力にあるのです。ア・コルーニャでこの素晴らしい展覧会を開催できることは、ファッション写真の最高峰を紹介するという我々のミッションを継続する上で、本当に光栄なことです。アーヴィング・ペン:生誕100周年記念展では、数十年の時を経てなお、現代においても価値と力強さを持ち続けている作品、そして写真家の芸術性、プリントメイキングとヴィジョンを讃えます。写真界を切り開いた、偉大な第一人者のレンズを通した素晴らしいオデッセイなのです”と語ります。

この展覧会では、ポートレートだけでなく、彼のキャリアを締めくくる静物画でも表現される、人間の持つ儚さと複雑さに対するペンの深い関心を探ります。写真がファイン・アートとして広く認知されるずっと以前から、ペンはニュアンス豊かな構図と、人間の表情や態度、風貌を観察する卓越した才能を併せ持っていました。VOGUE誌随一の写真家であったペンは、20世紀の文化史の記録を作成する上で独自の立場にありました。本展では、マレーネ・ディートリッヒやオードリー・ヘップバーンといった映画界の重鎮、ジャンニ・ヴェルサーチェ、イッセイ・ミヤケ、イヴ・サンローランといった名だたるデザイナー、トルーマン・カポーティ、ジョーン・ディディオン、サルバドール・ダリ、ザハ・ハディド、リチャード・アヴェドンといった重要な作家やアーティストを撮影したペンの写真も展示します。商人、露天商、ペルー・クスコの住民など、日常的な人々を捉えたポートレートも。しかし、ペンの平等主義と写真に対する感性の高さにより、等しく感動的で力強いものに映ります。

2024年11月23日から2025年5月1日まで、MOP Foundationで一般公開されるアーヴィング・ペン:生誕100周年記念展は、この写真家の最も包括的な回顧展であり、彼の並外れた芸術的多様性と幅広い表現力を披露するものです。

アーヴィング・ペン:生誕100周年記念展のカタログは、展覧会に合わせて初めてスペイン語に翻訳されました。「アーヴィング・ペン:生誕100周年記念展」カタログは、2017年にThe Metから英語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語で出版されました。

展覧会に関して
アーヴィング・ペン:生誕100周年記念展は、メトロポリタン美術館がアーヴィング・ペン財団と共同で開催いたします。展覧会は、メトロポリタン美術館のJeff L. Rosenheimが、写真は、Joyce Frank Menschelが、それぞれキュレーションを担当しました。

MOP財団について
2022年に設立されたMOP財団は、写真、ファッション、A Coruñaという3つの柱に基づいています。「ピーター・リンドバーグ:知られざる物語」(2021年)、「スティーブン・マイゼル:1993 写真で映す1年」(2022年)、「ヘルムート・ニュートン - 真実と虚構」(2023年)。展覧会、教育プログラム、文化的イニシアティブを通じて、写真芸術に対する理解と認識を深めることを目的としています。スペインのア・コルーニャに位置する同財団は、活気ある文化の中心地として、ワールドクラスの芸術を地域社会内外に発信している。

詳しくはMOP財団の公式ウェブサイト(https://themopfoundation.org/en)をご覧ください。



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