Cloudflare、2024年のインターネットトレンドを発表 ~Cloudflare 2024 Year in Review~
PR TIMES / 2024年12月10日 12時15分
AIボットやクローラーのトラフィックの増加や、ギャンブル・ゲーム業界を標的としたサイバー攻撃が明らかに
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61678/81/61678-81-889e314a42bfd8a05dcc7f2f944e80da-1999x1125.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(2024年 12月 9日 太平洋標準時6:00本国発表)
誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーであるCloudflare(クラウドフレア)は、本日、5度目となる「Cloudflare 2024 Year in Review」を発表しました。本レポートは、全世界のインターネットに関するインサイトとセキュリティトレンドとともに、2024年に最も注目を集めたインターネットサービスを調査したものです。
インターネットは、世界を一つにつなげる基盤であり、私たちの日常生活を支える重要な情報やサービスへのアクセスを提供しています。こうして今や社会の基幹インフラとなったインターネットは、救命救急から地域社会におけるつながり、デジタル経済のサポートまで、さまざまな場面で活用されています。「Cloudflare 2024 Year in Review」では、インターネットに接続する人やデバイスの数が増大の一途を辿っており、全世界のトラフィックが前年比で17%急増し、インターネットへの依存度の高まりを示す新たなトレンドが生まれていることが分かりました。
Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「私たちはほとんど常にインターネットに依存していますが、多くの人々はインターネットのことをいまだに単なるWebページの集合体として捉えています。しかし、インターネットは現代の日常生活のほぼすべてに組み込まれています。例えば、SNSへのアクセスとそこでの交流、冷蔵庫やロボット掃除機といったスマート家電の使用、ライドシェアアプリによる移動、ネットバンキングというように、さまざまな場面で活用されています。私たちが当たり前のように行っているデータのやり取りも、その裏では何らかの形でインターネットに接続されており、その多くが毎分毎秒休むことなくCloudflareのネットワーク上で処理されています。世界最大級の規模を誇るCloudflareのネットワークは、インターネットの使用状況、品質、接続性について独自の包括的な見解を有しています」と述べています。
Cloudflareは、「Year in Review」レポートを公開することで、刻一刻と変化を続けるインターネットに関する重要なインサイトを共有し、オンラインの社会がより確かな情報に基づき、回復力があり、安全である状態を実現することを目指しています。
2024年の主なハイライトは以下の通りです。
- 最も利用されたインターネットサービス
Googleが3年連続で首位を獲得しました。Facebook(2位)、Apple(3位)、TikTok(4位)が続くという順位は2023年から変動がありませんでした。しかし、WhatsAppが初めて世界で最も利用されたサービスのトップ10入りを果たしました。
- 最も利用された生成AIサービス
Codeium(3位)、Claude(5位)、CoPilot(7位)が新たにトップ10入りを果たしましたが、OpenAIが2年連続で首位の座を維持しました。
- 最も利用されたゲームサービス
多くのゲーマーの支持によって、Steamが初めてトップ5に入り、Minecraftは今年初めてトップ10にランクインしました。Robloxが4年連続で首位を獲得しました。
- 最もサイバー攻撃の標的になった業界
世界的に、ギャンブル・ゲーム業界が脅威アクターの最大の標的になり、2023年に最も標的とされていた金融業界を追い抜くことになりました。特に、アメリカではスーパーボウル前の数週間でサイバー攻撃が大幅に増加しました。
- インターネット遮断
世界全体で発生したインターネット遮断は、半数以上が政府主導によるものでした。これらは主に抗議活動や市民の不安定な状態への対応、さらには試験中の不正防止のために行われ、モザンビーク、イラク、シリア、バングラデシュ、セネガル、パキスタンなどの国で影響が観測されました。
- 悪意のあるトラフィック
過去1年間におけるインターネット上の危険の増加量は平年並みで、全世界のトラフィックの約6.5%が、悪意がある可能性を持つトラフィックとして検知されました。この割合は2023年からわずかな増加にとどまっています。
- 最も攻撃的なAIボット
昨今、AIボットやクローラーが、コンテンツを大量に収集するとして注目を集めています。中でも、ByteDanceのBytespiderとAnthropicのClaudeBotは特に活発でしたが、全体的なトラフィックは双方で年間を通じて少しずつ減少しています。
Cloudflareのデータインサイト責任者であるデイビット・ベルソン(David Belson)は、「Cloudflareは、2020年のパンデミックが私たちとインターネットの関わり方に劇的な影響を与える様子を目の当たりにしたことで、インターネットトラフィックの動向の分析結果に誰もがアクセスできることの重要性を痛感しました。『Year in Review』を支える『Cloudflare Radar』は、その年に誕生しました。本レポートは、『データを民主化する』という『Cloudflare Radar』の取り組みの一環であり、誰もが手軽にインターネットのトレンドやパターンを探ることができる窓口を提供しているのです」と述べています。
本データは、インターネットのグローバルトレンドやインサイトを誰でも無料で閲覧できるCloudflare Radarの観測に基づいています。Cloudflare Radarは、Cloudflareの120か国以上、330都市以上に広がる世界最大級のグローバルネットワークのデータと、インターネットを高速かつプライベートに閲覧する手段として広く利用されているCloudflareの1.1.1.1 パブリックDNSリゾルバーから集約、匿名化したデータを使用しています。
「Cloudflare 2024 Year in Review」の詳細は、以下のリソースをご覧ください。
Cloudflare 2024 Year in Review
https://blog.cloudflare.com/radar-2024-year-in-review/
From ChatGPT to Temu: ranking top Internet services in 2024
https://blog.cloudflare.com/radar-2024-year-in-review-internet-services/
Cloudflare Radar 2024 Year in Review
https://radar.cloudflare.com/year-in-review/2024
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/61678/81/61678-81-ff0649ad760f9c2096bff95630375fe9-1200x679.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Cloudflare(クラウドフレア)について
Cloudflare, Inc.(NYSE:NET / https://www.cloudflare.com/ja-jp/ )は、より良いインターネットの構築の支援を使命に掲げる、誰もが接続しやすいコネクティビティクラウドのリーディングカンパニーです。Cloudflareのコネクティビティクラウドは、世界中のあらゆる組織や個人、アプリケーション、ネットワークを高速かつ安全にするとともに、複雑性やコストの削減を実現する、フル機能かつ統一された業界最先端のクラウドネイティブ製品と開発者ツールプラットフォームを提供しています。
世界最大規模かつ最も相互接続されているネットワークのひとつであるCloudflareは、日々何十億もの脅威をオンラインでブロックしており、大企業からスタートアップ、中小企業、非営利団体、人道支援団体、政府機関まで、世界中の何百万もの組織から信頼されています。
Cloudflareのコネクティビティクラウドの詳細については https://www.cloudflare.com/ja-jp/connectivity-cloud/ 、インターネットの最新トレンドとインサイトについては https://radar.cloudflare.com をご覧ください。
Follow us:
Blog https://blog.cloudflare.com/
X https://twitter.com/cloudflare
LinkedIn https://www.linkedin.com/company/cloudflare/
Facebook https://www.facebook.com/Cloudflare/
Instagram https://www.instagram.com/cloudflare
将来予想に関する記述
本プレスリリースには、将来予想に関する記述(1933年米国証券法第27A条および1934年米国証券取引所法21E条(いずれもその後の改正を含む)に該当)があり、それらには重大なリスクおよび不確定要因が含まれています。将来予想に関する記述は、「場合があります」、「つもりです、するでしょう」、「はずです」、「見込まれます」、「可能性を探ります」、「する計画です」、「予想します」、「かもしれません」、「意図しています」、「目標とします」、「見積ります」、「検討します」、「考えます」、「推測します」、「予測します」、「潜在的」、「引き続き」、またはそれらの否定表現、あるいはCloudflareの予想、戦略、計画、または意図に関わるその他同様の用語もしくは表現によって識別することができます。しかし、すべての将来予想に関する記述にこうした語句が含まれているわけではありません。本プレスリリースにて明示または黙示されている将来予想に関する記述には、Cloudflareのグローバルネットワーク、Cloudflareの製品と技術、Cloudflareの技術開発、将来の事業展開、成長、イニシアチブ、戦略、全体的な市場動向、CloudflareのCEOおよびデータインサイト責任者によるコメントに関する記述を含みますが、それらに限定はされません。当社が2024年11月7日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書(フォーム10-Q)や当社がSECに随時提出するその他の文書で詳説するリスクをはじめ(ただしこれらに限定はされない)、さまざまな要因によって、上記の将来予想に関する記述で明示または黙示した結果と実際の結果との間に重大な相違が生じる可能性があります。
本プレスリリースに含まれる将来予想に関する記述は、あくまで記述当日現在の事象についてのみ言及しています。Cloudflareは、法律で義務付けられた場合を除き、本プレスリリースの日付以降の事象や状況を反映するために、あるいは新しい情報や予期しない事象の発生を反映するために、将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。Cloudflareが将来予想に関する記述で開示した計画、意図、予想は実際に実行・達成されない場合があるため、Cloudflareの将来予想に関する記述に過剰に依存すべきではありません。
(C)2024 Cloudflare, Inc. All rights reserved. Cloudflare、Cloudflareのロゴ、およびその他のCloudflareのマークは、米国およびその他の法域におけるCloudflare, Inc. の商標や登録商標です。本書に記載されているその他の商標および名称は、各所有者の商標である可能性があります。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
チェック・ポイント、フロスト&サリバンの2024年版フロストレーダー(TM)︎のXDRレポートにおいて成長とイノベーションのリーダーに選出
PR TIMES / 2024年12月17日 15時15分
-
チェック・ポイント、銀行を狙ったサイバー攻撃が増加傾向にあることを報告 電子決済やATM取引にも影響の恐れ
PR TIMES / 2024年12月13日 14時15分
-
チェック・ポイント・リサーチ、ハマスに関連する脅威グループWIRTEによるスパイ活動と破壊工作の拡大を報告
PR TIMES / 2024年12月5日 16時40分
-
ゼットスケーラー、Google Playストア上で200件以上の偽のアプリを検出、累計インストール数は800万件以上
PR TIMES / 2024年12月5日 14時45分
-
チェック・ポイント、脅威防止のレベルを引き上げる、AIを駆使した新たな革新的ネットワークセキュリティ「Check Point Quantum Firewall Software R82」を発表
PR TIMES / 2024年11月27日 14時15分
ランキング
-
1ガソリン価格値上げへ 19日政府の補助金減額のため 自・公・国民3党はガソリン暫定税率廃止で合意も 与党は減税時期は再来年度以降を想定
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月17日 17時56分
-
2〈キモすぎガチで声出た〉虫混入騒動の人気麻辣湯専門店、店員は「虫は野菜に入ってた。洗っているし今はもう大丈夫」実際は乾麺に…運営会社は「調査が終わっていない」と回答
NEWSポストセブン / 2024年12月17日 11時15分
-
3マンションを選ぶなら「60平米が最強」といえる納得の理由【不動産のプロが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年12月17日 11時45分
-
4LINEヤフー「フルリモート廃止」は当然といえる訳 GAFAは週3回の出社で世界的に趨勢が変化
東洋経済オンライン / 2024年12月17日 17時25分
-
5日本生命の筒井氏起用を表明=「社会的視座を大事に」―十倉経団連会長
時事通信 / 2024年12月17日 19時48分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください