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LONGiのグローバル分散型R&Dセンターが始動

PR TIMES / 2024年8月8日 18時15分

技術革新をさらに推進し、バックコンタクト(BC)製品を強化



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83134/82/83134-82-8f4c459f5b458a387a1ef599eb76e14c-1271x847.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
グローバル分散型R&Dセンターの開所式の様子

LONGi(ロンジ、LONGi Green Energy Technology Co., Ltd. 本社:中国・西安市)は、7月にグローバル分散型R&D(研究開発)センターを新たに開設しました。このセンターの設立は、世界の分散型太陽光発電市場向けの製品力を強化し、特にバックコンタクト(BC)技術を用いた製品の向上を目指すLONGiの戦略における重要なマイルストーンとなります。

本センター設立の目的と機能:
本センターは、分散型太陽光発電システムの技術革新、製品開発、システム機器への適用に重点を置いた研究開発拠点です。約2万平方メートルの敷地は機能別に4つのゾーンに分かれており、中央試験ライン、応用材料・製品信頼性試験エリア、共同イノベーションスペース、研究開発スタッフ用オフィスなどがあります。
2024年末までに、同センターは西安のLONGi中央研究所から博士号などを持つ人材を含む300人以上の優秀な研究開発人員を受け入れ、さまざまな分散型市場での導入シナリオに対応するBC製品などの開発に専念します。
開所式において、LONGiの会長である鐘宝申(Zhong Baoshen:ゾン・バオシェン)は、「本センターが製品の信頼性、外観の美しさ、機能性に対する世界中のお客様からの多様な要求に応えることを目指し、それによって世界中の様々な環境や用途での太陽光発電技術の普及を推進します」と述べました。また、「分散型太陽光発電市場は市場全体の約50%を占めており、太陽光発電の発展において重要な部分を担うと同時に、無限の可能性を秘めた市場でもあります。私たちの取り組みによって、"すべての建物が発電できる"という夢を実現させたいと思います」とも述べました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/83134/82/83134-82-1a8d5e608b4fd0e85400b46cfe315be4-1269x846.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
開所式でスピーチするLONGi会長、鐘宝申

太陽光発電産業の集積地に立地:
本センターは、太陽光発電業界で初のライトハウス工場となったLONGi嘉興(かこう)工場もある、中国・浙江省嘉興市秀洲(しゅうしゅう)区に位置しています。秀洲区は太陽光発電を中心とする新エネルギー産業を主要産業の一つとしており、過去10年間に建設された太陽光発電タウンが質の高い発展の原動力となっています。現在、秀洲区は浙江省の先進製造業集積の中核地域にも選定されています。今回の本センター設立に際しても、嘉興市や秀洲区など地元当局から多大なるご支援をいただき、開所式には嘉興市市長をはじめとする地元政府の要人にもご出席いただきました。
また、開所式では本センターに加えて、高度な研究開発とインテリジェントな太陽光発電製造を統合し、製品のライフサイクル効率と費用対効果を高めることを目的とした「秀洲区太陽光発電インテリジェント製造イノベーション共有センター」も発足しました。

BC技術に対するLONGiの取り組み:
LONGiは、2023年だけで77億2100万人民元(日本円で約1,699億円※1)を研究開発に投資しました。また、2022年7月に設立した陝西省・西安市のR&D中央研究所を中心に、2023年末時点で5,157人の研究者を擁し、2,879件の特許を保有しています。
さらに、N型単結晶シリコンをベースにしたBC技術「HPBC 2.0」(※2)採用の新製品Hi-MO 9を今年5月にスペイン・マドリードで発表するまでの7年間にわたり、BC技術に関する幅広い研究開発に取り組んできました。この期間に1000以上の研究開発チームを設立し、20億人民元(日本円で約440億円※1)近くの研究開発費を投じ、120件以上の特許を取得しました。


これらの取り組みと特許取得、そして今回の本センター設立は、LONGiが製品の研究開発を重視し、深掘りしていることの証しであり、BC技術に関する「技術の堀」を築くための企業努力を示すものです。
また、研究開発レベルだけでなく、市場に投入される製品についてもLONGiは、セルの量産技術の開発と導入、お客様のニーズに合ったモジュール新製品の開発などで顕著な成果を挙げています。特にBC(バックコンタクト)技術製品の継続的アップグレードや次世代技術開発にも積極的に取り組んでおり、最近ではHPBC 2.0製品の開発に成功しました。HPBC 2.0製品は、同サイズクラスのTOPCon製品よりも出力が5%以上高く、発電所の生涯発電量が6.5%~8%増加することが期待できます。PERC生産設備からの転換を加速しながら、HPBC 2.0製品は2024年後半から量産が徐々に始まり、2025年までにとても重要な主導的地位を占めることになります。


■ LONGi(LONGi Green Energy Technology Co., Ltd.)について:
2000年設立のLONGiは、世界有数の太陽光発電テクノロジー企業として、エネルギー転換のシナリオを自ら描き、顧客視点の価値創造に注力することを使命としています。「太陽エネルギーを利用してグリーンエネルギーの世界を創る」という使命と「堅実で信頼できる技術リーダーシップ」というブランド哲学のもと、LONGiは技術革新に専念し、単結晶シリコンウェハ、セル・モジュール、商業・産業用分散型太陽光発電ソリューション、グリーン電力ソリューション、水素設備という5つの事業分野を構築しています。同社はグリーン電力を提供する能力を磨き、最近ではグリーン水素の製品及びソリューションも加え世界のゼロ・カーボン化を支援しています。 
www.longi.com/en

※1:1人民元=22円で換算
※2:HPBC=Hybrid Passivated Back Contact


この情報は発表日現在のものです。ご覧になった時点で内容が異なっている場合がありますので、予めご了承下さい。

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