リナグリプチン、腎機能低下リスクが高い患者のアルブミン尿症改善を示す

PR TIMES / 2012年6月18日 19時57分

この資料は、ドイツ ベーリンガーインゲルハイムと米国イーライリリー・アンド・カンパニーが6月9日に発表したプレスリリースを日本語に翻訳したものです。尚、日本の法規制などの観点から一部、削除、改変または追記している部分があります。また海外の試験であるため、日本の承認内容と異なることがあります。この資料の内容および解釈についてはオリジナルが優先することをご了承ください。

第72回米国糖尿病学会で発表されたデータにより、腎機能低下リスクが高い成人2型糖尿病患者に対するリナグリプチンの使用について新たな知見が示される

2012年6月9日、ドイツ、インゲルハイム/米国、インディアナポリス

ベーリンガーインゲルハイムとイーライリリー・アンド・カンパニー(NYSE: LLY)は、腎機能低下リスクが高い(ベースラインで、アルブミン尿が見られる) 2型糖尿病患者において、リナグリプチンが血糖値を改善させるだけでなく、尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)を有意に33%(p<0.05)低下させることを示す事後解析結果を発表しました。尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)は、腎機能低下を伴う2型糖尿病患者におけるアルブミン尿症の指標です1。リナグリプチンは、成人2型糖尿病患者の血糖コントロールを目的に、食事療法と運動療法と共に、1日1回服用する錠剤です2。単独療法またはメトホルミンやメトホルミン+スルホニル尿素薬など他の糖尿病治療薬と併用療法で使用されます。

事後解析には、4つの24週間にわたるランダム化臨床試験が組み込まれ、糖尿病性腎症の標準治療である2種類の降圧薬-アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE)またはアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)のいずれかによる安定的な治療を受けている腎機能低下リスクの高い2型糖尿病患者227例が含まれました1。24週時点でプラセボと比べてHbA1c値を0.71%低下させるだけでなく、リナグリプチンはプラセボに比べて尿中アルブミン/クレアチニン比(UACR)を29%低下させました1。HbA1c値は糖尿病患者で、過去2~3カ月の血糖コントロールの指標です。

「2型糖尿病患者さんの約65%に腎機能低下リスクがあり、それによって治療選択肢が限定される可能性があるため、 この解析は重要です」と、ヘルシンキ大学中央病院(フィンランド)腎臓内科のPer Henrik Groop教授は述べました。「この解析では、リナグリプチンの治療を受けた患者さんにおいて、血糖値の改善と腎機能障害の徴候である尿中アルブミンの減少が示されました。私たちは2型糖尿病患者さんの治療時に腎機能低下を考慮することの重要性を認識しているため、この領域をさらに研究していきます」。

PR TIMES

トピックスRSS

ランキング