and factoryがこれまでの宿泊業界にはないビジネスモデルの客室設置型タブレットサービス「tabii(タビー)」を開発
PR TIMES / 2018年5月9日 11時1分
~月額利用費無料で客室価値向上と業務効率化を両立!将来的なIoTとの連携も設計したタブレットサービス~
and factory株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:小原崇幹 以下「and factory」)は、これまでの業界にはないビジネスモデルの客室設置型タブレットサービス「tabii(タビー)」を開発しました。サービスの本格的な全国展開に先立ち、実証実験として株式会社グリーンズ(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:松井清)の協力の下、国内3施設の約250室に導入しました。
「tabii」とは
「tabii」は、宿泊施設は月額無料で導入でき、宿泊者も無料で利用できる客室設置型タブレットサービスです。
ホテル館内の案内やその土地ならではのグルメ・観光情報、音楽・お笑いなどの動画コンテンツなど豊富なコンテンツを取り揃えており、宿泊者の目的や趣味に応じた楽しみ方が可能です。グルメ・観光情報のお気に入りスポットはQRコードを読み込んで個人携帯で情報を持ち出すこともでき、旅の楽しみを増幅させる情報提供やビジネストリップ中の気分転換などにも利用いただけるサービスで、様々な顧客層に対して【客室価値の向上】を図ることができます。
また導入施設は、宿泊約款や施設案内、各種お知らせを電子化することでコストカットを図れるだけでなく、これまで電話や対面で対応していた宿泊者からの問い合わせの多くを「tabii」内のQ&Aチャットボットや案内表示に置き換えることができ、施設のランニングコストを増やすことなく【業務効率化】を実現するものです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/14185/83/resize/d14185-83-955097-15.jpg ]
本サービスは、「tabii」内で広告運用を行うことで、宿泊施設の月額利用費を無料で提供することを実現し、利用者にもコスト負担をかけることなく両者にとってメリットあるコンテンツを提供できるモデルとなっています。これまでand factoryでは50以上もの自社アプリ開発と運用を手掛けており、その経験で培った独自のノウハウを活かしてサービスを成長させていきます。今回の実証実験では3カ月毎に現場の運用状況や収益状況および利用者の反応を分析し、早期の正式リリースを目指します。
「tabii」今後の展開
実証実験を通じて、宿泊施設と宿泊者の課題や要望のフィードバックを受け、宿泊施設の業務効率化や宿泊者の体験価値向上につながる機能やコンテンツの開発を行い、サービスを継続的に進化させていきます。
さらに「tabii」と当社の開発したIoTの集中管理システム「&IoT」や宿泊管理システム「innto」を連携させていくことで、未だかつてない横断的な宿泊施設の運営プラットフォームを構築します。この連携により、宿泊者の詳細な属性を判別した上での最適な広告配信やマーケティングビジネスは劇的に効率化され、宿泊体験価値やビジネス構造自体の進化を目指します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/14185/83/resize/d14185-83-667944-17.jpg ]
「tabii」開発の背景と目的
過去10年で訪日外国人客は3倍以上に急増するなど年間宿泊者数は年々増加しているのに対し、宿泊・飲食サービスの従事者数は10年以上大きな変動がなく(※)宿泊業界は人手不足が起きている産業の代表例と言われています。(※参考:総務省統計局「労働力調査(基本集計)」)そこで、宿泊の現場ではITの活用による業務効率化が必要とされています。さらに、宿泊施設の客室は宿泊約款や館内案内、ルームサービスが紙で部屋に置かれているなど依然多くの紙が残っており、また利用頻度の少ない内線電話機がテーブルの一部を占領しているなど、アナログな部分がまだ数多く残っています。
そこで、and factoryでは、客室設置型タブレットサービス「tabii」を開発し、業務効率化による人手不足の解消や、多様化する宿泊者の個別要望や増加する外国人観光客の課題に応え、【客室価値の向上】×【宿泊現場の業務効率化】を両立して実現します。
「tabii」の特徴
1.月額利用費無料
これまで多くのサービス導入で課題となっていた月額利用費が無料です。施設側としてはコスト負担なくtabiiのコンテンツ、機能を利用することができます。
2.宿泊者にとって有益なコンテンツの提供
宿泊者が気になる情報や、楽しんでもらえるコンテンツを提供し、サービス向上につなげます。
・飲食店、観光地案内
ホテル周辺のおすすめ飲食店をご案内します。一覧形式と、視覚的に位置関係が一目でわかる地図形式の両方に対応しています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/14185/83/resize/d14185-83-926588-16.jpg ]
・動画チャンネル
[画像4: https://prtimes.jp/i/14185/83/resize/d14185-83-656951-20.jpg ]
レジャーにお出かけの前やビジネス後など、すき間時間に好きな動画を手軽に楽しみいただけます。
3.宿泊施設の業務効率化につながる機能を搭載
これまで宿泊施設のスタッフが対応していたお客様対応業務を補完する機能を提供し、施設の業務効率化につなげます。
・Q&Aチャットボット
宿泊客と電話や対面で対応していたフロントへの問い合わせをチャットボットが代わりに答えることで業務負荷を削減します。
・多言語対応
インバウンドのお客さまにもご利用いただるよう、日本語、英語の2カ国語対応を予定しています。また今後は対応言語も増やして参ります
[画像5: https://prtimes.jp/i/14185/83/resize/d14185-83-859686-19.jpg ]
実証実験施設について
株式会社グリーンズグループの以下3施設にて実証実験を開始しています。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/14185/table/83_1.jpg ]
【株式会社グリーンズ 取締役 グリーンズホテルズ営業本部 本部長 長谷川 智英 氏 コメント】
「tabii」は、これまでのスマートデバイスを活用したアメニティのなかでお客様へ旅先での付加価値としてコンテンツ提供と、ホテルが情報発信することへの生産性向上の双方に魅力あるサービスであると考え、この度の実証実験に参画させていただきました。 どのようなフィードバックが得られるか非常に楽しみにしております。
and factoryについて
and factoryは、2016年8月に最先端のIoTデバイスを集結させ、近未来の空間を体験できるスマートホステル「&AND HOSTEL」の1号店を開業しました。現在では全国に5店舗展開しており2018年内に10店舗に増える予定です。また2018年3月には簡易宿所向け宿泊管理システム「innto」をリリースし、既に多くの施設にご利用いただいています。and factoryは宿泊領域に対し「IoT」×「テクノロジー」×「アイデア」を駆使してイノベーションを起こして参ります。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
宿泊施設コスト削減とフロントの無人化を目指す実証実験を開始
PR TIMES / 2024年9月17日 12時15分
-
【製品連携】「alie+ スマートホテル」のスマートロックと宿泊業向けSaaS「TOMARO+」が連携。
PR TIMES / 2024年9月12日 11時45分
-
チェックインSaaS「TOMARO+」、「alie+ スマートホテル」のスマートロックと連携開始
PR TIMES / 2024年9月12日 10時0分
-
アパートメントホテル「MIMARU」にて、Web3を活用した新たな旅行体験のための実証実験を開始
PR TIMES / 2024年9月10日 11時0分
-
日本初※1、ロボットがホテル館内を移動しながらチェックイン対応&多言語案内!スーパーホテルでホテルフロントサービスロボット『ClerkBot(開発コードネーム)』実証実験開始
@Press / 2024年9月3日 15時0分
ランキング
-
1ゆうちょ顧客情報を不正流用 日本郵便、かんぽの保険営業に
共同通信 / 2024年9月21日 18時30分
-
2「佐渡島の金山」世界遺産登録、経済効果585億円…政投銀が3年前の試算を上方修正
読売新聞 / 2024年9月21日 17時22分
-
3NYタイムズ「2番目に行くべき」効果か、盛岡市の外国人宿泊客数が前年比9・5倍
読売新聞 / 2024年9月21日 22時45分
-
4渋谷・おしゃれ飲食街の「インフレ」が進む"裏事情" 立ち飲みのワイン1杯1200円も躊躇なく飲む若者たち
東洋経済オンライン / 2024年9月21日 9時0分
-
5「100円マック」も今は昔 値上げしたマクドナルドなぜ好調? コスパ重視の客には500円台のセットで対応
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年9月22日 6時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください