全自動式地盤調査機iGP(R)、ベトナムダナンへ上陸!
PR TIMES / 2018年8月6日 12時1分
ベトナムでのスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)を用いた地盤調査開始へ
地盤ネットホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:山本 強、以下地盤ネットHD)の子会社、地盤ネット株式会社(以下 地盤ネット)は、ベトナムでの地盤調査によるデータ収集を開始すべく、地盤ネットが開発した全自動式地盤調査機iGP(R)を、7月20日、ベトナム中部の都市ダナンへ運び入れ、ベトナムでの戸建地盤調査を始めました。
■ベトナムで建物の不同沈下が多発
[画像1: https://prtimes.jp/i/20705/83/resize/d20705-83-184255-0.jpg ]
近年、ベトナムでは建物の不同沈下の事故が多発しております。
(http://open_jicareport.jica.go.jp/610/610/610_123_12261186.html JICAベトナム国軟弱地盤地域におけるTNF工法普及に向けた案件化調査より)
ベトナムでは3階建て以上の大きな建物でしか地盤調査は行われておらず、調査方法も費用と日数がかかるボーリング調査によるものが現状です。さらに、ボーリング調査等を行った3階建て以上の住宅でさえも、右写真のような不同沈下が発生している状況です。
■全自動式地盤調査機iGP(R)によるベトナムでの地盤データ収集
今回、地盤ネットで開発したiGP(R)がベトナム中部の中心都市であるダナン市に上陸致しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/20705/83/resize/d20705-83-996146-1.jpg ]
地盤トラブルの多い日本で基準化された一つの方法である、スウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)は、ボーリング調査より安価で土地の4隅と中央の計5点の連続的なデータが得られることが特徴的且つ、小型軽量の実用性の高い機械ですが、ベトナムの住宅建築の際には、導入されていません。今後、ベトナムで主流なボーリング調査ではなく、SWS試験による戸建て住宅向けの地盤調査を行い、地盤調査データの検証による不同沈下対策、今後のベトナムでの住宅事業進出を進めていきます。
今後はベトナム全土へ調査対象を広げ、地盤調査データの収集に加えて、各種地盤データを集約していくことで、将来的には地盤安心マッププロ(R)(地盤ネット開発商品:その土地の災害リスク情報の見える化した地図)を作成し、ベトナム全土の災害リスクの見える化を視野に進めていきます。
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