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米糠由来植物ステロールエステルの美容機能に関する研究成果を論文発表

PR TIMES / 2023年3月7日 16時15分

築野グループ株式会社(本社:和歌山県伊都郡 代表取締役社長 築野富美 https://www.tsuno.co.jp/)は、米糠から抽出した植物ステロールエステルの美容に対する機能性に関する研究成果を発表し、その内容が学術誌「Journal of Food Science and Nutrition Research」に掲載されました。



■掲 載 誌: Journal of Food Science and Nutrition Research (2023)Volume 6 Issue 1 p17-23

■Skin Improvement Effects of Phytosterol Ester Derived from Rice Bran
―米ぬか由来の植物ステロールエステルの皮膚への有効性―
[画像: https://prtimes.jp/i/27263/83/resize/d27263-83-4e66a51eebe7a0c895e7-1.jpg ]



内容
・ヒアルロン酸産生促進:お肌の潤い保持に重要なヒアルロン酸。培養真皮細胞にてヒアルロン酸産生合成酵素(HAS-2)の遺伝子発現とヒアルロン酸産生を測定し、植物ステロールエステルを添加することでヒアルロン酸産生能が上昇することが示されました。

・III型コラーゲン産生促進:コラーゲンの1種であるIII型コラーゲンは、ベビーコラーゲンとも呼ばれ、年齢とともに減少するコラーゲンです。植物ステロールエステルは、このIII型コラーゲンの遺伝子発現およびIII型コラーゲンの産生を促進する事が示されました。

・皮膚バリア機能の改善効果:ヒトボランティア試験において、植物ステロールエステル配合クリームとプラセボクリームを顔面に12週間塗布し、皮膚バリア機能の指標のである経皮水分蒸散量を測定した結果、植物ステロールエステル配合クリーム塗布群において、経皮水分蒸散量が有意に減少しました。よってヒトでも実際に水分の保持能力や肌の回復能力が向上したことが示されました。

・顔の赤みや毛穴悩みの改善:画像解析装置で算出された顔面の赤みスコアにおいて8週目に有意な減少がみられました。また、使用感を調査するアンケートにおいて毛穴の悩みが改善されたことが示されました。植物ステロールエステル配合クリームの塗布によって、炎症などによる肌の悩みを改善する効果が明らかとなりました。

・シワの改善効果:ヒトボランティア試験において、画像解析装置を用いてシワスコアを算出しました。40‐50代の被験者においてシワスコアが4週目で有意に減少しました。40-50代はシワの気になり始める世代であり、シワの悩みについても植物ステロールエステルの効果が示されました。


【築野グループ株式会社の事業概要】

わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。

設 立: 昭和22年2月1日
代表者:代表取締役社長 築野富美
U R L :https://www.tsuno.co.jp/

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