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国内最大規模の腸内細菌叢匿名加工情報を提供する「Cykinsoデータ分譲サービス」提供可能データ数が約6倍の56,312検体に拡大し、腸内細菌叢データによるビジネス支援を推進

PR TIMES / 2024年3月22日 11時45分

乳幼児の発育や女性の周産期、サプリメント服用歴など、新たな項目も追加し研究からマーケティングまで幅広い用途に対応。食品メーカー、サプリメントメーカーなど、アカデミアだけでなく事業会社の利用も拡大

株式会社サイキンソー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:沢井 悠、以下サイキンソー)は、企業やアカデミアに対し、腸内細菌叢の匿名加工情報を提供することで研究を支援する「Cykinsoデータ分譲サービス」の検体数が大幅に拡大したことをお知らせいたします。2023年1月のサービス開始時は9,147検体でしたが、2024年1月から約6倍の56,312検体に拡大し、医療やヘルスケアのみならず多様な業種に展開していきます。また、匿名加工情報の項目も増設し、乳幼児の発育や女性の周産期、サプリメント服用歴に関する項目を追加するなど、幅広いニーズに応えることで腸内細菌叢データの産業面での利活用も推進していきます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/15042/84/resize/d15042-84-c52faf27ca03592171d5-0.png ]

提供データ数拡大の背景


サイキンソーは、自宅で手軽に受けることができる個人向け腸内フローラ検査サービス「マイキンソー(Mykinso)」を提供しており、検査を介して蓄積してきた健常人の腸内細菌叢ビッグデータは国内最大規模の約10万検体を誇ります。これら健常人の腸内細菌叢ビッグデータは、医学研究において病歴・疾患歴を抱える患者検体との対照群としての活用が期待されることから、2024年1月より匿名加工化した情報を提供できるサービス「Cykinsoデータ分譲サービス」を開始いたしました。サービスの開始以降、大学病院を中心に引き合いをいただき、医学研究における血液腫瘍や脳神経疾患といった様々な研究領域で活用され、複数の論文発表に貢献してきました。

一方で、腸内細菌叢は食事や生活習慣の影響を強く受けることから、医学やヘルスケアに留まらず食品分野でもニーズが高まっており、食品の臨床試験やマーケティングのエビデンスとしての活用が期待されています。そこで、様々な業界の期待に応えつつ、腸内細菌叢データによるビジネス支援を推進すべく、提供できる検体数と項目の増設を決定いたしました。

「Cykinsoデータ分譲サービス」の概要


「Cykinsoデータ分譲サービス」は、サイキンソーが保有する匿名加工情報を研究、調査、マーケティング等、様々な目的に応じて提供するデータ提供サービスです。属性や既往歴情報でスクリーニングした腸内細菌叢情報と生活習慣情報を掛け合わせて、特定の食習慣パターンごとの腸内環境(多様性、細菌組成)をシミュレーションすることができます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/15042/84/resize/d15042-84-05638c8ae0df98080f4b-1.png ]

■匿名加工情報について
当社が保有する以下の項目の情報につき、特定の個人を識別すること、および作成に用いる個人情報を復元することができないよう、適切な保護措置を講じたうえで匿名加工情報として作成したものとなります。

【分譲可能なデータの項目】
1. 腸内細菌叢情報:細菌の菌名およびその存在割合、多様性指数、エンテロタイプ
2. 属性情報:性別、年代(10歳刻み)、体格指数(5カテゴリに分類)
3. 生活習慣情報:Mykinso質問票の一部項目
匿名加工情報の作成、提供に関しては以下をご覧ください。
https://cykinso.co.jp/anonymous-data

■サービスに関するお問い合わせ
腸内細菌叢の匿名加工情報についての詳細やサンプルデータセットをご希望の場合は、下記お問い合わせ窓内までご連絡ください。
株式会社サイキンソー 事業開発室
[電話]03-5309-2522 [メール]cykinso_databank@cykinso.co.jp

利用実績


これまで、匿名加工情報のデータ分譲サービスを通して、医学・ヘルスケア・食品分野の事業者様の研究課題やマーケティング課題の解決に貢献して参りました。今後も、腸内細菌叢データによって、より多くの事業者様のネクストアクションや意思決定に貢献し、ビジネスの成長に繋がるサービスとして展開して参ります。

【主な研究実績】
・大阪大学大学院 医学系研究科 脳神経外科 Dysbiosis of Gut Microbiome Is Associated With Rupture of Cerebral Aneurysms https://doi.org/10.1161/STROKEAHA.121.034792
・東北大学病院 血液内科・リウマチ膠原病内科 Common dysbiosis features between patients of different social environments in Takayasu arteritis https://doi.org/10.1002/art.42438

【食品分野における利用実績】
・食品メーカー様
自社商品の競合優位性を調査する目的のもと、食品の摂取頻度と腸内細菌叢の関連性に魅力を感じていただき、主力商品が含まれる食事を摂取している群とそうでない群のデータを納品いたしました。既往歴やライフスタイル、デモグラフィックなどの項目を調整し、様々な角度から菌叢データを分析することで商品開発に活かしていただいています。

・サプリメントメーカー様
新規事業開発に向けた探索の目的で、あるパラメータに対して腸内細菌叢や生活習慣がどのように変化するかを確認するため、性年代で層別化したデータを納品いたしました。

マイキンソー(Mykinso)利用者の皆様へ


Cykinsoデータ分譲サービスは、腸内フローラ検査マイキンソーを受検いただいた利用者様の協力に支えられています。商品開発を担当するプロダクトマネージャーの桐山より、利用者様へ以下の通りコメントを預かりました。

「このたび、Cykinsoデータ分譲サービスを拡大することができたのは、マイキンソーをご利用してくださった皆様のおかげです。この場をお借りして感謝申し上げます。Cykinsoデータ分譲サービスは、マイキンソーの利用者のうち、検査を受検してくださった方のデータを対象に、大切な個人情報が保護されるように、厳格なルールや運用体制を構築の上、サービスを提供しています。今回のサービス拡大を通して、健康につながる新しい研究や商品が世の中にさらに増えて、最終的にはマイキンソーの利用者にも還元されることを期待しています。これからも弊社の掲げる「細菌叢で人々を健康に」という理念に一歩ずつ近づいていきたいと思います。」

株式会社サイキンソー プロダクトマネージャー 桐山 洋平

マイキンソー(Mykinso)について


[画像3: https://prtimes.jp/i/15042/84/resize/d15042-84-bb6cfd6cbcec597aff1d-2.png ]

自宅で誰でも簡単にできる腸内フローラ(腸内細菌叢)検査サービス。腸内フローラの良し悪しを5段階で評価する「腸内フローラ総合判定」の搭載に加え、ビフィズス菌や乳酸産生菌、酪酸産生菌、エクオール産生菌などの有用菌、肥満や大腸がんのリスクに関係がある要注意菌など10項目が確認できます。加えて、菌の項目に合わせて腸内環境を改善するためのアドバイスもお伝えします。全国 1,200 件以上の医療機関で受けられる「マイキンソー プロ(Mykinso Pro)」や乳幼児に特化した検査サービス「マイキンソー キッズ(Mykinso キッズ)」も展開しています。

[WEB]https://mykinso.com/
[紹介動画]https://youtu.be/GtIxFi92RFA

会社概要


「細菌叢で人々を健康に」を企業理念に掲げ、腸内フローラをはじめとする常在細菌叢と心身の健康・疾患リスクとの関連を解明し、全ての人々の日常に個別最適な解を提供することで、誰もが自然と健康になれる社会を目指しています。その一環として、腸内環境の状態を把握することが健康維持・増進に繋がるとの考えから、自宅で手軽にできる腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」を開発しました。日本人の大規模な菌叢データベースと高度なデータサイエンス技術を活用し、検査サービスの拡張やOEM開発、システム構築支援、匿名加工情報の研究利活用推進など、菌叢データに基づく事業を多角的に展開しています。

・会社名:株式会社サイキンソー
・設立 :2014年11月19日
・所在地:東京都渋谷区代々木 1-36-1 オダカビル2階
・代表者:代表取締役 沢井 悠
・主な共同研究先:大阪大学微生物病研究所
・HP :https://cykinso.co.jp/

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