IdeinとKSY、リアル空間のデータ化を手軽に始められるパッケージを提供開始

「カメラとセンサーが一体型のRaspberry Pi」と「運用・サポート」のセット提供でエッジAIの社会実装を支援



エッジAIプラットフォーム「Actcast」を運営するIdein株式会社（読み：イデイン、本社：東京都千代田区、代表取締役：中村 晃一）は、Raspberry Pi（通称：ラズパイ）の国内正規販売代理店である株式会社ケイエスワイ（本社：東京都台東区、代表取締役：山下 慎二、以下 KSY）と共同で、Raspberry PiにActcastの運用・サポートサービスを組み合わせた商品「Pi4 AI運用 スタートキット for Actcast」の販売を開始しました。
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Pi4 AI運用スタートキット for Actcast

本商品は、付属のエッジデバイスを使い、人数や温湿度などの各種データを簡単な操作だけで取得・可視化できます。また、遠隔運用に必須なプラットフォームサービスの30日間の無償利用もセットで付いているため、エッジAIを手軽に開始できるだけでなく、本番運用も見据えた体験のできる点が特長です。具体的には商品到着後に「１.各種初期設定（ユーザー登録、ネットワーク設定、OSインストール、AIアプリ選択）」「２.現場へのデバイス設置」のみで利用が開始できます。

＜商品構成＞
構成内の2～6、9、10は組み立て済みの状態です。
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/26271/table/84_1_c4050a2f75cb2780f8842394b26180f9.jpg ]
※ご利用には専用サイトにて事前登録が必要です

＜取得できる情報＞
同梱のカメラにAIアプリをインストールすることで次のような情報を取得できるほか、取得したデータは専用のダッシュボードですぐに可視化されます。
・人数
・人の推定属性（性別・年齢）
また、マルチセンサー「HAT」を用いて温湿度や照度、気圧等の情報を取得できます。キット以外にキーボード、マウス、モニターをご用意いただくだけで、ビジネスの課題解決に向けた取り組みをスピード感をもって始めることが可能です。
さらに、エッジデバイスの現場への設置後は、エッジAIプラットフォーム「Actcast」の管理画面を通して遠隔によるデバイス管理（ファームウェアアップデート、アプリ入替え、稼働監視など）が行えます。デバイスの元へ直接出向くことなくデバイス管理が可能なため、遠隔地への設置にも安心してご利用いただけます。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26271/84/26271-84-68a6d75d100dec59cc04f16e2d3dc1a5-2146x2700.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ダッシュボードのイメージ

＜サポート内容＞
本商品の購入者向けに各種相談窓口を開設しております。技術面や社会実装上の懸念点などを気軽にご相談いただけます。その他、利用企業様に即した類似事例やユースケースなどもご案内可能です。

＜販売価格＞
38,500円（税込）※送料無料

＜販売方法＞
ケイエスワイ運営オンラインショップ「Raspberry Pi Shop by KSY」

商品ページ

■「Pi4 AI運用 スタートキット for Actcast」提供の背景
近年のAIの急速な進化を受けて、国内においても業務へのAI活用を検討する企業が増えています。しかし、何から手を付ければよいかお悩みの企業や、過去にAI導入に取り組んだものの、コストや運用ハードルの高さからAI活用を諦めた企業が少なくありません。

こうした課題を解決するために、AI/IoTに関する専門的な知見を有するIdeinとKSYは、安価な汎用デバイスであるRaspberry Piと、Raspberry Piに対応するエッジAIプラットフォーム「Actcast」の運用・サポートサービスを組み合わせて企業に提供することで、AIの社会実装を後押しします。

本商品の特長は、下図に示す通りデバイスの提供にとどまらずAI実装を実現するまでの工程をサポートすることです。これにより、つまずきやすいとされる3つの課題を解決し、AIの社会実装を推進できると考えています。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/26271/table/84_2_3c0b9acbe56803d8319d55bae02058a9.jpg ]
AIは、形式的に技術導入をすることがゴールになってしまい、本来の目的であるデータ利活用や導入効果の創出へ向けた取り組みが手薄になるケースも見受けられますが、本商品はAI導入の本来目的の検討に集中できる設計になっています。本商品がAI導入・運用の成功体験を創出することで、将来的に多くの企業がより本格的なAI導入に取り組み、日本におけるAIの社会実装が加速する一助になればと考えています。
■エッジAIプラットフォーム「Actcast」について
Actcastは、AIソリューション開発企業向けのプラットフォームサービスです。AIソリューションの社会実装に共通して必要なインフラ部分にActcastをご利用いただくことで、AIカメラやAIマイクなどを活用した様々なAIサービスの「低価格・迅速・大規模」な導入を実現します。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/26271/84/26271-84-3be23dbf5fe44d3328136cba1796cfe2-1280x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
エッジAIプラットフォーム「Actcast」

＜「Actcast」のその他の特長＞
- カメラ、マイク、温度計などを搭載したセンシングデバイスを使用して、リアル空間のあらゆる情報を収集・活用できます
- リモートで大量のデバイスの管理・運用ができます
- 登録台数は累計で16,000台を超えており、本導入・大規模運用の実績が豊富にあります
- 170社を超える様々な業界のパートナー企業と強固なエコシステムを形成しています
- エッジAIは必要最低限の情報だけをクラウドへ送るため、プライバシー・機密情報に配慮しながら利用できます
- 高度なAI解析を小型で安価な汎用デバイスで実行できるため、デバイスのコストを大幅に削減できます
- Idein独自の高速化技術により、AIモデルを軽量化することなく最先端のAI解析ができます

■Idein株式会社 概要
安価な汎用デバイス上での深層学習推論の高速化を実現した、世界にも類を見ない高い技術力を有するスタートアップです。当該技術を用いたエッジAIによる現場データ収集プラットフォーム「Actcast」を開発し、実用的なAI/IoTシステムを開発・導入・活用する開発者及び事業会社へのサービス提供を行っております。今後もパートナー企業と共に、AI/IoTシステムの普及に貢献してまいります。「実世界のあらゆる情報をソフトウェアで扱えるようにする」をミッションに掲げ、日本国内では経済産業省 J-Startup選定をはじめ、日本経済新聞社 NEXTユニコーン企業にも選ばれています。英Arm社のAI Partnerや、米NVIDIA社のInception Program Partnerに選定されるなど、海外でも高く評価いただいています。

【設立日】 2015年4月7日
【代表者】 代表取締役 中村 晃一
【所在地】 東京都千代田区神田神保町1-4-13
【事業内容】 Actcast事業（エッジAIプラットフォームの開発・運営）、
　　　　　　 共同研究開発事業（次世代自動車開発での協業等）
コーポレートサイト
■株式会社ケイエスワイ 概要
Raspberry Pi財団の正規代理店としてラズパイ全シリーズ及び周辺機器を取り扱っています。放熱ケースや専用拡張基板など、多くの産業案件に携わった経験から生まれたKSYオリジナル製品も多彩に展開！開発・製造などの組込案件にも少量～大口の量産問わず柔軟に対応します。「ものづくりを支援する」をモットーに、皆様との繋がりを大切に、ご要望に応え、製造から保守運用までをワンストップで提供している会社です。

【設立日】1998年3月
【代表者】代表取締役 山下 慎二
【所在地】東京都台東区三筋1-17-10 本多ビル6階
【事業内容】電子部品の製造及び販売、家庭用電気製品部品の製造及び販売、
　　　　　　電子部品の輸入及び輸出業務
コーポレートサイト

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