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仙台初!保育園運営のフローレンス、「ほいくえん子ども食堂」をオープン。

PR TIMES / 2019年9月4日 4時40分

保育園が「子ども食堂」を運営する強みを活かし、孤食を防いで親子にあたたかいごはんを。地域に新しいコミュニティの場を。



<ひろがる地域コミュニティの核「子ども食堂」が保育園と相性の良い理由>

[画像1: https://prtimes.jp/i/28029/84/resize/d28029-84-377590-0.jpg ]


8/25(日)に仙台市青葉区内の「おうち保育園かしわぎ」にて、仙台エリア初となる「ほいくえん子ども食堂」がオープンしました。

保育園内での子ども食堂のオープンは仙台エリアでは初めての取り組みです。
保育園との連携により親子に自然なかたちで伴走できるサポートシステムとして、また親子と地域住民をつなぐ多様な交流機会の場作りとして、機能していくことを目指します。

当日は満員御礼となる約30名のご家族、地域の皆さんが「ほいくえん子ども食堂」を訪れ、あたたかいごはんを囲んで団らんの時間を過ごしました。

当日は唐揚げ(タルタルソースとおろしソース)、ナスとピーマンの煮浸し、味噌汁、デザートのスイカというメニューで、お子さんには無料で、保護者には300円にて提供されました。

日頃「おうち保育園」で給食づくりを担当する調理スタッフと、保育スタッフが協力して腕を振るいました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/28029/84/resize/d28029-84-940028-1.jpg ]


町内会や子育て支援団体が主催する「子ども食堂」は全国に多くありますが、こどもが安全に遊べるスペースがあり、子育ての専門家である保育士がいて、つくりたての食事が提供できる給食室を備えた『保育園』と、子ども食堂とは非常に相性がよいのでは、と考えました。

当日出会った子どもたち同士でお絵かきや風船遊びをしたり、みんなで紙芝居に熱中したり、保護者やご近所同士が日頃の子育てについての雑談を交わすなど、老若男女、世代を超えた交流を楽しんでいらっしゃいました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/28029/84/resize/d28029-84-571754-2.jpg ]


参加者の方々からは「ごはんがとても美味しかった」、「リラックスできてすごく楽しかった、また来たい」といった声をいただき、保育士、調理スタッフら運営スタッフ一同にも沢山の笑顔が溢れました。


<「子どもの貧困」と「孤食」の問題 >

今回の「ほいくえん子ども食堂」オープンの背景には、いくつかの社会課題がありました。

「子どもの貧困」と「孤食」という言葉をみなさんご存知でしょうか。

現在の日本では「7人に1人」の子どもが貧困状態にあると言われています※1。
これは先進国の中でも最低水準の数値であり、毎日三食ちゃんとした食事を摂ることが困難な子どもが多く存在することを示しています。

[画像4: https://prtimes.jp/i/28029/84/resize/d28029-84-271088-3.jpg ]


また一方では、共働きで両親とも忙しく働く家庭が増え、子ども達も塾や習いごとで毎日が忙しく、皆で食卓を囲む団らんの時間が少なくなってきています。
そのために、家族が別々にご飯を食べる「孤食」の問題が生じたり、子ども達のために栄養バランスの良い食事を作ったりしたいけれど、仕事に追われてついつい外食やコンビニ等で食事を済ませるといった機会も多くなってきています。

このように社会のあり方が変化し、家族みんなで手作りの食卓を囲む団らんの時間が減少していることが、子ども達の発達や成長、親子の関係に少なからず影響をもたらす可能性があります。

さまざまな背景をもつ子どもたちが家族以外の近隣エリアの大人や同年齢・異年齢の子どもたちと繋がることで、地域社会みんなで子どもを育むことができます。
[画像5: https://prtimes.jp/i/28029/84/resize/d28029-84-943448-4.jpg ]


子育てと親支援の専門家である保育士が常駐する「保育園」が地域に開かれることで、保護者も子どもも、悩みや困ったことがあった時に誰かに相談できる場、また、ちょっと疲れた時にほっとできる場となることができます。

「ほいくえん子ども食堂」は保育園ならではの特性を活かし、地域ソーシャルワークの窓口として機能していくことをイメージしています。
※1 厚生労働省「国民生活基礎調査」より

<「ほいくえん子ども食堂」であたたかいごはんと憩いの場を>

こうした現状に対して、近年「子ども食堂」の取り組みが全国的に活発になってきています。

子ども食堂とは子どもとその保護者、あるいは地域の人々に対して無料または低料金で栄養価の高い食事とコミュニティの場を提供するために行われている社会活動です。

現在では全国で3,700ヶ所にものぼり、運営主体は地域住民や企業などさまざま。

注目され始めたのは2012年ごろ、近年は自治体をあげて取り組む事例も多く、子どもや保護者、さらには地域住民もアクセスできる地域共生社会のインフラになろうとしています。

仙台市でもこうしたトレンドは例外ではなく、子ども食堂への注目度が高まる中で、今回フローレンスでは仙台市内で運営する3つの保育園「おうち保育園かしわぎ」「おうち保育園こうとう台」「おうち保育園木町どおり」を拠点に、「ほいくえん子ども食堂」をスタートしました。


日々の慌ただしさから、つい後回しになってしまいがちな「食事」と「団らん」を地域のみんなで共にし、たくさんの地域住民が子どもたちを見守り、子育てをサポートしあう場所を作りたい。そんな想いを胸に、フローレンスは「ほいくえん子ども食堂」の運営に取り組んでいきます。

みんながお腹いっぱいになって、笑顔で明日を迎えられる「ほいくえん子ども食堂」、ぜひお気軽にお越しください。
★今後のスケジュール・参加お申し込みは下記をご覧の上、お気軽にご連絡ください。
https://drive.google.com/open?id=1cFSBk2sHAptXJn7EYATtyntC8HPx5cpA


<「保育園」を親子のセーフティネットにしたい>

東京都内と仙台市に18の保育園を運営するフローレンスでは、今回の「ほいくえん子ども食堂」に先駆けた取り組みとして、2018年より「保育ソーシャルワーク」を始めています。

[画像6: https://prtimes.jp/i/28029/84/resize/d28029-84-569609-5.png ]


保育園や幼稚園、小学校、学童クラブ、そうした場所は、毎日保護者やお子さんに専門性を備えたスタッフがフェイス・トゥ・フェイスで接することができる場所です。
保護者が抱える子育ての悩みや困難、また子どもの様子からリスクに早い段階で気づき、もっとも早く支援が必要な家庭にアクセスできる窓口となることができます。

フローレンスの「保育ソーシャルワーク」は、保育園にそうした支援のための専門スタッフ(保育ソーシャルワーカー)を配置し、巡回などを通して園との連携と情報の共有を行っています。

今回始まった「ほいくえん子ども食堂」は、孤独な子育てを予防し、子どもの孤食を減らして地域社会みんなで子どもたちを見守れるゆるやかなシステムとして機能していきます。
保育ソーシャルワークともあわせて、地域コミュニティの核として「保育園」ができることを模索していきます。

※なお、今回「ほいくえん子ども食堂」に食材の提供をしてくださったのは、支援企業である「コストコホールセールジャパン株式会社」です。

コストコホールセールジャパン株式会社には、フローレンスの事業支援への寄付と各施設への食材・物品等の提供をいただいています。

[画像7: https://prtimes.jp/i/28029/84/resize/d28029-84-756435-6.png ]



<お問い合わせ先>
おうち保育園かしわぎ園入園説明会・園見学について
https://pro.form-mailer.jp/fms/4d3bd64a112562

おうち保育園木町 一時預かり(保育)ご利用について
https://mirai.florence.or.jp/news/8861/

フローレンスの「ほいくえん子ども食堂」「保育ソーシャルワーク」活動の応援について
https://florence.or.jp/will-donate/monthly/#section12

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