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優良なリノベーションの品質基準を満たす『R住宅』発行件数は、2023年度6,383件、15年で累計7.4万件突破

PR TIMES / 2024年6月21日 11時15分

築41年以上の首都圏中古マンション成約のうち、約23.4%に相当



 一般社団法人リノベーション協議会(東京都中央区・理事長:山本卓也)は、優良なリノベーションの品質基準を満たす「適合リノベーション住宅(以下、「R住宅」(読み:アールジュウタク)」の発行件数が2023年度は6,383件となり、累計で74,915件となったこと、および「R住宅」発行件数企業ランキングを報告いたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8586/85/8586-85-99279badb6f459d1b95667ce38625389-2380x803.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2023受賞作品より、リノベーション住宅事例イメージ

 公益財団法人東日本不動産流通機構によると、2023年度における首都圏中古マンションの成約件数は36,595件(前年度比103.4%)で、7年連続で新築マンション供給数を上回りました。そのような中、2023年度の「R住宅」の発行件数は全国で6,383件(前年度比113.5%)となり、大幅に前年を上回り過去3年の中で最大となりました。累計では、2009年より15年で、74,915件となっています。【図1】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8586/85/8586-85-66d713b6076529b5620c7d495038457a-1162x572.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図1

■ 築年数別発行件数について
 築年数別発行件数は、全体の約半数が築31年以上という内訳でした。近年、首都圏中古マンション市場におけるマンションの平均築年数にて、築40年以上の比率の拡大が指摘されています(※2)が、『R住宅』発行件数についても、今年度発行件数のうち築41年以上の事例が24.5%を占め、これは築41年以上の首都圏中古マンション成約約6,587件(※3)のうち約23.4%に相当するものでした。
※2:東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2023年)|中古マンション成約物件、築40年超の比率は全体の18%
※3:首都圏中古マンション成約戸数における築41年以上の戸数は、東日本不動産流通機構による2023年度の「首都圏成約数36,595件×築41年
以上比率18.0%=約6,587件」と推計
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8586/85/8586-85-0b6948f44256dc77962ecd14656a8f99-982x867.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図2

■ エリア別発行件数について
 エリア別の発行件数は首都圏が最も多く、75.4%を占めました。次いで関西が8.0%、東海が4.9%、その他のエリアが11.8%発行されています。【図3】
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8586/85/8586-85-eff013f48e42b662bbf942e77f5bd214-986x840.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図3


■ R住宅発行件数ランキングについて
 大京穴吹不動産が1,260件発行し、全国最多となりました。次いでインテリックスが1,096件で2位に、エフステージが900件で3位となりました。上位4社は全て買取再販型の事業を主体とした企業が占めました。
 請負型ではリノベるが299件で最多となり、次いでgrooveagentが97件で2位に、シンプルハウスが45件で3位となりました。リアルは東海、シンプルハウスは関西の各エリアで唯一上位20位に入りました。【図4】
 また、全体での主な事業種別の割合としては、買取再販が91.2%、請負が8.8%でした。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8586/85/8586-85-61970ee559dad3b8028e4b31f8b8a5d8-767x577.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
図4



 東日本不動産流通機構によると、首都圏中古マンション新規登録の平均築年数は29.41年(前年度28.16年)と経年化が進んでいます。 また、リノベーションは、建替え新築に比べCO2排出量や廃棄物排出量を大幅に削減でき(※1)、脱炭素社会におけるソリューションの一つであることが確認されています。経年化の進行や脱炭素社会実現に向けて、今後益々ニーズが高まっていくことが考えられます。
 リノベーション協議会は、今後も優良なリノベーション住宅の普及浸透を推進し、既存住宅流通の活性化に寄与してまいります。そして、リノベーションによる既存住宅の性能や価値の再生・向上によって、住まいを求める人が「自分らしく」「無理なく」「自由に」住まい選びが出来る市場をつくり、地球環境にやさしく、真に豊かな暮らしの実現に寄与してまいります。
※4:リノベーションでCO2排出量を76%、廃棄物排出量を96%削減。出典:『リノベーションによる二酸化炭素排出量および廃棄物排出量の削減効果』(リノベる・金沢工業大学 佐藤考一研究室・国士舘大学 朝吹香菜子研究室)
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/8586/85/8586-85-00d4a8474355f15008ed6de21bb23055-1071x497.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


一般社団法人リノベーション協議会について
 消費者が安心して既存住宅を選べる市場をつくり、既存住宅の流通を活性化させることを目的に、2009年7月に発足したリノベーション業界団体です。現在、業界・業種の枠を超えた773社(正会員574社、賛助会員181社、特別会員5名・9法人・4自治体)が参画し、優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅」を定め、建物タイプ別に品質基準を設定、普及浸透を推進しています。区分所有マンション専有部に関する品質基準を満たす「R1住宅(アールワンジュウタク)」、区分所有マンション共用部も含む品質基準「R3住宅(アールスリージュウタク)」、戸建住宅の品質基準「R5住宅(アールファイブジュウタク)」が運用されており、適合リノベーション住宅発行件数は、累計74,918件(2024年3月31日現在)。2022年6月からは、R1住宅エコ基準も運用開始し、地球環境にもやさしいリノベーションの普及を目指します。
 また、本年より中古住宅流通とリノベーションの提供に必要な知識を総合的に学ぶことができる新たな資格制度「リノベーションコーディネーター資格制度」を創設。リノベーション業界に関わる人材の知識や技術の底上げや、他業界からの転職、新卒採用等、採用機会の拡大や人材定着につなげ、中古住宅の流通とリノベーションの活性化に寄与してまいります。
http://www.renovation.or.jp/

名称  :一般社団法人リノベーション協議会
理事長 :山本 卓也
設立  :平成21 年5月20日
住所  : 東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル13階

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